陸上自衛隊 板妻駐屯地 創立62周年記念行事
2024年11月24日(日)に、静岡県の陸上自衛隊 板妻駐屯地にて開催された創立62周年記念行事の展示を紹介しよう。板妻駐屯地は筆者が0歳から通っている地元の駐屯地。

グラウンドで観閲行進と訓練展示が行われる。創立から続いている恒例行事だ。
駐屯部隊は第34普通科連隊で、過去に静岡県に駐屯していた旧陸軍歩兵三十四聨隊の部隊番号を引き継いでいる。

鈴木康友静岡県知事、細野豪志衆議院議員などの挨拶があった。

観閲行進では音楽隊の演奏から始まる。

本部管理中隊。

第1普通科中隊。

第2普通科中隊。

第3普通科中隊。

背中に陸上自衛隊のプリントと、ロープをタスキにかけて災害派遣モード。

第4普通科中隊。

本部管理中隊の救護車両や重機類。

第5普通科中隊。軽装甲機動車。

01式軽対戦車誘導弾、5.56機関銃MINIMIをルーフから隊員が装備。

重迫撃砲中隊。

高機動車に120mm迫撃砲 RTをけん引している。

第1師団隷下の第3普通科直接支援中隊、第1後方支援連隊。

東部方面第1特科大隊第3射撃中隊の155mmりゅう弾砲 FH70。

第1偵察戦闘大隊の16式機動戦闘車、通称MCV。

静岡市オフロードバイク隊「SCOUT」。静岡市の職員で構成されている。

使用するバイクはヤマハのセロー225。旧型のセローだが、キックペダルが付いていたりと、バッテリーが切れてもエンジンを掛けられ、災害救助に向いているそうだ。筆者はセロー250乗りなので親近感が沸く。

板妻駐屯地マスコットキャラのイタヅマン。

イタヅマンレディと、兵タンくん。

静岡県のご当地キャラ、ふじっぴー。

静岡県各市町村のご当地キャラ、ごてんばこめこ(御殿場市)、すそのん(裾野市)、金太郎(小山町)、オチャッピー(根本町)、シズラ(静岡市清水区)。登場順からすると県のゆるキャラのほうが市町村のキャラより序列が上なのだろうか。「ふじっぴーさん、さすがっす!」みたいな。

観閲式のあとは、恒例の訓練展示(模擬戦)。橘台を占拠した敵勢力を殲滅するという設定。

偵察バイクが飛んだり。

MCVが威力偵察したり。

FH70が火を吹いたり。

MCVが撃ったりと、ミニ総火演といった感じの迫力だ。

訓練展示のとき、グラウンドの端からドローンで偵察を行っていた。

Parrot製の小型ドローンANAFIを使用していた。

立川からUH-1も参加して屋上にロープ降下も行った。
訓練展示の模様を動画でもどうぞ。


小火器展示も行われた。こちらは20式小銃。

防弾チョッキの試着体験コーナーで、18式防弾ベストを着た隊員。防弾チョッキ3型および改の後継で、以前のものよりも使い易くなったそうだ。

18式防護マスクの体験もできた。装着すると小銃の頬付けがしにくいとの話だったが、蚊取り線香を炊いたテント内で着用してみると、全く煙臭くない。これはちょっと感動。

19式装輪自走155mmりゅう弾砲。FH70の後継装備。

自動装てん装置でFH70よりも素早く射撃、陣地転換できる。このメカメカしさがたまらん!!

12式地対艦誘導弾。6連の角型キャニスターがたまらん!

橘中佐の像。旧陸軍歩兵第34連隊第1大隊長だった人で、軍医だった筆者の曽祖父がお世話になった人。
34普通科連隊や軍神橘中佐のお話は以前のこちらの記事からどうぞ
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