ハイパー道楽 カスタムガン・コンテスト2020 エントリー作品 コンテストトップへ

エントリー No.232

■エアガン部門
■投稿タイトル:八七○式 改
■投稿者:音速丸

作品写真

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■コメント

使用エアガン:マルゼンショットガン CA870ストック
サバイバルゲームにて“和装”装備をするにあたり、使用するエアガンも装備に合わせようと、日本刀のテイストを織り交ぜた和風のカスタムをコンセプトに作成しました。

全体的にシックな印象を持たせようと質感の異なる2種類のブラック系塗料にて、フォアエンドやグリップといった操作時に触れる部分とレシーバーやバレル部分を塗り分け、鞘の装飾をモチーフにゴールドの指し色にて塗装しました。

ストック部分は日本刀の柄(つか)に見立てて作成するにあたり、素材や制作方法にこだわったポイントです。
元々、刀剣の知識は全くなかったのでインターネットや剣道部だった友人を頼りに刀の仕組みを調べ、柄の構造を知り、必要となる材料も代用するのではなく、実際に居合いなどで使われている刀剣の素材を可能な限り調達しました。
鮫皮(エイ皮)をストックの形に加工し、目貫釘を両側中央に配置した上で、型紙を自作し正絹の柄糸を諸捻り巻きにて……と、見よう見まねでの作業は苦労もありましたが、段々と理想の完成形に近づく製作過程は終始楽しみながら取り組むことができました。

実際にゲームで使用するにあたり、今まで慣れていた使用感や操作感が損なわれないよう、元々の形は極力崩さないようなカスタムを心掛けたのもこだわったポイントです。地味~ですが、フォアエンドの溝部分に滑り止めのラバーを貼り込み、コッキングやエイムをしやすくしております。

内部カスタムに関してはスプリング(アングス:ノンばいーん)とパッキン(宮川ゴム:花丸くん)を交換し、気密を取るくらいのライトチューンですが、元々の性能が非常に安定しているCA870はエアーコッキングという特性も相まってオールシーズン、フィールドを選ばずに使えて非常に頼りになります。

見た目はショットガン、性能はスナイパーライフルとギャップを持つCA870に、更に個性というギャップを追加できた一丁に仕上がりました。“和”なカスタム、皆様もいかがでしょうか?


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