第12回 爆裂祭 イベントレポート
レポート：伊部 好乃輔
11月13日（日）に池袋・池袋サンシャインシティ展示ホールCで、爆裂祭が開催されました。2017年から早いもので、もう12回目です。主催はボスゲリラ率いるバーストヘッドで、トイガンと現用装備と日本らしいホビー文化が結びつき、昇華されたミリタリーイベントです。
早速、ぶらりと物色してきます。
バーストヘッド
東京マルイのショットガン用のシェルマガジンを各種エアソフトガンにも使用できるようにするバーストヘッドオリジナルのシェルマグ、こちらは東京マルイVSR用です。
DEEPリポバッテリー。連続放電能力が高いリポバッテリーで、従来は20C、30Cといった性能でしたが、このDEEPリポバッテリーは70から90Cもあります。 この数字が高いほど、瞬発力があると考えてよいでしょう。簡単にいうとトリガーレスポンスがよくなります。
G&G ARMAMENT
2022年から2023年の新製品が展示されていました。全て樹脂フレーム、M-LOKのアルミハンドガード、電子トリガーのETU搭載です。樹脂フレームで軽くなり、よりサバゲーに特化したモデルです。
CM16 PREDATOR M-LOK。GC16PREDATORの樹脂フレーム化、KEYMODからM-LOKに変更になっています。
ARP9 2.0。少し長くなったM-LOKの新型ハンドガード、ストックチューブも延長され、バッテリーの自由度も広がります。ストックも2段階で調節できるように改良されています。
DEATH MACHINE MARK3。フレームは樹脂製のアンビ仕様になり、ハンドガードとストックも変更。マガジンはシースルータイプになっています。2023年発売予定。
BAMF STEALTH。COBALT KINETICSの樹脂製フレーム版。マガジンもCOBALT KINETICSのマーク入りです。2023年発売予定。
LayLax
SIG SAUERの代理店であるLayLaxから各種SIG社製AR系がずらり。
実銃用のSIGの光学機器も各種勢揃いです。
LANCER TACTICALのM4系電動ガンがラインアップ。全て電子トリガーのZION ARMS NEBULA MOSFET搭載モデルです。
KRYTAC SilencerCo MAXIM9。こちらはCO2とリキッドチャージの2タイプあるガスブローバックガンで、銃身を覆うシェラウド内にサイレンサーやトレーサーを内蔵することもできます。※展示はCO2仕様
シェラウドはマズルしたのネジで分割になり、全長を短くもできます。写真の状態で最大長です。
SilencerCoと言えば8画断面のオスプレイ サイレンサーでも有名ですよね。
KRYTAC EMG FN P90 SMG AEG ALPINE CUSTOM BUNDLE EDITION。フロント部分がモジュラー式になっており、好みのスタイルに組み替えできます。そしてアルパインということでホワイトのストックです。
GunSmith BATON
BATON Airsoftからグロック Gen.5がCO2ガスブローバックで早くも登場！ BG-17 CO2GBBは2023年1月発売予定。11月下旬から予約開始予定です。
発売されたばかりで好評のEMG COBAT MASTER OMEGA。フロンガスのリキットチャージ仕様のガスブローバックガンです。
最小クラスのB-MINIマズルフラッシュトレーサー。マズル発光とトレーサーと切り替えも可能です。
GUN MALL東京
S&TのM1938 モシンナガンカービンのエアコッキングガンです。全長が約20cm短縮された騎兵銃です。騎兵だけでなく、砲兵、通信兵などで使用されたモデルで、ストックはもちろんリアルウッドです。
S&T H&K UMP-9 G3電動ガンです。G3電子トリガー搭載。低電圧時にカットオフ機能もあります。ボディは実銃同様ナイロンファイバー製になり、強度も十分あります。マガジンもダミーカートがみえるシースルータイプで装弾数は100発です。
B2i
このサイレンサータイプのB2iを装着するだけで、エアソフトガンを赤外線化できます。空撃ちのエアーに反応して赤外線が飛びます。
14mm逆ネジで装着可能な赤外線発生機、B2i STANDARDにその赤外線受信機。当たれば受信機が赤く光って反応します。
B2i STANDARDの先端に穴の大きさにより、精度、飛距離を設定できます。赤い大きな穴のキャップなら100mでも余裕で反応するそうです。
Bluetooth(Ver.5.0)を内蔵し、スマートフォンとアプリ連動し、様々な設定やヒット数、誰にヒットされたかまでわかります。
ARTEMIS AIRSOFT
イベント当日が開業日というカスタム専門のアルテミス エアソフト。現在は銃の種類やメカ、GATEなど電子トリガー搭載に応じてカスタムメニューを用意しています。今後はコンプリートカスタムガンの販売やパーツ販売も行いたいとのことです。
のび太印刷
3Dプリンターによる東京マルイSOCOMピストル用の「スタンダード」。スライド上と下にレイル、ストック装着用のパーツです。最小限のパーツによるピストルカービンです。
ミリデコ
マルイ1911 ロングマグレール。1911のロングマガジンに対応し、グリップパネルを延長し、そこにストック装着用のレールを付けたアイデア製品です。
培養ポッドアダプター。ガチャガチャにある「培養ポッド」なるものをレールに装着するパーツだそうです。こういうの大好きです。
PANDORA ARMS
木製ストックを各種製作、販売していました。こちらはVSR-10用です。ライフルには美しく、手触りもよい木製ストックが似合います。
ハンドガン用の木製グリップも各種揃っています。もちろん無加工で装着可能です。
グロックやUSP、ハイキャパなど現代銃用の木製グリップもあります。こちらは両面テープで貼り付けます。
Aoihate custom
AK用の木製グリップストックを製作しているアオヘイトカスタム。M4用の木製チークパッドやM-LOKカバー、MP5用の木製ストックも注目です。実銃界でもM4用の木製パーツは人気があるそうです。
モケイ パドック
モケイ パドックでは掘り出し物満載の中古雑貨を販売。しかもかなりお買い得価格でした。
CONDOR
高品質でコストパフォーマンスに優れるコンドル各種装備満載。マルチカムブラックの生地はクレイ プレシジョン社の本物を使用しています。
JAVELIN 36インチ ライフルケース。全面ベルクロでガンを固定でき、２層式で装備も入ります。またガンケースのマチも広げられるジッパー付きです。
LONGICORN AIRSOFT
アメリカのギアブランド、DFNDR Armorのプレートキャリアー。LONGICORN AIRSOFTは日本正規取扱代理店で今後もラインアップを増やしていく予定だそうです。
RONIN TACTICSのプレートキャリアーも取り扱っています。
URBAN REGION
他人の目に触れさせず、愛銃の運搬や埃がかからないよう保管しておく場合に重宝する薄くて軽量なライフルバッグ。
メッシュのキャップ状のヘッドラップ。額が鉢巻状になって正面にはベルクロになっています。まさに現代の鉢金ですね。右はダンプポーチ。こういう装備もありですね。
ONLY PATCH
韓国から出店のオンリーパッチ。タクティカルエプロンなど販売していましたが、気になったのがこの吸盤でくっつけられるグレネードクッション。それとミニプレートキャリアー。
MECHANIX WEAR
元々はバイク用だったが、今やすっかりミリタリーグローブの代名詞です。左のブラックの冬用最新グローブに注目。こちらは韓国軍のある部隊で採用されてるとのことです。
MOLLEやバッグのストラップなどに装着するクリップ式のグローブホルダー。使い勝手よさそうで、購入しました。
NOVEL ARMS
最新のマイクロダットサイトのSURE HIT MRS2。イチロー永田氏のご子息、ケンシロー君がこのSURE HIT MRS2搭載の.22口径ライフルでスティールチャレンジの部門優勝しました。もちろん実銃の大会です。
長らく売り切れだったAIMPOINTのACRO、COMP M5Sが入荷。待ち望んでいたファンも多く、円安で決して安くないのに売れていました。
5Ax
ピカティニーレイルグリップ。これらにストックやトリガーユニットを組み合わせることでカメラ用ストックに早変わり。
トリガーとシャッターを連動させることもできます。
ここまでくるともうライフル並みですね。
ワトコオイル
DIY界では有名なワトコオイルがミリタリーイベントに初出店。木製品を好みの色に塗装することができます。見た目だけでなく、耐久性も向上します。
APIO
ジムニー用のカスタムパーツのAPIO。ジムニーをミリタリーテイスト満点にドレスアップする装備が豊富に揃っています。
特に内装の装備は魅力があるものばかり。MOLLEパネルで各種ポーチや装備を装着できる専用シートカバー。
後部の窓に装着するパネルもMOLLE対応です。
後部ドアにもMOLLEパネルを装備しています。
爆裂祭を盛り上げるMCはぴっちょりーなが担当していました。トイガンあり、装備あり、ネタものもあり、第12回爆裂祭も大盛況でした。
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