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【27271】:[電動ガン] [2015/02/21(土) 06:58:12]

セクカの効果って・・・・ ツナ缶
電動ガンのセクカについて「サイクルが上がる」、「サイクルにはあまり関係ない」、という真逆の意見をよく見るのですが実際どっちなんでしょうか?

モーターやバッテリー変更時のピスクラ対策、初速調整などのメリット、タペットタイミングによる給弾不良、カットオフのずれ、初速低下といったデメリットの部分は共通しているのにサイクルに関しては真逆の意見があり困惑しております。

実際セクカしている方その効果のほど教えていただきたいです。


ちなみに私自身はセクカによってショートストロークになるので切れば切るほどサイクルは上がるのではないかと考えております。

【27272】:[電動ガン] [2015/02/21(土) 07:49:35]

Re:セクカの効果って・・・・ いぬっころ
みなさん、こんにちは。

私の試した結果ですが・・・

非力なモーターやハイスピード系のギヤであれば、一番パワーの必要なスプリング圧縮終了完了までタメないジャブのような軽い圧縮で撃てるようになるので、結果的に負荷が減り軽く回るようになるので初速は下がりますがサイクルは上がります。

パワーのあるモーターやトルク系のギヤであれば、もともとのスプリングを圧縮する力が強く、余裕があり完全に圧縮しても負荷に大差が無いため、セクカしてもギアやモーターの回転数に大きな変化が無く、結果的にタメが減って初速は下がりますがサイクルに大きな変わりはありません。

ようはセティングと部品次第ではないでしょうか?


【27279】:[電動ガン] [2015/02/23(月) 14:50:32]

Re:セクカの効果って・・・・ 名無し
これは90年代からのハイサイカスタムにおける完成形だと思いますが結論から言うと
サイクルは一定数上がるし1J環境下では有力な選択肢として十分ありのカスタムです。
STDベースでやるとなると相応の知識を持った上で強化ピストンが必要、スチール製ギアの切削が必要、
初速のバランス取りが必要、専用のバッテリーが必要(回転数上がりすぎ対策)と面倒な内容。
まぁマルイが耐久力保証付きで同構造である純正のハイサイ出してしまった以上確かな構造。
マルイが出した都合わざわざカスタムする必要あるのか?というのが個人的結論ですがマルイ製以上の
サイクルを叩き出すカスタムをやっている人は多いのでサイクル数についてはまだ研究途上の分野。
サイクルが競合カスタムに対し急激に上がるかどうか?については近年バッテリーとモーターが
急激に進化しているので相対的に見た場合現在結論を出すことは出来ないと言えるでしょう。
バッテリーとモーターでサイクルを上げる、構造を変えてサイクルを上げるが主なサイクル上昇を
狙ったカスタムになりますが単純にSTD構造を強化しバッテリーと廉価なモーター交換だけでハイサイ化
が実現する可能性が将来的にありえるので今後セクカでのカスタムは寂れるかもしれません。


【27288】:[電動ガン] [2015/02/25(水) 23:57:02]

Re:セクカの効果って・・・・ 野良
いぬっころさんの見解と同意見です。
モーターの動きとして、ピストンの引き上げ時は遅くなり、解放後は無抵抗になるので速くなります。
つまり、セクカをすると、引き上げ時の遅くなる時間を短くし、解放後の速くなる時間を増えるので、その速度差が大きいほどサイクルは上がります。
また、一番遅くなるピストンを引ききった位置まで引き上げなくなるので、平均速度を上げることができます。
しかし、初速を抑えた低負荷チューンだと、ピストンの引き上げ時の速度低下が小さくなり、それで最高速度との速度差が小さくなり、セクカをしても狙ったようにはサイクルが上がらない場合があります。
また、トルク系の低サイクルモーターなど、元から最高速度が低いと同様に速度差が小さいので、大きなサイクル向上を期待できません。

よって、セクカによるサイクル向上は、高レートのスプリングや1:13のようなハイスピードギア、トルクが高くないモーターを使うことで初めて期待できる手法ですね。
サイクル向上の手法は、バッテリーのリポ化や高電圧化、配線の高効率化、低レートのスプリングの使用、ギア比の変更、ハイスピードモーターへの交換、ギアの軸の低抵抗化、吸気の抵抗を減らすためのOリングのルーズ化などあります。
ハイサイクルは基本抵抗を減らす手法を取るので、セクカによるサイクル向上を薄くする方向にカスタムします。
だから、セクカはあまり効果がないと言われる訳ですね。

【27405】:[電動ガン] [2015/04/15(水) 22:01:58]

Re:セクカの効果って・・・・ とおりすがり
セクカの目的はあくまでピスクラ防止です。

ハイサイ化のためにピストン作動時間を短縮したい。
そのためにはバネ定数の高いスプリングが必要。
ところがフルに引くと初速が大変なことになる。
スプリングはカットするとリバウンドの危険がある。
だからストロークを短くする。
これがセクカを行う理由です。

バネ振り子を考えるとわかります。
物理法則としてストロークではピストン作動時間がたいして変わらない。
ショートストローク化自体が目的じゃないんです。

ちょっと前置きが長くなりました。

そんな訳でサイクルアップが話題なのだからスプリング強化を前提として
・短区間で大負荷を与えるのでセクカでサイクルアップしない
と言えます。
増えたピスクラ猶予分、動力性能強化でサイクルを上げるわけです。

あくまで言葉通りセクカだけを論じるならバネ一定の前提として
・負荷-無負荷比率が変わりセクカでサイクルアップする
と言えます。
あくまで1要素限定のお話。初速は低下しピスクラ猶予は増えず。
だからバネを強化して…行き着く先は同じです。

どっちも正しいのですが前提が省かれてるので真逆に聞こえてしまう訳ですね。

セクカのみ取り上げるならば切るほどサイクルアップ効果はあります。
ただし、十分に効果が出るのは負荷が大きい・トルクが小さい場合に限られます。