ARMOR祭 VOL.02 イベントレビュー
2017年11月3日(祝)に千葉県のサバゲフィールド、オペレーションフリーダムにて開催されたサバゲイベント「ARMOR祭」をレビュー。

ARMOR祭は主催のモエガミさんと有志達が運営する、サバゲーとコスプレのゲーム会だ。第2回目となる今回はなんと日本全国から220名の参加者が集まった。※集合写真クリックで拡大。
フィールドやショップ主催ではなく、個人によるイベントでこれだけの人数が集まるのはなかなかない。しかも人数だけではなく、その内容がハンパなく"濃い"のだ。

SF装備やアーマー系装備を中心としたイベントなので、映画、ゲーム、アニメなど様々なジャンルでのコスプレが一堂に会する。その模様を見ているだけでも楽しいイベントなのだ。

もちろんアーマーというのは未来装備だけではなく、中世の甲冑、鎧カブトなどをモチーフにしたプレーヤーも多い。


アーマー系のなかには戦車や戦艦なども含まれており、ガールズ&パンツァー(ガルパン)や艦隊これくしょん(艦これ)といったテーマのコスプレもいる。


この日はMADサバのサトミさん、チェンサバのSasugo閣下も参戦。サバゲー新世代の牽引者といった面々が集まったのは非常に印象深い。

元祖コスプレゲーマー!? この日はアームズマガジンのボスゲリラも取材で参戦。

ゲーム中のカットをご紹介~。




マスターチーフ!!

シールド使用OKのゲームもあり、各々装甲板を付けたり、火器をショルダーマウントしたり、LEDを組み込んで光らせたり、サウンドを鳴らしたりと工夫を凝らしている。また、必ずしも作品キャラクターの忠実な再現というわけではなく、自分流のアレンジを加えている柔軟さというのも、このイベントの間口の広さと言えるだろう。

グループでテーマを決めて参戦する参加者もいる。

戦車砲のようなリボルバーランチャーもあれば、

ボルトアクションライフルや、

なんだか、ものすごい長い火器など、カスタムガンへの思い入れも様々。


フィールドインも凄い迫力!!

午後には近接武器による戦闘イベントも開催された。つまりはチャンバラなんだけど、みんな自分のキャラや立ち位置をわきまえていて、しっかり相手を気遣いながらエンターテイメントに徹した戦闘をしていて、観客も大盛り上がり。MADサバのコロッセオとはまた違った楽しさがある。Sasugo閣下によるチームメンバー選出も絶妙だった。

自作のパンター戦車を持ち込むプレーヤーや、

モビルスーツ?、モビルアーマー?とか、

なんとも形容しがたいアーマーも。

バリケ? と思ったら巨大なシールドだったりして。

スターウォーズは人気のテーマ。

カイロ・レンに吹っ飛ばされたり。

ベイダー卿のペットにだってなれる。

サイヤ人や超人になることも可能だ。君の想像力をジャンプさせれば、どんなコスプレだってOK。

マーベルコミックの主人公達も。

日本のヒーロー、仮面ライダーもある意味アーマー(^_^;)。

アンブレラコアやタイタンフォールと言ったシューティングゲームのキャラクターも多い。


イヌ科からネコ科までケモノ衆も。

サイボーグやジャガーノート系の装備。

共通のフェイスマスクを加工してヘルメットに取り付ける参加者。

プロテクトギアつながりで。

皆で戦う姿はカッコいい!!

レイバーも登場。

いかにフィールドで目立つかが勝負!!


マスクやコスプレを何種類か用意して、途中で衣装チェンジする参加者もいた。

少佐と大佐。大佐の声がそっくり!!

右の方のレイジングハートには電動ガンが仕込まれている。


この日は天候に恵まれ、日中の気温が高くなったので、アーマーコスプレの参加者にはちょっとハードだったかも。

ゲーム自体はBB弾を撃ちあうサバゲー。みんな分厚い装甲板を着けてるので当たり判定難しそう、と思ったが、意外と弾が当たると大きな音を立てる上に、弾が当たったら当たったで大きなリアクションしてヒットを楽しんだりと、とてもフレンドリーな展開。
もちろん弾が浅く当たって気づかないことも有るんだろうけど、「あいつ固い」とか言い出す人なんか、そもそもこのイベントにはいないワケで。


ポケットなモンスターもチェストプレートアーマーを装着して撮影に余念がない。シューズまで黄色なのが素晴らしい。

このチェーンメイルは手編みの自作なのだそう!


凶悪な宇宙人コンビ。面白いなと感じたのは、テーマを同じくする参加者同士が初対面でも仲良く記念撮影してゲームをプレーしていたこと。共通のコスプレは共感を高める効果があるのだ。そして横のつながりが広がっていき、参加者がどんどん増えていく。

主催のモエガミさん。お話を伺うと、自分と趣味が同じ人を訪ねて全国を回ったんだそう。その努力の結果がこのサバゲーイベントにも現れていると感じた。
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