GROUNDZERO大阪 フィールドレビュー

グラウンドゼロ大阪 フィールドレビュー

レポート:Sasugo

GROUNDZEROOSAKA(グラウンドゼロ大阪)は2021年7月に大阪府岸和田市にある大阪グリーンキャニオンから、名義を変えて再オープンした関西最大規模の面積を持つアウトドアフィールドだ。

ゲームエリア
7月のグランドオープンを経てゲームエリアやセーフティの一部もアップデートされ、新たなフィールドとして生まれ変わったようだ。

今回は定例会に参加して取材することができたのでその様子とともに紹介しよう。

グラウンドゼロ大阪
グラウンドゼロ大阪は大阪府岸和田市の山奥にあるフィールドだ。

ゲートオープンは8:00から。

国道沿いからフィールドのある山へ入る脇道を利用する際に、その途中は他管理者の私有地となっているそうで、グラウンドゼロ大阪ホームページから専用通行証を印刷して車のフロントへ置いておこう。
通行証の無い車は入山料として500円を支払うことになるので要注意だ。


山道を山頂に向かって上がっていくと、2つある駐車場の一つの有料駐車場が見えてくる。
先着13台までで駐車料金1000円。


その脇にある坂が、上にある無料駐車場へ続く道だ。セーフティエリアから離れるので荷物などは手分けして同乗者が先に下ろしておいて、運転手と車だけで上がっていくほうがおすすめだ。


しばらく坂を登って行くと見えてくるのが無料駐車場だ。
徒歩で登るには少し息が上がるほどだ。


有料駐車場の横に男性用の和式トイレがある。


女性用トイレも完備。
その建物の横に女性用更衣室がある。


女性用更衣室は6畳ほどのスペースで施錠が可能。
姿見から化粧品など充実のアメニティがそろっている。


セーフティエリアは森林に囲まれた自然溢れる空間となっており、最大300名の収容が可能とのこと。

2021年9月現在は新型コロナウィルス感染防止対策として、定例会定員数は100人までとし、消毒液の設置やセーフティエリアでのマスク着用義務の案内など対策をしているとのこと。


受付付近のセーフティエリア。おおよそ40名は座ることが出来そうだ。


セーフティエリアでは日差しが強かったり、雨が降った際にはタープテントを展開することもできる。


受付の様子。
参加料金は土日祭日は男性3500円、女性は2500円(10歳以上18歳未満の子供含む)

平日は一部の日で人数が集まれば開催され、その際は男性・女性・子供は一律2000円になる。

貸切も可能。レンタルはBDUやフルフェイスマスクなどがあり、レンタルガンについては80丁もそろえているとのことで、手ぶらでも参加することが可能。
貸し切って会社のレクリエーションなどにも利用することもできそうだ。


他設備はポットや電子レンジ、自動販売機もあり、物販にはカップ麺や電池、ガスやBB弾も取り扱っている。


グラウンドゼロ大阪ではフィールドオリジナルのバイオ弾0.20gも発売中。
現在1袋5000発を1000円のサービス価格で販売中だそうだ。


他にも受付で参加申し込み時に合わせてお昼のお弁当を注文しておけば、昼休憩には地元のお弁当屋さんによる仕出し弁当(600円)を注文することができる。


セーフティエリアから通り道を挟んで喫煙スペースがある。


喫煙スペースの横にはシューティングレンジがあり、6人ほどが並んで試射が出来そうだ。


弾速チェックの様子。グラウンドゼロ大阪のレギュレーションは、メーカー問わず生分解性バイオBB弾であれば使用可能で、重量は0.3gまで。
0.2gのBB弾で98m/sまで、0.25gはBB弾で88m/sまでとなる。
減速ハイダー、外部ソースなどは使用禁止とのこと。


ゲーム開始は10:30ごろ。ゲームエリア入ってすぐにある手前スタート位置。こちらのスタート位置には建物が建てられている。


手前スタート位置でこの日参加された黄色チームの皆様。
この場を借りてこの日の取材協力に感謝を。


ゲームエリアは1万坪の平地と起伏ある地形が組み合わさった山のフィールドになっており、両脇は自然溢れる山に囲まれてすり鉢状の地形になっている。

手前スタートから中央は平地になっており、そこにバリケード建てられたり、砦などが聳え立っている。


ゲームエリア中央を縦に割くように聳え立つ木が並んでいる。
この木を分けてそれぞれで戦闘しているように感じた。


手前スタートから小道を奥へ進むと、大きな中央砦が出てくる。
ここを押さえることでゲームに大きくかかわってくるので、ゲーム開始は最も激しい戦闘になっていた。


中央砦は3階建てになっており階段で上がることができる。


中央砦からゲームエリアの奥側を見た景色。ここからゲームエリアを見渡すことも出来そうだ。


中央砦からさらに奥に進むと、大きな木が立っているのが目印の奥スタート位置だ。
ここまで来るのにゲームエリア全体がちょっとした斜面になっているので、ある程度慣れていないと息が上がりそうだ。


奥スタート位置でのこの日参加された赤チームの皆様。取材協力感謝。
この日は総勢70名以上の参加者が集まった。

さまざまな装備や家族連れ、日本在住の海外の方も参加しており、あらゆるプレイヤーが楽しめるフィールドだと感じた。


奥スタートから手前スタート方面へ見た景色。

グラウンドゼロ大阪は元々ゴルフ場の跡地を利用したフィールドで、随所にその名残が感じられる。
現在はバリケードや砦が各所に建てられ、サバイバルゲームフィールドとしての雰囲気があった。


奥スタート位置から左側へ進むと坂道がある。


その坂道の途中から中央砦を覗くように確認出来る。


グラウンドゼロ大阪は外周に張り巡らされたトラロープまでがゲームエリアで、周りは森林とすり鉢状の山々が連なっている。
全体的に勾配のある急な斜面となっているので、銃にはスリングを付けて両手が使える状態にし、衣服はしっかりしたものとプロテクションを付けることをお勧めする。


けもの道のような所を進んでいると、時折、急な斜面にはロープが打ち込まれており、それを使いながら登ることも下ることもできる。
グローブもしっかりしたものを使った方が良いだろう。


森林と斜面を利用した戦い方をするのも1つだ。季節に合わせた森林やギリースーツも有効だろう。

山頂に上がって山なりに進めば相手チームのフラッグ付近までたどり着くことも可能だ、その際はまた斜面を下ることになるので、義経の鵯越の坂落としの如く奇襲を仕掛けることも出来るだろう。


グラウンドゼロ大阪の基本ゲームルールは15分間によるフルオート可能のフラッグ戦だ。
専用のフラッグボックスを使用する。


相手チームのスタート位置にあるフラッグまで辿り着いたらフラッグボックスの鍵を解錠しよう。


解錠したら箱の中にあるスイッチを押してブザーを鳴らせばフラッグゲットだ。
ブザーを鳴らすまでの多少の手間があり、ゲームエリアも森林や砦が周りにあって身を隠す場所も多く、フラッグゲットするその瞬間まで油断できないゲームとなっている。


自然溢れる山のアウトドアフィールドで、森林迷彩やギリースーツが活躍できること間違いなし。急な斜面が多いので各種プロテクションはしっかりしたものをキチンと装備しよう。

また、その広さゆえに関西でも数少ないフルオートで遊べるのが魅力だ。

GROUNDZERO大阪
〒596-0115 大阪府岸和田市相川町1029
2021年7月11日オープン(元:大阪グリーンキャニオン)
問い合わせ:サイトより
営業時間:8:00-17:00
公式サイト:https://ground-zero-osaka.com/

2021/09/30


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