
IWA 2019 in ニュルンベルク パート5
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2019年3月8〜11日まで、ドイツのニュルンベルクで開催されたIWAアウトドアクラシックス(以下IWA)を取材してきたのでレポート。IWAは毎年開催ドイツでされるヨーロッパ最大級の銃器トレードショーだ。
IWAとは ドイツ語でInternationale Waffen Ausstellung (国際武器展示会)を意味する。
パート5では欧州の実銃メーカーブースを中心に紹介していこう。
H&K | Walther | Steyr | GLOCK | SIG SAUER | Cz
H&K

以前、アンケートで、ドイツといえば思い出す銃器メーカーNo.1という結果になったH&K。まさしく地元での開催とあって、ブースも大きく、内容的にも充実していた。

G28 Z。口径は7.62mm×51。価格は9,990ユーロだから、約123万円。G28のシビリアンモデル。

Zのマークがついていると、なんかゾンビ退治に使うみたい(笑)。

SCHMIDT BENDERのスコープをERATACのマウントで搭載。スコープ上にはAimpoint Micro T-1が搭載されている。ちなみにレンズカバーはTenebraexのTactical Tough。

HK243 S TAR。口径は.223Rem。Farbe(カラー)はschwarz(黒)とgrün braun(グリーンブラウン)。いわゆるRAL8000 デザートカラー。

価格は2290ユーロ。セレクターはセミオートのみ。刻印にはHK Sidearms GmbHとあり、HKの子会社で民間向けの銃器販売を行っている。

ハンドガードはHKオリジナルのHkeyマウントレールシステム。

こちらのブラックのHK243 S TARにはスコープ付きキャリングハンドルが付いていた。

HENSOLDTの3倍スコープとドットサイトのコンボ。

MR223 A3 11"。口径.223Rem。

MR308 A3 13"。口径.308Win。

このショートマガジンの装弾数は10発。

SP5K。口径9mmx19。

折り畳みストック付き。オプティクスはERATACのマウントでT-1搭載。

ローラーロッキングメカを堪能。

SFP9 Optical Ready。口径9mmx19。北米市場ではVP9として販売している。
マガジンキャッチがプッシュボタン式になっている。ドットサイトはTrijicon RMR。

SFP9L Optical Ready。
口径9mmx19。ロングスライド、RAL8000カラーフレーム。

SFP9L Optical Ready。こちらはブラック。C-MORE STS2が載っていた。
Walther

ドイツといえばWaltherという人も多いだろう。ラスベガスでも発表されたQ5 MATCH SFが展示されていた。

カスタムされたビッカビカのQ5 MATCH SF。

このエングレーブモデルも凄い。

こちらはポリマーフレームのQ5 MATCH。Apex tacticalのThin Blue line triggerが装着されている。

KK500-M Anatomic Green Pepper。.22LR。こういったスタイリッシュな競技用スモールボアライフルも多く展示されていた。
Steyr

オーストリアの銃器メーカー、Steyr。ハンティング用のライフルも展示されていた。

MONOBLOC。ポリマーストックにレザーの組み合わせでオシャレ。口径は 308 Win., 30-06 Spr.。

AUG A3に装着されたUMSというサプレッサー。

口径は5.56mm、7.62mm、.338Lapua Mag、.300BLKなどに対応する。

SSG M1。.308win、.338 Lapua Mag。

オーストリア軍に採用されているそう。

KAHLESのK624i 6-24x56iスコープを搭載。

ASE UTRA S Series SL7i-BLサプレッサーが装着されていた。

M-A1ピストル。9mmと.40口径があるが写真は.40口径のM40-A1。
GLOCK

オーストリアと言えばGLOCKも忘れてはならない。

ただ、展示はラスベガスSHOT SHOWと変わらない内容だった。

G30S。.45口径10発。ちなみにG30 Gen4と、G30 SFと、G36との違いが直ぐにわかる人はかなりのグロック通だ。

G17 Gen5 MOS FS。口径9mmx19。これが最新のフルサイズ9mm。gen 3に慣れ過ぎていて、まだこのスタイルに違和感を覚えちゃう。

グロックと言えばもともと軍用ナイフやシャベルなんかを作っていた会社。

FIELD KNIFE 78 / 81と、エントレンチングツールが展示されていた。ナイフのグリップはポリマー製で、この成形技術を生かしてポリマーフレームオートのグロックが誕生した。
SIG SAUER

SIGのブースも大きく、たくさんの人で賑わっていた。

おなじみMCX。

P320、M17/18などはもはやお腹いっぱいなので、もう少しユーロっぽいものを。

P210 SKELETON。9x19。

P210 MIDNIGHT。9x19。

P220 SKELETON。.45ACP。

P220 X-SIX PPC。9x19。

P226 X-FIVE VIOLINE。9x19。楽器のヴァイオリンの名を冠したP226。

P226 X-FIVE OPEN。

右のレバーで簡単にエレベーション調整できるリアサイト。

P226 ART DECO。

TR 200 MATCH。6.5x55(上)、SSG 3000 PATROL。.308WIN(下)。6.5×55mm Swedish弾とか、なかなかマニアック。
Cz
チェコの銃器メーカーCzも大々的にブースを構えていた。

BREN 2 MS。写真は口径は7.62mmx39モデルでAKの弾を使用できる。

バレル長は11"と14"がある。仕様弾薬が変わるだけで印象が変わるのが面白い。

SCORPION EVO3 S1。ここ最近のCZの人気モデル。口径は9x19と9x21がある。9x21は欧州では結構メジャーな弾のようだ。

SHADOW 2。9x19。

P-10 F。9x19。ストライカー式ポリマーフレーム。

P-09。9x19。
ハンマー式ポリマーフレーム。

P-09。こちらは.22LR口径。

CZ 75 SP-01。9x19。
IWAではメジャーメーカーでもこういったスポーツシューティングやハンティング用途の銃器が多く展示されていたのはラスベガスのSHOT SHOWとの大きな違いと言える。
IWAショー2019 パート6へ続く
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