韓国射撃レポート 2011 -焼肉とキムチと拳銃と- パート2

韓国ソウル実弾射撃ツアー 2011 パート2

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朝食はコムタン


「YASさん、朝はさっぱりとコムタンですよ!」
「 こ、こむたん!?」

朝7時半、河さんが満面の笑みを浮かべて明洞の繁華街へと誘う。

コムタンの美味しいお店 河東館明洞の繁華街にある「河東館(ハードンクァン)」というコムタンの美味しいお店。

コムタンというのは牛骨や内臓などを一緒に煮込んでできたスープにお米と牛肉が入っている雑炊のようなもの。

河東館 店内店内はこんな感じ。
朝7時から営業しているということで朝食にはぴったりだ。
日本人観光客などもいて有名店みたい。
コムタンの並盛は1万ウォン(813円)、大盛が1万2千ウォン(976円)。
コムタン前回食べたソルロンタンの白濁したスープとは違い、比較的透明なスープだ。
味はさっぱりとして薄味なので、好みで塩やキムチ、刻みネギを投入して自分好みにカスタマイズする。
呑んだ次の日の朝はこういう汁物がいいらしい。
ホテルレックスの目の前にはコンビニのファミマ
朝食をとったら、いったんホテルに戻って撮影の機材を取りに戻る。ちなみにホテルレックスの目の前にはコンビニのファミマがあるので便利。缶コーヒーやスポーツ飲料などを買ってみた。

射撃場の送迎バンホテルで待っていると射撃場の送迎バンが到着したと連絡が入る。事前に射撃場に連絡を入れておけばホテルまで迎えが来てくれるのだ。
送迎バンで一気に明洞のハイパーキングへと向かう。そこからエレベーターでさらに上がって12階の明洞射撃場へ。

明洞実弾射撃場の入り口12Fでエレベーターを降りると明洞実弾射撃場の入り口がある。
派手なハリウッド映画の看板ですぐにそれとわかる。
待合ラウンジ
待合ラウンジは広々としていてフッカフカのソファがあり、混雑時の待ち時間もくつろげる。
この日は朝から雨だったので、9:30の開店と同時に多くのお客様で賑わっていた。

無料のお茶やコーヒーセルフサービスで無料のお茶やコーヒーのサービスもある。
明洞のショッピングでちょっと疲れたら休憩がてら立ち寄るというのも良いかも。
清潔なトイレもあるしね。
日本語ができるスタッフがいる日本語ができるスタッフがいるので安心して射撃できる。みんな元射撃選手なんだって。
撃ちたいものを選ぶ全部で20種類ほどの拳銃のなかから撃ちたいものを選ぶ。
料金は10発で9mm以下が4万ウォン(約3250円)、.357マグナム弾と.45ACPは5万ウォン(約4000円)。
また、お得なセットもあるので店頭で確認してみよう。
なお、明洞実弾射撃場ではライフルやショットガンは撃てない。
ボディアーマーとイヤマフ
撃つ銃が決まったらボディアーマーとイヤマフ、シューティンググラスを身につけてレンジへと入る。
もちろん自分のイヤマフやシューティンググラスでもOK。メガネの人はそのままグラスをせずに撃つ。

明洞 シューティングレンジ
シューティングレンジは二部屋に分かれていてそれぞれ4席、3席の計7席の射座がある。インドアにしては広々していて窮屈な感じはない。

レンジ内の換気レンジ内の換気も十分で、銃を撃っていても煙たい感じはまったくない。
安全設備
安全設備もしっかりしており、消火器や消火剤などが主要なポイントに配されていた。非常出口は2箇所に確保されており、安全面はバッチリ。さて、そろそろ撃とう。

銃がチェーンに固定されるレンジマスターによって自分の撃つ銃がチェーンに固定される。安全上の対策だ。
初心者の場合、弾はマガジンに装填してくれ、チャンバーまでロードしてくれる。
実銃の取り扱いに慣れていれば、そのことを伝えればマガジンの弾込めや銃へのローディング、ジャム時の処理なども自分で行うこともできる。

まずは.22口径から撃ってみる。HAMMERLI SP20という競技用の銃、9ミリルガー弾のH&K USPと、グロック17Cを撃つ。17Cはコンペンセイターのポートがフロントサイト両側に開いているのでマズルフラッシュがV字に見える。カッコイイ!!


独特のツンとした硝煙の香り、この匂いを嗅ぐとアドレナリンが湧く。実際にそういった効果があると河さんが言っていた。へぇー、本当かな?

マズルフラッシュつづいて.357マグナム弾仕様のゴールドデザートイーグル、S&W 1911、ベレッタM92FS Inoxを撃つ。
さすがに.357マグナムは反動も大きいし、撃っていて楽しい。S&W 1911はかなり使い込まれた状態で、ノバックのリアサイトは中心から後が折れてなくなっていたり、装弾不良が多かった。そろそろ買い替え時か。
だが1911が一番マズルフラッシュが派手で面白かった。



河さん夫妻も1セットづつ撃った。奥様のあっちゃんはワルサーPPKを、河さんはベレッタM92FSを撃つ。
あっちゃんは実銃初体験、河さんは兵役でK2ライフルは撃ったことあるけど、ハンドガンは今回が初めてだそうな。

距離は最大で15mまでセットできるが、今回は10mの位置にターゲットペーパーをレーザー測定器で正確にセットして撃ってみた。どの銃もチェーン固定のせいかマズルジャンプが抑えられて非常に撃ちやすい。ターゲットペーパーに手のひら大にまとまった弾痕を見ると自分の腕が上がったような錯覚を覚えるが、もしかしたら弱装弾なのかもしれない。グアムでの実弾射撃の経験上、こんなに自分の射撃が上手い訳がないんだけどなぁ。


撃った銃達を一部紹介。
H&K社のUSPドイツH&K社のUSP。USのパテント表記もないしヨーロッパモデルらしい。

H&K社のUSP
ベレッタM92F InoxイタリアのベレッタM92F Inox。
Inox(アイノックス)とはイタリア語でステンレスを意味する。

ベレッタM92F Inox
HAMMERLI SP20SIGアームズ社のHAMMERLI SP20。1300ドルもする競技用のピストルだ。珍しいので撃ってみた。前の持ち主は女性でグリップがちょっと小さめだったが狙いやすかった。
HAMMERLI SP20


やはり、このゴールドのデザートイーグル.357が目玉でしょう。この下品な感じがたまらない迫力ものだ。
もはや気分はハリウッド映画の悪役(ヒール)になった気分!! 渋い!! 片手で撃っちゃうよ~!


ゴールド以外にもブラックやシルバーバージョンのデザートイーグル.357もあった。やはりデカくて重い。


撃たなかったけど、ピッカピカのS&W M66コンバットマグナムも。ベレッタPx4には自前で持っていったレーザーサイトを付けてみた。普段は金具がトリガーガードについているので取り付けて撃つことはできないけどね。


射撃の記念に缶バッチをもらえた。また非売品なんだけど、射撃場のワッペンも頂いちゃいました。

そうそう、ハイパー道楽でのクーポンは前回同様に有効。
明洞射撃場クーポン券はこちら。印刷して持っていこう!!

はっと、気づくともうお昼をはるかに回っている!! 「まずいっ!!」
ラウンジのソファに座ってる妻を恐る恐る確認すると、昨晩の酒が影響して完全に爆睡している。
「ふーっ、よしよし...」

次はロッテデパートに買い物に行くことにした。

韓国実弾射撃ツアー2011 パート3へ続く

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2011/05/08


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