ハイパーターゲット

ハイパーターゲット エアガン用ターゲットボックス

ハイパー道楽オリジナルのターゲットBOXを作ってみました。

私は家でエアガンを撃つことが多く、これまで市販のエアガン用ターゲットをいろいろ使ってみたのですが、どうも自分好みのターゲットボックスが見つからず、それでは作ってみようとなりました。

それが今回ご紹介する「ハイパーターゲット」です。

目指したのはシンプルさと堅牢性

エアガンの部屋撃ちに最適な、大きすぎず、小さすぎない絶妙なサイズを目指しました。
入手性の良いA4用紙をターゲットペーパーとすることで、ランニングコストの低減にも配慮しています。
シンプルなデザインで、部屋の片隅に設置しても圧迫感が少ないものにしました。

前面
フレームとベースは厚みのある鋼板、弾受け部分は内側がPVC加工されたナイロン生地です。
さらにメッシュ生地のカーテンを取り付けし、BB弾の威力と着弾音を低減します。
国内のレギュレーションである、18歳以上対象の威力0.98Jまでのエアガン射撃に耐えられるよう、比較的丈夫な素材をチョイスしました。

側面
側面から見た形状は三角形で、傾斜した背面でBB弾を受け止め、ボックス内に弾が留まりやすい形状になっています。フレームと弾受けは面ファスナーとネジ3本で固定されていますので射撃の衝撃で外れることもありません。

形状比較
立方体のターゲットボックスは壁に接して撃つと壁にBB弾の凹みがついてしまうことがあります。その点、このハイパーターゲットは背面が傾斜してるので、壁際で撃っても弾が壁に接することなく、かつ跳ね返ったBB弾がボックス外に飛び出しにくい形状になっています。

ターゲットペーパーのセットが簡単

簡単にターゲット用紙が装着できるマグネット方式

A4サイズのターゲット用紙はボックス前面に2枚付属するマグネットバーで固定ます。上下にピンとペーパーを張ることができます。写真は直径15cmのブルズアイのペーパーターゲットです。

フレーム挟み込みタイプは用紙をセットするのが面倒だったり、クリップ式ではBB弾の被弾で変形・破損してしまう場合がありますが、ハイパーターゲットでは弾力のあるマグネットバーを採用しているので仮に被弾しても壊れる心配はほぼありません。

このマグネットバーは長さ20cmで目盛りがあるので、グルーピングを計るのにも便利です。

グルーピングを計るのに便利

ペーパーターゲットはボックスから弾が飛び出しにくいのと、グルーピング(着弾痕)を確認でき射撃が上達しやすいので、プレート式ターゲットボックスより気に入っています。

ターゲット用紙は無料ダウンロード

無料ダウンロード
ターゲットペーパーはPDFでハイパー道楽のサイトから無料ダウンロードできます。
撃ちたいときに、必要なだけ印刷して使えます。もう高いターゲットペーパーをまとめ買いする必要はありません。どこにしまったのか、見つからないなんてこともありません。
ターゲットペーパーの種類は今後も増えていく予定です。

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三脚に搭載できる

ハイパーターゲットの底部にはカメラ三脚用のUNC 1/4ネジ穴がありますので、三脚に設置可能です。

三脚に搭載できる

従来使っていたターゲットボックスは設置場所に困ることが多く、イスや棚の上に置いていました。
ハイパーターゲットは射撃スタンスに合わせて、高さを調節できる三脚に設置できるので、より自由に安定した射撃が楽しめます。肩の高さにあわせて的を撃てるのは便利です。

取付ネジ穴はスチール材のベースに直接タップを切っていますので、強度があり、ガッチリと三脚に固定できます。このベースパーツは重量もあるので、ボックスの低重心化に貢献しています。

貯まったBB弾を捨てるのも楽々


BB弾はボックス内に3000発は溜まる容量があります。しかし、重くなるので、そこまで貯める前に捨てましょう。BB弾を捨てるのも面ファスナーを少し開いて逆さにし、角からザザッとゴミ箱に捨てるだけです。

組み立て式で収納にも便利

ハイパーターゲットは簡単な組み立て式なので、収納スペースにも困りません。

フレームとベースパーツをネジ3本で固定し、フレーム外周に面ファスナーを貼って弾受けをスチールフレームに固定します。

最後にメッシュカーテンを弾受け内側の面ファスナーに取り付ければ完成です。

フレームはスチール製なので、仮にBB弾がフレーム部分にあたっても壊れることはありません。ただし跳弾には十分注意してください。

弾の威力と着弾音を吸収するカーテンは柔らかめのメッシュ生地を使っています。これは消耗品なので交換可能になっています。
メッシュカーテンとマグネットバーはスペアパーツを別売していますので末永くご利用いただけます。

次世代電動ガンによる射撃テストでも概ね問題ない耐久性がありました。

プロターゲットとの比較

私は長年、マルイのプロターゲットを愛用してきましたので、大きさを比較してみましょう。


プロターゲットが専用の正方形ペーパーに対して、ハイパーターゲットはA4サイズのペーパー。近距離射撃では上下に着弾がブレることが多いので、これくらい的が大きいほうが安心感があります。


奥行きは約24cmでプロターゲットと同じくらいです。設置場所のサイズとしてはあまり差はありませんから、今までの場所にも置きやすいと思います。

プロターゲットは初速高めのエアガンで連射していると穴が開きやすいんですよね。上の写真は長らく私が愛用したプロターゲットです。樹脂フレームが割れないようにスポンジを貼って被弾保護したり、ガムテープでネットを補強したりしましたが、結局背面に穴が開いてしまい...。
カーテンはビリビリに破け、ゴムバンドがベロベロに伸びてしまい、すぐにネットが外れてしまいます。こんな感じで、これまで3回ほど買い換えました。
知らないうちに壁にBB弾の凹みを作ってしまい、壁の補修にウン万円の費用が掛かってしまったこともありました。

市販のターゲットは安価な半面、買い替えサイクルが早いものが多いのも事実です。
なので、ちょっと値が張ってでも、もう少し丈夫なターゲットボックスを長く愛用したいと思い、このハイパーターゲットを作りました。

ぜひ一度使ってみてください。

スペック

本体サイズ: 高さ 約32cm、幅 約22cm、奥行き 約24cm、重量 約962g
フレーム開口部サイズ: 高さ 26cm、幅 17cm
SECC鋼板 カチオン電着塗装(半光沢ブラック)、PVC加工ナイロン生地、ポリエステル生地製
2ndロット 2023年1月16日発売、希望小売価格 8,980円(税別)。

パッケージ

絶賛販売中!

ハイパーターゲットは全国のエアガン、サバゲーショップで購入、注文できます。
また、Amazonでも販売中です。

スペアパーツとしてマグネットバー2本セットも販売してます。

カーテンのカラーバリエーション
カーテンのカラーバリエーションをスペアパーツとしてDCI Gunsさんで発売されています。

お家にプリンターがなくてもコンビニでターゲットを印刷!

ICO最近ではPDFデータをコンビニのマルチコピー機で印刷できます。
マスターを一枚印刷して安いモノクロコピーなどで必要なだけコピーするのも良いですし、スマホから専用アプリでPDFデータを転送し、QRコード等でコンビニのマルチコピー機で印刷できます。

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2023年1月 Gen 2.0 バージョンアップ

2023年1月にハイパーターゲットがバージョンアップ!
DCI Gunsさんに製造・販売委託する形で、第二世代 Gen 2.0となりました。

初期ロットからの変更点は以下となります。

・フレームとベースの仕上げを従来のメラミン焼付塗装から、カチオン電着塗装仕上げに変更
・マグネットバーの厚みを増して磁力を高め、長さも16cmから20cmへ変更

塗膜が薄くなり、マグネットバーによるターゲットペーパーの貼り付けがより強力になりました。

マグネットシートの全長
マグネットバーの全長が16cmから20cmへ延長。

マグネットシートの厚み
マグネットバーの厚みは1.1mmから3mmへ増して磁力がアップ、ターゲットペーパーの保持がより確実になりました。

組み立て方法

組み立て図
① ベースとフレームを3本のM5ネジで固定します。
② フレームとベースに面ファスナーを貼り付けます。
③ 弾受け袋のハトメをフレームのネジに合わせ、フレームに被せて取り付けます。
④ ハトメの裏からナットで固定します。
⑤ カーテンを取り付けて形を整えたら完成!

※使用上の注意・警告
・本製品はエアソフトガン室内射撃向けのターゲットボックスです。
・威力0.98J以下、0.29g以下の6mmBB弾を使用する日本国内向けのエアソフトガン用です。
・ターゲットボックスのフレームにBB弾がヒットすると跳弾しますので、十分注意してください。
・1点を集中して連射し続けると、いかに丈夫な素材といえど破損・塗装剥げする場合がありますのでご注意ください。
・射撃するときはエアソフトガン用シューティンググラス等を着用し、必ず眼を保護してください。
・ターゲットの背後や周囲に人や動物、壊れやすいものが無い場所で使用してください。
・メッシュカーテンとターゲットペーパーを必ずセットしてから撃ってください。
・ターゲットペーパーに開いた穴からBB弾がボックス外へ飛び散る場合があります。ペーパーは早めに交換してください。
・不安定な三脚や一脚に搭載すると倒れる恐れがありますので注意してください。
・本製品は水洗いしないでください。また、シンナーやアルコールで拭かないでください。
・ストーブやコンロ、焚き火などの火気類の近くで使用しないでください。
・万が一、弾受け袋に穴が開いた場合は直ちに使用を中止してください。
・屋外での使用を想定した設計にはなっていません。紫外線や風雨により弾受けや塗膜が劣化する恐れがあります。
・誤った使用によって発生した事故、負傷、器物破損等については、当社では一切責任を負いません。

※販売店様へ: 本ページの製品写真、製品テキストはご自由にご利用ください。

2021/10/09