東京マルイ 電動ガン NEW コルトM4A1カービン レビュー

東京マルイ 電動ガン NEW コルトM4A1カービン 【エアガン レビュー】

おそらく東京マルイの電動ガンの中で、最も人気があるであろうモデル、コルトM4A1カービン。いわずと知れた米軍のショルダーウエポンだ。旧M4A1カービンが発売されたのは1998年の12月、97年12月発売のM16A2から受け継がれるVer.2modのメカボックスとEG1000モーターを搭載している。その後M4シリーズは、99年12月のコルトM4A1/R.I.S.バージョン、2000年12月のナイツM4 SR-16、2003年4月のコルトM733コマンド、2004年12月のM4 S-システムとバリエーションを増やし、2005年12月発売の本製品に至る。
旧タイプからの大きな改善点は一体型のアルミ製アウターバレル、6ポジション新型エンハンスドストック、金属インサート強化型アッパーフレームとなっている。

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東京マルイ NEW M4A1カービン 電動ガンスペック
全長 767mm/851mm(ストック伸長時)
重量 2920g(バッテリー含む)
銃身長 364mm(インナーバレル長)
装弾数 BB弾 68発
定価 34,800円(税別)
発売日 2005年12月
メカBOX Ver.2mod / EG1000
バッテリー ミニ
東京マルイ NEW M4A1カービン 弾速データ
最高 87.83m/s
平均 87.23m/s
最低 85.63m/s
ジュール 0.761J
※SIIS ECOBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、20発での測定、気温26度

NEW M4A1カービン パーツリスト

射撃ムービー

パッケージはダークブルーパッケージはダークブルーでACUとイメージが合うシックなもの。
パッケージを開けるとブラック パッケージを開けるとブラックなイメージでカッコイイ。本体、マガジン、BB弾、保護キャップ、サイトアジャストツール、クリーニングロッド、チャージャー、チャージングロッドが付属。

マニュアルはクリーム色の小版形。

右側面
左側面
見慣れたサイドビュー。

エンハンスドストックを最大に伸ばした状態
エンハンスドストックを最大に伸ばした状態。

レシーバー左側面レシーバー左側面。セレクターはセフティ、セミ、フルの3ポジション。

レシーバー右側面レシーバー右側面。ダストカバー、デルタリングの仕上げは半光沢の真っ黒。
セレクターインジケータはセミオートポジションで固定されていて連動しないのが残念。
一体型アルミアウターバレルNEW M4A1カービンの新装備、一体型アルミアウターバレル。アルマイト処理してあり、色は真っ黒。
グレネードランチャー固定用ラグであるM4A1カービン独特の「くびれ」のあるステップドバレルはゴツくて素敵。5.56 NATO 1/7と刻印がある。


ハーフバードゲージタイプのフラッシュハイダーハーフバードゲージタイプのフラッシュハイダーは亜鉛ダイキャスト製。下側にはM3のイモネジで固定されており、これを緩めればフラッシュハイダーが取り外せる。

M14逆ネジ仕様フラッシュハイダーを取り外すとM14逆ネジ仕様になっているので、サイレンサーなどを簡単に装着可能。

レシーバー基部は従来どおり亜鉛ダイキャスト一体型アルミアウターバレルといってもレシーバー基部は従来どおり亜鉛ダイキャストの別パーツ。つまり従来、スチールパイプと亜鉛ダイキャストの3ピース構造だったものが2ピース構造になったということ。アルミアウター化によりフロントは軽量化されている。
バッテリーはミニタイプバッテリーはミニタイプをハンドガード内部に収納する。
タクティカルサイドスリングアダプタータクティカルサイドスリングアダプター。グレネードランチャーを装着した際に邪魔にならないようになっている。
ホップアップ調節ダイアルホップアップ調節はチャージングハンドルを引くと連動してポートカバーがオープン、ダミーボルトが後退して調節ダイヤルが現れる。

グリップ内にはEG1000モーターを内蔵グリップ内にはEG1000モーターを内蔵。メカボックスを収納するためフレームが実銃より少々厚い。トリガーガードも実銃より幅広だ。

マガジン装弾数は68発。
エンハンスドストック旧M4A1カービンからの変更点である強化リブのエンハンスドストック。ストックパイプは6ポジションなので従来よりストックの伸長を細かく調節でき、装備に応じた自分好みのポジションで構えられる。なおストックパイプは亜鉛ダイキャスト製で結構重い。
リアサイトリアサイトは距離により切り替えのできるL型ピープサイトでM16A2から同様の装備。上下左右にアジャスト可能。

チャージングハンドルは亜鉛ダイキャスト製。
丸型のフォアードアシストノブはプラスチック製。
フロントサイトフロントサイトは断面が角型のピンサイト。付属のツールで上下にエレベーション調節できる。

幅21mmのマウントレールキャリングハンドルを取り外せば幅21mmのマウントレールが現れる。マルイM4のレールは最大幅が21.6mmあり、MATECHのBUISなど実銃用のパーツでは装着できないものもある。レール中央部を持ち上げると浮いてしまうのは従来から改善なし。

実銃同様にテイクダウンマルイM4A1カービンの最大の特徴はテイクダウンピンを抜いて実銃同様にテイクダウンできること。しかもバレルアッセンブリをそのまま後方に引き抜ける。この機能によりバレル交換が非常に簡単だ。

「耳」部分に金属インサートNEW M4A1カービンではアッパーフレームのいわゆる「耳」部分に金属インサートが入っており破損を防いでいる。


総重量は2920gノーマルマガジンと、インテレクト1400 Zappedニッケル水素バッテリーを装着しての総重量は2920g。

キャリングハンドルを外しての総重量は2725gキャリングハンドルを外しての総重量は2725g。実際の使用に際してはこの状態でドットサイトなどの光学照準機器を装着するだろうから、マウントレールつきでこの重量であれば、それほど重くはない。
エイムポイント COMP ML2装着
エイムポイント COMP ML2を後期L型マウントで装着し、バックアップサイトとしてMATECHのBUISを無理やり装着。レールの幅が合わず、BUIS装着時にレールに傷をつけてしまった。

ホビーの王道を行くモデル
構えた感じはズシリと重いが、バランスは良い。アウターバレルがアルミになったことで剛性も高まり、フロント重量が軽くなり取り回ししやすい。射撃音はバシッバシッと非常に静か。気になる剛性は以前に比べてずいぶん良くなっている。アルミフレームとワンピースアウターの組み合わせのようなガチっとした感じはないが、ゲームでの実用上もまったく問題ないレベルだ。
またカスタムパーツは各社から数え切れないほど発売されているので、カスタムベースとしても楽しめる。まさにホビーの王道を行くモデルといえる。

2007/07/22
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