
BWC エアガン S&W M&P .40 【エアガンレビュー】
2005年9月、アメリカのS&W社から新型ポリマーフレームオート「M&P」が発売された。M&Pはミリタリー&ポリスの略。そう、S&Wの傑作リボルバーM10ミリポリの名前を引き継いだS&W期待のオートマチックハンドガンだ。M&Pは9mm、.40S&W、357SIG、.45ACPの各種バリエーションが展開されている。
今回その最新のS&W M&P.40をエアガンとしてモデルアップしたのが、フランスのサイバーガン社。アメリカS&W社の正式ライセンスを取得し、製造は台湾のKWC。この商品を日本に輸入販売したのがBWC社だ。とまあ、アメリカ、アジア、ヨーロッパとインターナショナルな過程を経て入手できたM&P。日本ではエアガン初のモデルアップとなる。いや、世界初なのかも。
1月末くらいから販売店に問い合わせをしたが、エチゴヤ、フロンティア、エアボーン、スーパーガンなど電話しまくってもBWCの商品は取り扱っておりませんと、ぜんぜん入手できず。BWCに直接問い合わせをしたところ、2008/2/15に問屋出荷完了してます。むげんさん、タムタムさんでは手に入るかも、とのことだった。関東だと蒲田のむげんか千葉のタムタムか、で、タムタムに電話したところ在庫有り、取り置き願い入手に至った。
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BWC エアガン S&W M&P40 スペック
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BWC エアガン S&W M&P40 弾速データ
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鮮やかなブルーのパッケージ。ただし日本語は一切書いていない。
パッケージ内容は本体とマガジン、さらにスペアマガジンが1本付属する。あとBB弾100発とマニュアルが同梱される。
マニュアルといっても簡単な使用方法と、保障に関する記載が6ヶ国語で記載されているのみ。もちろん日本語の記載はない。
M&Pはスライドが薄くて高さも抑えてあるので、扱いやすい。
M&Pは以前より、雑誌記事などで見てデザインがカッコイイし気になっていた。そして今年実銃のM&Pを撃ってみて大ファンになった。扱いやすく、リコイルもマイルド。.40口径の他の銃と比べてもスリムでコンパクト。このコンセプトが良い。

M&Pはデザインの美しさがある。柔らかな曲線で構成されるポリマーフレームグリップ、斜めに絞り込まれたスライド前方、ノバックタイプのリアサイト、波打ったセレーション、すべてがバランスよくデザインされている。
残念ながらスライドの刻印は白のシルクプリントとなっている。
スライド右面にはSMITH & WESSONのシルクプリント。
フレーム右側面のスライドリリースレバーはマニュアルセフティとなっている。押し下げるとトリガーがロックされる。
フレーム前方には製造メーカーである、
KWC MADE IN TAIWAN
の刻印がある。
フロントサイトはスライド一体型、凹みにホワイトドットが入っている。
リアサイトもスライド一体型のプラ製。凹みにホワイトドットがふたつ。実銃同様に狙いやすい。
ストライカーを内蔵するインナーハンマー方式なのでスライド後端にハンマーは露出しない。
グリップの握り心地は実銃と大きく違う。グリップ前方の角が立ちすぎて丸みが足りず、握り心地が良くない。
トリガーはプラ製でやや粘りがある。
引きしろが大きく、トリガーを絞っていくと一番最後でシアが落ちる感じ。
全弾撃ちつくした後にスライドを引くとスライドストップがかかり、ホールドオープンする。
バレルはティルトしないが、アウターバレルは金属製で質感は高い。
チャンバーがスライド一体でモールドが浅いのはエアコッキングガンの宿命か。
チェッカリングのないスムースなトリガーガード。ピカティニー規格のアンダーマウントレールを装備。
アンダーマウントレールにマルイのプロライトを装着してみた。
左側面。
KWCのM&PはBAXという固定ホップアップ機構が装備される。これが絶妙なホップ具合で、パコム、パコムと軽い音を響かせて飛んでいく弾道は非常に素直で安定している。
実銃ではリバーシブルのマガジンキャッチは左固定。大きくて操作しやすいが形状はちょっと微妙。
右側面。
実銃のM&Pはグリップ後部が簡単に取り外せるようになっており、シューターの手のサイズにあわせ数種の大きさに変更できるのだが、このエアガンはさすがにそこまでは再現していない。
実銃のトリガーは2ピース構造だが、その部分は再現されていない。
フルサイズのマガジンは6mmBB弾を24発装填可能。
マガジン底部にもS&Wの丸いロゴマークが刻印されている。
重量は524g。やはりコッキングガンだけあって、ちょっと軽い。

マガジン単体での重量は227g。
.40口径の比較。
左からKSCのSIGPRO SP2340、BWCのS&W M&P40、マルイの電動H&K USP40。スライド長はSP2340が一番短いが幅は厚い。USPはスライドも長く、突起があり厚い。M&Pは突起部分があまりなく、スリムだ。
マルイの電動H&K USP40との比較。
同じ.40S&W弾を使用するがM&Pのスライドのコンパクトさが良くわかる。トップヘビーにならずに構えやすい。
外観はコッキングガン相応とも言うべきもの。つまり国産のガスブロの質感には遠く及ばないものの、弾道は素直でパワーもそこそこあり、命中精度も高い。マルイのエアコッキングシリーズと比べても遜色ない。
そして、なんといっても2008年2月現在、国内で入手可能なM&Pのトイガンはこれしかない。初のモデルアップということがこのモデルの最大の魅力だ。コッキングガンとしての値段はちょっと高いが、M&Pのこの流麗なスタイルに惚れたユーザーならコレクションに加えたくなる銃であることは確かだ。
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ここからは実銃のM&Pの写真。
左はM&P45の左側面。
スライドがちょっと長い。
M&P45の右側面。
M&P40。GOSR in GUAM。
M&P40のマガジン。フラットノーズのフルメタルジャケット弾を装填。
M&P40のグリップ部分にあるS&Wのマーク。
M&P40のホールドオープン状態。
M&P40のホールドオープン状態その2。
M&P40のホールドオープン状態その3。