韓国ソウル実弾射撃ツアー 2011 パート3
本場のプデチケに舌鼓!
一行は明洞射撃場を後にして、いったんホテルに荷物を置きに戻り、ホテル近くに見つけたプデチゲの美味そうな店で昼食をとることにした。
ホテルレックスから歩いて1分のところにあるお店。看板には「議政府 プデチゲ サムギョプサル」とあるが、これが店の名前!?
お店の中は完全に地元の人しかいない。
韓国語で乾杯を意味する「ウィハヨ!!」を叫びながら呑んでいるおっちゃん達とか。
韓国では何回も乾杯をする。お酒を注いだら「ウィハヨ!」話の区切りに「ウィハヨ!」そんな感じ。なお、朝起きたときは「オハヨ!」だ。
プデチゲはソウル市の郊北にある議政府(ギジョンブ)が発祥といわれる。部隊チゲともいい、朝鮮戦争時、在韓米軍のスパムやソーセージ、ハム、それとキムチ、インスタントラーメンなどを鍋のフタで一緒に煮込んだ鍋がプデチゲとなった。
浅い鍋にトクトクとスープを注ぐ。
グツグツと美味そうなプデチゲが出来上がる。これぞ本場のプデチゲ。味も濃く、辛さもなかなか。コレは美味いぞ!! チーズが入っているバージョンもあったりするから韓国へ行った際は一度は食べておきたいところ。
料金は一人前6000ウォン(487円)。安い!! ラーメンはお代わり自由!! 日本ではインスタントラーメンというと安っぽいイメージがあるけど、韓国ではコレがラーメンの王道。どこへ行っても辛ラーメンがある。
ロッテデパートで免税品ショッピング
いやぁ、満腹満腹、もう食べられないよぉ。なんて言いつつ、残念ながら本日は土砂降りの雨。
あまり遠出したくないので近くのロッテデパートへショッピングに行くことにした。
ロッテデパートの免税店へ行く。
人が多い。
なぜかルイビトンに長蛇の列。入店規制までしていた。
エチュードハウスの美容パックとドクタージョルトのBBクリームは鉄板のお土産らしい。
「はずせない、コレだけは外せない」と呟く妻の目の色が変わっているのがわかる。鼻息もやたらと荒い。
カタツムリエキス配合の美容液が流行っているらしい。"かたつむり95%入り"ってほぼカタツムリじゃんか。なんか、気持ち悪くない? ホントにそれ買うんですか?
妻に睨まれカタツムリのように手も足も出ない。
なーんて感じで妻の買い物に付き合わされる。
さてさて、買い物もできたみたいだし、歩きつかれたので近くのスタバに寄ってカフェラテを飲む。うん、まったく日本で飲むのと同じ。落ち着いた。
しかし一行はあまりに疲れたので、一度ホテルへ戻って夕食まで2時間ほど仮眠をとることにした。
19時半、ホテルを出て本日の夕食スポットへタクシーで移動。まだ雨が降っている。
ソウル市の西にある弘益大学近くの焼肉店に行くことにした。しかも河さんの弟さんが合流するという。ほほう、楽しそうだ。
タクシーで降りたすぐ近くに「コーヒープリンス1号店」があった。私は何のことか良くわからなかったのだが、同名の韓国ドラマのロケ地となった有名なコーヒーショップらしい。
弘益大学はソウルの美術大学。この界隈には他にも大学があって学生街といった感じ。いわゆる下北沢のような雰囲気がある。おしゃれなカフェやアクセサリーショップなんかも多い。
レール王カルビで食う! 飲む!
そんな街を歩きながら目的地の焼肉店「チョルキルワンカルビ」に到着。日本語訳すると、レール王カルビ。昔すぐ横に鉄道が走っていたんだって。なるほどね。
弘大入り口駅から600mくらい東。
店内は焼肉の煙とお客さんでごった返している。白人の外国人なんかもいて多国籍なムードが漂う。さすが学生街。観光地ナイズされていないところが良い。
河さんの弟さんジュンちゃんと、その彼女ウンニョンちゃん。やはり兄弟だけあって似ているかな。
彼女がやたらとカワイイ。なんでも弘大の院生で家具職人を目指しているらしい。作品を見せてもらったけど、超カッコイイチェアとか。
タレに漬け込んだ牛肉とサムギョプサル(豚肉)をビシバシ焼いて食う!! 肉はやっぱり漬け込んであるのが美味い。
味付けカルビは12000ウォン、豚の五枚肉は5000ウォン。
このテンジャンチゲが激辛の激ウマ!緑の唐辛子がかなり辛いが味噌仕立てで日本人にもとても馴染みのある味だ。
テンジャンチゲは2000ウォン。
これは韓国の代表的な焼酎チョウンチョロン。"初心のように"といった意味があるらしい。呑みやすいのでするすると進む。
ひとしきりお腹が一杯になったところで、まだまだ飲み足りない一行は弘大入口駅前のマッコリ専門店「デポ モドゥンジョン」なる店へと移動した。店先ではジョンという野菜などに小麦粉や米粉をつけ、とき卵にくぐらせて焼く韓国料理を作っている。小さいチヂミみたいな感じ。
キターっ!! 本場のマッコリ!!炭酸のように発泡しているのが特徴。
濃厚ながら喉越しはスッキリ。
もちろんやかんで注文する。ガブガブ飲む。
もー絶好調!! ウィハヨ!
つまみは先ほどのジョンの盛り合わせ。いろんなものが盛りあわされて美味いのだ!!
というか、もうこの辺で記憶があいまいに...。まあ、とにかくウィハヨ!
河さんのおじさんも登場!!おじさん? やけに若いけど、河さんより年下じゃない。ま、ヨカヨカ、問題なし。
誰でもOK!! ウィハヨ!
なんか周りの韓国の人たちとも会話が進む。
えっ、韓国語しゃべれないのに!?
知らない間に7人で呑んでるよ。うひゃー、たのしーっ、周りはすべてハングル。しかしこんなプライベートなレビュー、大丈夫なんでしょうか?
テジャンニン、ハンジャンヒョー!
ウィハヨ!
ヨギオーッ! スルがもう無いんですけど。
クリオ!? アロッソ、アロッソ。
ディープな夜は更けていく...。
むむ、あれ?タクシーの中?
ああ、ホテルに戻っているのかな。
いつの間に!?
ま、いいか、むにゃむにゃ...。
というわけでソウル2日目の夜が終わる。
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