東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック

東京マルイ VSR-10 プロスナイパー Gスペック

東京マルイからもうすぐVSR-ONEが発売されるということで、そのベースモデルとなっているVSR-10がどのようなモデルなのか、屋外ロングレンジでの実射性能も含めて改めてレビューしてみた。

今回も千葉のサバゲーフィールド、東京サバゲパークの協力で、2021年製造のロットにてレビューしている。

2003年発売のベストセラーモデル "VSR-10"

VSR-10は2003年12月発売のボルトアクション式エアガンで、天候や季節を選ばず、ガスやバッテリーを必要としないコスパの高さもあり、マルイが誇るベストセラー機となった。構造がシンプルなことからカスタムベースとしても人気が高く、サードパーティ製のパーツで1から組み上げることも可能なほどだ。

まず、箱出しで取り出すと、その約2kgという軽快さ、そしてGスペックならではのショートバレルによる取り回しの良さが感じられる。
同梱のサプレッサーを取り付ければ全長こそ長くなるものの、発射音をかなり低減することができ、ゲームで敵に気づかれることなく狙撃しやすくなる。

VSR-1030m、40mでのロングレンジ射撃性能は、発売から20年近く経った現在でもトップクラスといってよい。
試射した日は1月下旬の低気温下だったが、ホップアップチャンバーの性能が高く、0.2g、0.25g、0.28g弾いずれも実に良好な弾道性能だった。初速が93m/sで安定しているのも素晴らしい。
とくに0.25g、0.28g弾では横風にも負けない超絶フラットな弾道でマンターゲットの25cmセンターサークルに当てられる。距離30mならばヘッドショットは楽々。40mでも0.28g弾ならばヘッドショットを狙える性能だ。

改めてVSR-10の高性能さを再認識されられた。

マウントベース
唯一不満を言うならば付属のマウントベースがピカティニー規格ではないので、装着する光学機器マウントの形状を選ぶという点だ。昔からあるベーシックなセパレートタイプのマウントリングならばOKだが、現在流行りのガイズリースタイルの一体型マウントや、ピカティニーレイル前提のマウントリングではピッチが合わずに装着できない場合がある。

ICO VSR-MAGLIP ハイパー道楽のカスタムパーツ


そういったこともあり、マルイは拡張性の高い現在主流のM-LOKやピカティニーレイルを採用した『VSR-ONE』を発売するのだろう。ただ、社外品のマウントレイルカスタムパーツでも対応できるのでGスペックでも解決することは可能だ。

実射性能などのレビュー動画は以下をご覧いただきたい。

スペック


全長 950mm / 1,135mm (サイレンサー装着時)
重量 2,090g (サイレンサー、マガジン含む)
銃身長 303mm(インナーバレル長)
装弾数 6mmBB弾 30発
定価 25,800円(税別)
発売日 2004年4月12日

パーツリスト(VSR-10)
パーツリスト(G SPEC.)

VSR-10 Gスペックの記事はこちら

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2022/01/29


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