金属製モデルガンの売買について STGA通達文書

STGA(全日本トイガン安全協会)より、金属製モデルガンの売買についての通達文書の転載許可を頂いたのでこちらに掲載いたします。
本文書はエアガンではなくて、モデルガンの売買についてとなります。

簡単に要約しますと、古い金属製モデルガンは銃刀法に対応していないので売り買いしないでね、
規制に対応した金属製モデルガンには当該マークが付いているので判断基準としてね。
という事になります。

令和2年4月20日

モデルガン愛好者
モデルガン販売店
STGA販売者正会員 各位

STGA 全日本トイガン安全協会
小林理事兼技術委員長
TEL:048-257-0110

<中古品金属製モデルガンの売買は法律違反に注意をしましょう>

 金属製モデルガンは、1977年(昭和52年)銃刀法で規制強化されました。
銃刀法第17条の3(模擬銃器に該当しないもの)として、法第22条の3第1項では、銃砲に改造することが著しく困難なものとして総理府令で定める方法でつくられたものは、この限りではないと定めています。即ち、「おもちゃの金属製モデルガン」です。
業界団体では1977年以後、自主規制で法律に適合した製品の銃本体にはsmG」マークを刻印し、現在でも製造・販売をしています。

<売ったり買ったりすることが出来る金属製モデルガン>

 smGマークが刻印された全ての製品(長銃タイプ&けん銃タイプ)は法に適合(注、マルシン工業は2007年以後の製品には「STGA」マークの刻印も含む)しており、これらの製品は、安心して売ったり買ったりすることが出来ます。

<売ったり買ったりすること出来ない金属製モデルガン>

 銃刀法が規制強化された1977年以前に、製造・販売された全ての金属製モデルガン(長銃タイプ&けん銃タイプ)で、銃本体に「sm」マーク、「smⅡ」マーク、「sm2」マーク、「smマークなし」など、何れかに該当する金属製モデルガンは売ったり買ったりすることが出来ません法律で禁止されています。
*違法な売買をすると1年以下の懲役または30万以下の罰金が処されます。

●STGAでは、皆さま方が知らない内に法律違反をしないよう、自己責任に於いて「モデルガンショップ」、「ヤフオク」、「メルカリ」、「ラクマ」他のネットショップで「smGマーク以外の違法品」の出品は絶対に止めてください、と注意喚起をいたします。                                 以上