EASY COMPANY (イージーカンパニー)　フィールドレビュー

2017年4月に千葉県柏市にオープンした屋外サバイバルゲームフィールド、イージーカンパニーで遊んできたのでレビュー。フィールド名は映画『バンド・オブ・ブラザーズ』のE中隊に由来。

フィールドは森林型のアウトドアで、緩やかな傾斜がある。フィールド中央が盛り上がっている地形で、周辺部が少し下がっている。フィールド中央には2階建ての櫓が設置される。

櫓には2か所の階段があり2Fへ登ることができる。

櫓2F
櫓2F。迷彩ネットが半分ほど張られていて、目立たないようになっているが、フィールド中央という位置的に敵に発見されると集中砲火を浴びるので注意。

櫓1F
櫓1F。銃眼から外を狙い撃てる。中は暗く、銃眼には迷彩ネットがあるので、ここを取ると有利になる。

櫓周辺のバリケードは少なめ。塹壕が所々に掘られている。

緩やかな丘陵といった地形なので、周辺部でしゃがめば反対側から狙撃される確率は減る。外周部の低い部分を回り込むのも面白い。

この日は3月下旬でブッシュが薄かったが、ギリースーツを着込むと効果がとても高い。おススメ装備だ。
【おススメ記事】ギリースーツの魅力

櫓周辺には通路状の塹壕が彫られている。

この塹壕を移動して敵の側面や背後に回り込むことが可能。

腰から胸ほどの深さだが、意外と塹壕の戦況にあたえる効果が大きい。

塹壕は風雨によるメンテナンスが大変だが、ぜひ維持して欲しい設備。

もうひとつイージーカンパニーの特徴的な地形はフィールド左サイドを貫く大きな谷。

深さ5、6mはあろうかという谷の中は、CQBエリアとなっている。

この谷の中では接近戦が展開される。

しかしながら谷の上から見下ろされると簡単に狙撃されてしまうので、戦略にどのように活用かるかが勝敗のポイントとなる。

谷の中央にはフィールド名のイージーカンパニーのイメージで、パラシュートが設置されている。

谷を上手くクリアできれば一気に敵の背後へと回り込める。またこの日の定例会では谷から半分のフィールドを使用したエリア限定戦も数ゲーム行われた。

エリア限定戦で使用される谷の反対側は比較的バリケの多いエリアとなっている。

フィールドマップ。フラッグはA～Dの4か所。広さは概ね100m × 100mほど。

フラッグには赤いボックスがあり、中に電子ホイッスルが入っている。

セフティエリアはテント下が50席、ガーデンテーブルを合わせると最大70席。

テーブルとイス
テーブルとベンチタイプのイス。ガンラック、荷物棚も完備。

セフティ奥に更衣室の小屋あり。

受付テント。五十嵐店長がお出迎え。

電子レンジ、電気ポットの設備あり。マーカーはカラーガムテープ。レンタルガン&ゴーグル・ウェアは15人分を用意。

ドリンクの自販機、トイレ。

トイレは男女兼用の洋式水洗式
トイレは男女共用の洋式水洗式と、男性用小便器がある。手洗い場も完備。

シューティングレンジは駐車場とフィールドの間。一番遠いターゲットまでは50m、最大65mのレンジ。

お弁当は受付時に500円で注文できる。この日は大きなコロッケの海苔弁当。

一日ゲームしてみた感想を。
朝フィールドをみた時はバリケードが少ないかな? と思ったが、実際にゲームしてみるとその特徴的な地形や塹壕の効果もあって、敵の側面や背後を突くこともできた。この日は10人 vs 10人の比較的小人数だったことも影響しているだろう。フィールド運営によると20人 vs 20人くらいが適正プレー人数とのことだった。
ただ、この日初めてサバゲーをするという参加者もいて、移動ポイントが遠く、バリケから動けずにやられてしまうというケースも何度か見られ、どちらかというとロングレンジの中上級者向きのフィールドと感じた。メインエリア側にもう少しバリケを増やしても良いと思うが、運営側としてはもっとブッシュを濃くしたいとのことで、より森林エリアとバリケエリアのコントラストの高いフィールドになっていきそう。