ショットショー2017 in ラスベガス　パート9

[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5]
[パート6] [パート7] [パート8] [パート9] [パート10]

Tory

アメリカの銃器メーカーTroy。

MY SERVICE RIFLEというシリーズで何とも懐かしいラインアップを新商品ととしてリリースしていた。

まずはXM177E2(上)と、GAU-5/A/A(下)。ベトナム戦争期に使われていたM16系のショートカービン。
空軍仕様のGAU-5にはボルトフォアードアシストノブがない。12.5インチバレルに固定されたフラッシュハイダーが付き、16インチバレル規制をクリア。

ストックはアルミ製の初期型タイプで2ポジション。

刻印はこんな感じ
レシーバーの刻印。さすがにCOLTの刻印にはならないか。しかし固定キャリングハンドルや古い樹脂製のA1グリップなどは抜群の雰囲気。

GUU-5/P CARBINE。こちらは樹脂製の伸縮ストックが付いている。バレル長は16インチ。ストックレスのピストルバージョンもある。

M16A2 SFOD-D Carbine。いわゆるM727 アブダビカービンスタイル。14.9インチバレルに固定式のA2ハイダーで16インチとなっている。

予備マガジンホルダーが付いていた。

MARK12 MOD1。映画『ローンサバイバー』に出てきたあのモデルを再現!! みたいなライフル。やっぱりアメリカでもナム戦ごっことか、ブラックホークダウンごっことか、ロンサバごっことかワナビーに人気の銃は売れるみたい。

THE TROY RESPONDER。12.3インチバレル、M-LOKのBattleRail、トマホークストック、3プロングハイダー、SOCCセレクターレバーなどが付く。

M7A1 PDW。 7.5インチバレル、7.2" Battlerail、クレイモアマズルブレーキ、トマホークショートストック、SOCCセレクターレバーが付く。

Remington

RP9
RP9。レミントンのストライカー式ポリマーフレームオート。

口径9mm、4.5インチバレル、装弾数18+1、重量748.4g。MSRPは$489とリーズナブル。

上からCSR(Conselable Sniper Rifle)、M2010、PSR(Precision Sniper Rifle)。

上からR12、CSASS、R10。

BUSHMASTER 11.5"(上)、R4-GP(下)。 R4はレシーバー一体式のRAHGハンドガード。ちなみに RAHGはREMINGTON ACCESSORY HANDGUARDの略でレミントン製のハンドガード全般に使用されている名称のようだ。

ACR PDW
ACR PDW。

AAC BLACKOUT FAST-ATTACH FLASH HIDER FOR 9MM MP5-STYLE 3-LUG BARRELS
AAC BLACKOUT FAST-ATTACH FLASH HIDER FOR 9MM MP5-STYLE 3-LUG BARRELS。

AACの9mm用モジュラーサイレンサー、TIRANT 9M。

Beretta

PX4 COMPACT CARRY。口径9mm。

新型ピストルのAPXが今年展示されるかなと思っていたのだが展示はなく、今年のベレッタは目立った新商品がなかった。たぶん。

I have a PICO、I have a PICO, Uhuuun!! と、思い出したようにショットショーの各社ブースで10人以上の人にピコ太郎を知っているか聞いてみたところ、知っている人は2人しかいなかった...。オッサンは100%知らず、若い女性スタッフがかろうじて写真を見せて知っている程度だった。

ARX100
ARX100。5.56mmポリマー製のライフル。

Mossberg

アメリカの銃器メーカー、Mossberg。

500 COMPACT CRUISER。12番ゲージのショットガン。

かなり短く切り詰めてあり、反動もその分強そう。

590 SHOCKWAVE PUMP-ACTION。14インチバレルの12番ゲージショットガン。鈍器のようなデザインが魅力的。

500 ATI TACTICAL CRUISER(TALO EXCLUSIVE)。

UTAS-USA

トルコの銃器メーカーUTASの現地法人UTAS-USA。
UTS-15
UTS-15。ダブルチューブラーマガジンを装備した多弾数ポンプアクションショットガン。2011年に発表されている。宇宙海兵隊が持っていそうなデザイン。

バレルの上に2本のマガジンがレイアウトされている。

上部のカバーを開けてマガジンを左右から装填。排莢はストック側のポートから行う。

マガジンは穴が開いていて、残弾が確認できる。片方に2.75"シェルで7発、3"シェルで6発装填可能。
チャンバーに1発装填できるので、最大合計15発の装弾数を誇る。

レシーバートップにはピカティニーレール。リアサイト後ろのレバーで左右のマガジンを切り替える。レバーを中央にすると左右のマガジンから交互に給弾するみたい。操作系はケルテックのKSGより使い勝手が良さそうな気もする。

XTR-12
XTR-12。こちらは12番ゲージのセミオートショットガン。

ARライクなスタイル。写真のボックスマガジンで装弾数10発。

レシーバーもAR並にスリム。

North American Arms

アメリカの銃器メーカー、North American Arms。
NAA-22S
NAA-22S。.22ショート弾を使用するリボルバー。ちっちゃくてもはやキーホルダーのよう。

装弾数5発。可愛すぎる!!

NAA-32 GURDIAN。.32 ACPを使用する小型ピストル。装弾数は6+1発。

NAA-22M
NAA-22M。.22マグナム弾を使用するリボルバー。

バレル下のロックを外してシリンダーピンを抜き、シリンダーごと取り外して弾薬を装填する。

Sun Devil MFG

"DOUBLE DEVIL" TWIN AR SYSTEM。ド変態銃図鑑でも紹介したARが2つくっついたライフル。正確にはそのアッパーレシーバー。

アッパーレシーバーがつながっていて、左右外側にカートがエジェクトされる。

なんか昔の対空砲みたい。

Standard MFG

ダブルバレルショットガンのDP-12でお馴染みのStandard MFG。

S-333 Volleyfire。なんとも奇妙な形のピンクの銃。もちろん黒いのもあるのだが思わずこれを手に取ってしまった...。

銃身には6つのマズルが。

上部のレバーでテイクダウン。.25ACPを6発装填できる。

面白いのは1回トリガーを引くと2発の弾が同時に発射される。つまり3回で6発を発射する仕組み。

下の奇妙な形のストックのARはカリフォルニアの銃規制に対応したストック。この形でアサルトライフルのピストルグリップ扱いにはならず、規制をクリアできる。今回のショットショーではそのようなストックを装着したアサルトライフルが各社で発表されていた。

Empty Shell LLC

アメリカの銃器メーカー、Empty Shell LLC。

XM556 MICROGUN。6本のバレルをモーターで回転させ、5.56mm×45弾を使用し毎分6,000～12,000発を発射できる。つまりはミニガンの5.56mmバージョン。

重量は7.26kg。バレル長は10インチと16インチがある。バッテリーは24V DC、ベルトフィードでフルオートオンリー。実際に手にしてみたが、小柄なのにズシリと重い。

DEFENSE 12 Bullpup Shotgun。ポンプアクションの12番ゲージショットガンで、マガジン装弾数は5発と10発がある。シェル長は2.75"オンリー。宇宙海兵隊が持っていそうな...以下略。

Full Conceal

米国の銃器メーカーFull Conceal。

グロックのグリップをぶった切ったようなデザインの拳銃。

アンダーマウントレールに刺さっていたマガジンをカチョンと差すとあら不思議。折り畳まれていたトリガーがピンと伸びて、拳銃に早変わり。トリガーガードはない。

スライドデザインが2種。グリップの折りたたみ方も少し違う。

下から見るとグリップ内に弾が飛び出ているのが分かる。

SRM Arms

MODEL 1216。16発の装弾数を誇る12番ゲージショットガン。

バレル下のチューブマガジンが特徴的。

このようにマガジンを取り外すことができる。

4本のチューブマガジンが一体になっていて、各穴に4発のショットシェルを装填できる。

セミオートショットガンなので、ボルトハンドルがレシーバー左側にある。

マガジンを装填後、ボルトハンドを引いてチャンバーに装填、そのまま4発撃ったらボルトがホールドオープンする。その後フロントにある矢印のレバーを操作しチューブマガジンを90度回転させると自動的にボルトが前進し、弾がチャンバーに送られる。これを繰り返して合計16発が撃てる仕組み。