MARUYAMA FMG-9 ガスブローバック
米MAGPUL社が開発した変形するピストルカービン、FMG-9を丸山製作所がコンプリートモデルとしてガスブローバック化!。

FMG-9と言えばコレクターズアイテムという印象が強く、これまで各メーカーが販売してきた同モデルは生産終了などで価格が高騰する中、台湾のトイガンメーカー、丸山製作所がコンプリートモデルのガスブローバックでモデルアップ!
独特のワンアクションでの変形機能を余すことなく体感できる。

コッキングハンドルのレバーを引きながら振り出すと、ガシャコンとピストルカービンに早変わり。

アウターバレルは金属製、リコイルスプリングガイドを付属の六角レンチで回すことでホップアップを調整できる。

レシーバートップレイルには樹脂製の大きなキャリングハンドルが取り付けられている。かなり固く取り付けられているが、取り外してオプティクスやライトを装着することもできる。

フォアグリップも自動展開される。ロック機構があり、ボタンを押して折り畳む。

トリガーガードやグリップも展開される。グリップ背面のレバーを押して折り畳む。

レシーバー右側はエジェクションポートがある。

ストックも樹脂製。バット部に穴があるが折り畳んでも銃身線と一致はしていないので、銃口というわけではないようだ。チークパッドを上へずらすとロックが解除されて折り畳める。

アッパーレシーバー後部のボタンを押してテイクダウンできる。グロックのスライドがボルトとして使用されている。組み込みの必要なコンバージョンキットではなく、箱出しでそのまま遊べるコンプリートモデルというのも嬉しい。

ボルト側面にフル、セミ切替のセレクターレバーがある。アッパーレシーバーを開かないと切り替えできないのはちょっと不便ではある。

キャリングハンドル上の簡易サイトではあるものの、弾道自体は素直で20m、30m先のマンターゲットに十分当てられる精度がある。リキッドチャージ式のガスブローバックなので、フルオート連射などのガス圧低下によるホップアップの乱れが少しあるものの、十分サバゲーでも使える性能と言えるだろう。
なんと言ってもコンパクトな箱型から、ワンアクションによる変形機能は何度もやってしまいたくなる楽しさがあり、コレクターズアイテムとしても秀逸、VIP警護戦などで使いたくなる唯一無二の存在感を備えたモデルだと言える。
スペック

| 全長 | 490/260mm (折畳み時) |
| 重量 | 1,200g (空マガジン含む) |
| 銃身長 | - |
| 装弾数 | 6mmBB弾 45発 |
| 定価 | 42,800円(税別) |
| 発売日 | 2024年5月 |
| 動力 | リキッドチャージガス |
| 初速 | 平均初速:72.72m/s = 0.529J 連射サイクル:1,339rpm = 22.3発/秒 ※東京マルイベアリングバイオBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、気温26.2度、湿度34%、HFC134a使用、ACETECH 6000 Mk3 BTにて測定。 |
撮影協力:キンワ、東京サバゲパーク
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