VSR-ONE ストック交換! Vol.50
千葉県八千代市にある総合エアガンショップの「モケイパドック」にお邪魔して、技術主任の"でめちゃん"にカスタムガンのことをいろいろ伺ったので、連載で紹介しています!!
道楽「先日、土砂降りの中、スナイパーサバゲーしてきまして!」
ああ~! 行けなくてゴメン! あの雨じゃ、さすがに...。
道楽「(笑)、また開催するときは、ぜひ! そのスナイパーサバゲーでVSR-ONEを使ってみて、ものすごい使いやすいライフルだなと。ただ、気になる点もあって、ストックを交換したいなと思うのです。」
なるほど。どんな感じにしたいの?
道楽「マルイの純正ストックだと、バット部がギリーに引っかかりやすいのと、フォールディングの蝶番部分が口元に当たるのが気になるんですよね。なのでMAGPULのMOE SL-Kストックに交換したくて。」

なるほど。じゃあ、このライラクスのVSR-ONE用M4ストックパイプベースを組み込んでみようかね。
道楽「お願いします!」

んで、バッファチューブは同じくライラクスのライトウエイト12ポジションM4ストックパイプでどう?
道楽「あ、ストックパイプはノーブランドの軽くて安いのを持ってきたのですが...」



このストックパイプは80gと超軽量で、さらに12ポジションと普通のものより倍細かく調整できるよ。
道楽「うわ、軽いですね。デザインもカッコいいし...うーん、ではこちらも買いますので組み込みお願いします。」
まいどありっ!!

じゃあ、まずはストックパイプベースから組み込もう。

VSR-ONEのレシーバーを取り外すよ。

グリップも取り外す。

ストック(シャシー)の3本のネジを取り外す。

ドライヤーで少し温めながら左右分割していくよ。

グリップ側の穴から少しずつ広げてあげて...

上側も薄いヘラ状の工具で隙間を広げていくよ。

うん、これくらい広がればストック基部が取り外せるね。シャシーにはロールピンが結構きつめに入っているね。

取り外したストック基部の代わりに、このカスタムパーツを取り付ける。

傷がつかないように保護しながらプラハンマーなどで軽く叩きながらシャシーのピンをはめ込んでいくよ。

ほい、これでピッタリ取り付けられたね。パーツには上下があるから形を見て間違えないようにね。

このM4ストックベースは電動ガン用のストックパイプをそのまま付けられるタイプと、ピカティニーレイルタイプの二種類があるんだけど、今回はストックパイプのそのまま取り付けるよ。
道楽「はい、なるべく軽くしたいので、パイプ直付けタイプでお願いします。」

こんな感じでベースを取り付けたよ。

じゃあストックパイプを取り付けていこう。これは簡単だよ。パイプを差し込んでネジ止めするだけ...ん、あれ?
道楽「どうしました?」

付属のネジがちょっと長いね。奥まで締めこめないので、少しネジをカットしよう。

付属のネジの長さは電動ガンのサイズに合わせてあるみたいだね。7㎜カットして切り口を整えたから、これでいけるでしょ。

念のため、ネジロック材も少しだけ付けておくよ。パドックではLOCTITEの青をよく使っているよ。

後部からネジを締めこんでと。

ストックを取り付けて完成!!
道楽「おおーっ!! カッコいいですねぇ。MAGPULのMOE SL-KはVSR-ONEに合いますねぇ。」

最短で数センチ短くなったね。
道楽「全長76.3cmです。ストックの折り畳みはできなくなりましたが、今までキツキツだった80cmガンケースに余裕をもって入るので便利です。」

もちろん純正ストックとぴったり同じ長さに調節できるのもこの12ポジションストックの良いところだね。
道楽「どれどれ、ん、ガタツキも最小限というか、かなりタイトで良いですね。ただ、ポジションが多いせいか、シャコーン、みたいなストックの長さ調整がしにくいですね。じわじわ伸ばして穴の位置を決めるみたいな。ま、VSR-ONEならストック長を調節する頻度は少ないですが。」

重量も比べてみようか。ノーマルの状態が2155gで、ストック交換後が1900g。トータルで255gの軽量化だね。
道楽「ストック側が凄く軽くなって、とても取り回しやすくなりました!! これで気になっていた点がひとつ解決しました。」

よかったねぇ。VSRシリーズは奥が深いからね。カスタムパーツだけで1丁組めちゃうくらいパーツが豊富だよ。今度は内部カスタムでもしてみる?
道楽「あ、沼へのお誘いが...(笑)」
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