ショットショーJAPAN 2018 春 ぶらり一人歩き

レポート:伊部 好乃輔

毎年恒例のショットショーJAPANが6月2日(土)〜3日(日)に大阪・心斎橋のサンボウル地下1階で開催されました。
イベント初日の6月2日(土)の会場の様子をトイガン中心に“ぶらり”とご紹介します。

G&G ARMAMENT
G&G ARMAMENT
G&Gでは次期発売予定電動ガンのラインナップが展示されていました。

F2000
(上)ピカティニー規格のトップレール仕様のF2000、(下)光学サイトが標準装備のF2000 STANDARDが発表されました。
CYBERGUNのライセンス取得済みモデルになります。発売時期、価格は未定です。

スコープは低倍率
F2000、F2000 STANDARD共にETU搭載です。STANDARDのトップカバーを取り外すとスコープが搭載されているのがわかります。このスコープは低倍率の固定式となっています。また、F2000のトップレールはメタル製ですがF2000 STANDARDのトップレールは樹脂製といのことです。

L85A1 ETU
(上)スタンダードモデルのL85A1 ETU、(下)ショートバレルで光学サイト標準装備のL85 AFV ETUです。どちらもETU搭載でフルオートと3バーストの切り替えをトリガーで行えます。こちらも発売時期、価格は未定です。

東京マルイ
東京マルイ
東京マルイでは89式小銃、MTR16、バイオハザード アルバートWモデル01Pと発売間近のガスブローバック3丁を展示していました。

89式小銃
MTR16
バイオハザード アルバートWモデル01P
しかし価格、発売日などについては、5月10日(木)〜13日(日)に開催された静岡ホビーショーから特に目新しい新情報はありませんでした。

TANIO KOBA
TANIO KOBA
コバ社長秘蔵のMGCのデッドストックのガスガンや実銃のウッドグリップ、ビアンキやコルトの革ホルスターを販売していました。

MGC MP5A4
コバ社長が手にしていたのは乾電池とガスによるハイブリッドガンのMGC MP5A4です。

LayLax
LayLax
マルイのガスブローバックの89式小銃の発売も近いということで各種89式小銃用のレールハンドガードなどカスタムパーツを各種展示していました。これらのパーツは電動ガン用で、ガスブローバックに対応するかは現時点ではわからないそうです。

8ウェイアウターバレル
マルイ、ガスブローバックのM4A1 MWS用の8ウェイアウターバレルが数量限定で近日発売予定です。一番上のバレルのようにアウターが分割できます。その組み合わせで8通りのバレル長に変換できます。下の2本も同仕様ですが、継ぎ目がまったくわかりません。カラーはセラコート塗装で、上からタングステン、ブラックコバルト、ステンレスです。価格はアウターバレルのみで15,800円(税抜)、リアルスタイルハイダーとのセットで21,300円(税抜)になります。

SWANS
国産アイウェアブランド「SWANS」とコラボしたタクティカルゴーグルSG-2280です。アメリカの安全規格であるANSI Z87+を取得した耐衝撃性に優れたゴーグルです。価格14,800円(税抜)で7月発売予定。

レンズ厚は中央部で最大3mm
レンズ厚は中央部で最大3mmもあり、装着しても像の歪みはなく、クリアな視界です。そしてゴーグルの1番の悩みである曇り対策として、上下に幅6mm以下のベンチレーションがあります。また顔に接するスポンジも着脱式で簡単に交換ができるようになっています。

ハートフォード
ハートフォード
2014年に発売されたゴルゴ13 45周年記念のために製作したS&W M10 2インチ(木製ケース、初回特典の複製原画色紙付き)が販売されていました。作中に登場するガンスミスであるDAVE ARMAMENT COMPANYの刻印が入っています。 © さいとう・たかを/リイド社

FOURSTAR
FOURSTAR
海外製の電動ガンを中心にイベント特価で販売されていました。

陸自仕様の5.56mm機関銃MINIMI
マシンガンがこの価格
A&Kから陸自仕様の5.56mm機関銃MINIMIが36,000円でした。マシンガンがこの価格とは超お得でした。

SOMETHING TACTICAL
SOMETHING TACTICAL
イタリアのBO社からAK系電動ガンのFSB13がイベントで先行販売されていました。プレス加工のスチールボディにCNCフロントレールシステム搭載。メカは基本Ver.3で、マガジンもAK系が基本共用可能だそうです。

TF12シリーズ各種
同じくBO社のエアコッキングショットガン、TF12シリーズ各種が超お買い得のアウトレット価格で販売されていました。

グレネードエルフィン
グレネードエルフィン
松本零士作品でお馴染みのコスモドラグーンの水てっぽうが7月に発売予定です。松本零士先生が原型監修されたリアルな逸品です。価格はPOP表示からり3,200円(税抜)に変更になるとのことでした。

M19b 爆散拳銃
中折れ式
世界にファンがいる高木氏によるM2019デッカードブラスターの40mmグレネード版、M19b 爆散拳銃(ガスカート付き)が新発売になりました。中折れ式で40mmガスグレネードを装填します。

SFBC
SFBC
HFCのCOLT25の固定スライドガンが販売されていました。マルシンとは微妙に中身が違うそうで、初速は40m/s程度はあるそうです。価格はなんと1,500円でした! 

陸私展&北部工廠
陸私展&北部工廠
S&Tの64式小銃の電動ガンをベースにカスタム2種を展示していました。(上)一つはスーパーリアルカスタムで(下)もう一つはリコイル&スライド連動カスタムです。興味のある方は、北部工廠のツイッターから連絡してみてください。

ガスピストンをリアルに再現
S&T 64式小銃スーパーリアルカスタムはガスピストンをリアルに再現しています。またボルト部は亜鉛の鋳造で製作したそうです。カスタム料金はかなり高額になるそうです。

リコイルまでも再現
S&T 64式小銃リコイル&スライド連動カスタムはブローバック及びストック内にカウンターウエイトを搭載し、リコイルまでも再現しています。バッテリーはハンドガードに収納します。カスタム料金は銃本体+6〜7万円くらいになるとのことでした。リコイルが強いので写真は、どうしてもブレてしまいます。

DCI GUNS
DCI GUNS
3Dプリンターでマルイ用の集光サイト、ハイブリッドサイトを製作していましたが、射出成形の“iM”シリーズに完全モデルチェンジしました。強度と美しい外観に生まれ変わりました。

M&P9用 サムセイフティカバー
面白いものとしてはマルイ M&P9のサムセフティを取り外した時にその穴を塞ぐ、M&P9用 サムセイフティカバーもあります。実銃用にもこのようなパーツがあります。

GUN SHOP グルカ
GUN SHOP グルカ
地元大阪・日本橋のグルカでは、実物使用済みのM72ロケットランチャーが販売されていました。使用済みなので、単なる筒です。

すてんがん&サイトー
すてんがん&サイトー
自衛隊装備風の商標を模したジョークグッズ、「自衛隊新生活応援シールセット」が販売されていました。

陸止自衛隊
プリンター、タブレット、冷蔵庫、テレビ、事務机、ベッドなどに貼れば気分が盛り上がります。よく見ると「陸止自衛隊」になっており、桜マークではなく星になっています。

DRESS & GUN
M4の形をしたボールペン
DRESS & GUN
アクセサリー満載のM4の形をしたボールペンです。金銀2色あり、1個100円です。サプレッサーがキャップになっています。

サムズミリタリ屋
サムズミリタリ屋
完成したばかりのサムズオリジナルのドイツ軍M24スティックグレネードです。ポリプロビレン製で軽量にできています。今回は先行販売特価で1本3,000円でした。

入場待ちの列
6月2日(土)はもう夏と思えるほどの晴天で、開場30分前にはかなりの入場待ちの列ができており、会場内では、もう身動きができないほどの大盛況でした。ただ、今回は会場発表の新製品や射撃ブースでのデモなどもなく、少し残念でした。
新製品は少なかったのですが、その分、イベント特価品や中古品の売れ行きはどこのブースでもよかったようです。主催者発表で入場者は初日のみで1,600名以上とのことでした。大阪でミリタリー系の即売会イベントが少ないためか、大阪の方が東京よりミリタリー熱が高いような印象をいつも受けますね。
次回は9月15日(土)〜16日(日)にショットショーJAPAN SP9の開催が決定しています。
また秋に大阪で会いましょう。

2018/06/03


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