CQBフォレストサバゲーフィールドレビュー

埼玉県大里郡に2020年3月にオープンした屋外サバゲーフィールド「CQBフォレスト」をレビュー。

CQBフォレストのフィールドサイズは縦約125m、幅75mで、市街地エリアと、森林エリアに分かれている。こちらはセフティ側にある市街地エリア。

CQBエリアはフィールドの約1/3
この市街地エリアはフィールドの約1/3を占めており、フラットなエリアに多くの人工バリケードが配置されている。

フィールドマップはこんな感じ。

定番のドラム缶や木製パレット、単管とコンパネで組まれた小屋などが配置されている。

射線をあえて通して小屋が強ポジションにならないように工夫されている。

腰高ほどの低めのバリケードも多い。

木箱に迷彩ネットを被せてあったりと、なんとなく軍の基地のような雰囲気。

CQBエリアの端に設置されていた大砲のオブジェ。

CQBエリア内には車両も配置され、この車両を挟んで1on1なども行っているそう。

おや、東部方面輸送隊の看板が...。調達した廃材に混じっていたそう。

少人数ならこのCQBエリアだけでも楽しめそうだ。

CQBエリアからフィールド奥へ進むとうっそうと茂った森エリアとなる。なお、バリケードの一部は移動することができ、頻度高くレイアウト変更を行って飽きないようにしているとのことだ。

森中央部には2基の砦があり、高い位置からフィールドを見通せる。

フラッグエリア
森エリア内のフラッグポイント。ここにはレッドとイエローの2つの旗があり、自軍の色の旗を立てることで占領を行うドミネ―ション戦をメインに行っているそう。

旗を単管に差し込めばそのエリアの占領が完了。

森エリアは一見フラットに見えるが実は微妙な起伏もあって面白い。

森フィールド内にもCQBエリアがある。

迷路のように区切られたCQBエリア。

森林のなかのCQBエリアはかなりの激戦区になる。

まるでモダンアートのようなバリケード。

森の中を網の目状に侵攻ルートが作られていて、森林サバゲーとCQBサバゲーの楽しさが程よくミックスされている。

フィールド一番奥のフラッグポイント。

フィールド受付。左がオーナーのノリさん、右が店長のジンさん。

受付横に弾速測定所。

電子レンジ、給湯ポットの設備あり。

BB弾、ガスの販売あり。

オリジナルTシャツの販売も。

レンタル装備は25人分が用意される。レンタルガンは東京マルイのG3 SAS電動ガン。

シューティングレンジはテントを利用して風を遮るように工夫されている。

シューティングレンジの距離は40m。完全無風とまではいかないが、40mでかなり精度の高い射撃を楽しめるのは嬉しい設備だ。

セーフティエリアはテントタイプ。最大90席だが、フィールドの適正プレー人数の60席までの入場にしているそう。また昨今のコロナ対策として、最大40名までに入場制限し、1テント内の人数も限定するなどの対策が取られている。

1テーブル6席、テント内には誤射防止用にネットが張られ、ガンラックも設置される。全席ではないが、充電できるコンセントも数か所にある。

CQBフォレストの特筆すべき点として、石釜ピザのイタリアンレストランが隣にあって、そこからランチをデリバリーできる。本格的な薪石窯で焼き上げたチーズとろっとろの熱々ふっくらピザと、自家製のコロッケカレー。

薪石窯PIZZA「たんぽぽ」。フィールドのセフティから直通していて1分で歩いて行ける。
ご夫婦で切り盛りされているアットホームで、森の隠れ家的なイタリアンレストランだ。

セフティから歩いてすぐに行けるので、お昼の休憩時に直接食べに行っても良いそう。店内はこんな感じ。

薪石窯で焼き上げたピザは絶品。これを食べに行くだけでもCQBフォレストに足を運ぶ価値はある。

お店のテラスで森を眺めながら仲間でランチするというのも楽しそう。ピザ以外にも、窯焼きした"むさし麦豚"のポークジンジャーや、バルツバインのソーセージ、窯焼きハンバーグなどのメニューがあってお肉好きにはたまらない。サバゲー終わりに夕食に行くプレーヤーもいるそう。

...と、フィールド内のファシリティに話を戻そう。

女性更衣室完備。

2基の洋式水洗トイレと男性用小便器1基。

トイレはウォシュレット付きで非常に清潔で快適。

手洗い場。

駐車場はセーフティエリアに併設されており、25台分ある。また、デッドウォーク横にも4台ほど停められるスペースがある。

CQBフォレストは森林とCQBエリアが上手くミックスされた、スタンダードなサバゲフィールド。適正プレー人数は30 vs 30人の60人ほどだろうか。
40mの風よけされたシューティングレンジや、各種設備も充実していてトイレも綺麗。なんといってもピザ、ピザ、ピザ!! 食事が美味い!!
関越道の嵐山小川IC、花園ICどちらからも車で10分ほどとアクセスが良く、フィールドまでの道が全て舗装路というのも魅力だ。