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エントリー No.237

■エアガン部門
■投稿タイトル:自作 フルスチール製  M1919
■投稿者:ポンコツマニア

作品写真

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■コメント

完全鉄製の自作M1919です。
鉄が持つ独特のガンブルーを表現するために、素材に鉄を選択しました。
アルミやABS、亜鉛に比べ硬度があるので加工が大変でした。
制作にあたりフライス盤と旋盤を導入し、なるべく組み立て時の精度が出るよう調整を繰り返しました。

どうしても溶接で接合しなければいけない部分などは、接合部が外部に露出しないよう工程を工夫しました。

実銃写真の原寸大コピーをもとに、資料とにらめっこしながら毎日コツコツ制作しました。
出来上がったパーツをまた一つ、また一つと本体に装着し、少しづつディティールアップさせていく過程が最高に楽しかったです。

側面は5mm厚の鉄板をバンドソーとフライスで切り出し、フィードカバーは10mm厚の鉄板の切削と溶接でできています。
アウターバレルの放熱フィンはガス管を使い、92個の穴をすべてボール盤で開けました。ドンピシャの位置に穴をあけるのがかなり大変でした。
本体は錆防止のため、一度アセチレンバーナーで炙り、ヒートブルー処理を施しています。

加工に苦労した分、青色の酸化鉄が持つ独特のガンブルーがほんのり残っていて、味わい深い表面に仕上がったと思います。
フライスなどの加工あとやツールマークはあえて表面に残すことで、よりリアルな雰囲気が出てたかなと思ってます。
加工あとを見るたびにその時の記憶が思い出されて、より愛着がわくかなと思います。

最近は湿気で錆が回るので、ガンオイルできれいに手入れするのが楽しみです。
ちなみに内部はAGM MP40のギアボックスを搭載していて、ボックスマガジンも電動給弾式の物を作りました。

三脚を外しても重量12kgと非常に重いですが、サバゲーで酷使しても絶対壊れない最強の一丁に仕上がったと思います。

ブログにて制作過程を掲載中です
https://tkp.militaryblog.jp/


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