NBORDE XM177E2 PTW INFINITY コンバージョンキット
2022年春に発売予定のNBORDE XM177E2 PTW INFINITY コンバージョンキットを紹介します。
まずは動画による解説をどうぞ。

今回紹介するXM177E2は3Dプリンタ製による試作品だが、最終的にアルミ削り出しレシーバーとなる。実銃から採寸・スキャンされたリアルサイズレシーバーは究極のXMと言ってよいだろう。

小型のケースディフレクター、ティアドロップ型のフォアードアシストノブ、キャリングハンドルにA1タイプのリアサイトなど、随所にみられる初期型の証。

フラッシュハイダー、11.5インチ仕様のアウターバレルは共にスチール製。


20連マガジンも似合う。MOVEコンプリートモデルでは間に合えばショートマガジンの付属を検討しているとのことだった。

レシーバー刻印はコルトAR-15のXM刻印。コルトのメーカー刻印も初期型の3行スタイル。

アルミ製のテレスコピックストック。初期型なので2ポジションで側面のリブもないシンプル形状だ。

リアサイトはピープ式のL型切り替え。サイドの調整ダイヤルもA1スタイル。

フロントサイトピンも丸型断面の初期型だ。A2からは角断面になった。
トレポンショップのMOVEではこのコンバージョンキットを使用したフルコンプリートモデルを販売予定で、現在予約受付中とのこと。


通常コンプリート価格は60万円(税込)だが、2022年2月中の予約では55万円(税込)となるそうだ。
実銃のXM177E2 復刻版

ラスベガスで開催されたSHOT SHOW 2017の米銃器メーカーTroyブースにて展示されていた、XM177E2(上)と、GAU-5/A/A(下)。ベトナム戦争期に使われていたM16系のショートカービンなど、実銃の世界でも懐かしいモデルのリメイクが流行っている。
この復刻モデルは12.5インチバレルに固定されたフラッシュハイダーが付き、16インチバレル規制をクリアしている。
書籍「JEAN HUON THE M16」によると、XM177とE1は10インチバレル、E2が11.5インチバレル、GAU-5/A/Aが9インチバレル、GAU-5/A/Bが10インチバレルと記載されている。

XM177のピストルモデルなどもある。ストックがない代わりにバレル長が短く設定できる。

こちらはGUU-5/P。GAU-5同様ボルトフォアードアシストノブが無い空軍仕様モデル。

これら初期のショートカービンに装着されていたテレスコピックストックは初期型ではアルミ製だった。また側面の強化リブもないシンプルなものだ。

その後にストック素材は樹脂製となり、強化リブも装備された。

GAU-5/A/Aの刻印。これはTroyオリジナルマークになっている。
NBORDE 公式サイト
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