KRYTAC 電動ガン TRIDENT 47 SPR-M
レポート：戸井 源太郎
デザインもよく、高性能の海外製電動ガンということから日本でも大人気のKRYTAC。ご存知の通り、KRYTACは、あのKRISS VECTOR（クリス べクター）シリーズで有名な米・実銃メーカー、KRISS USAのエアソフトガンブランドです。
この秋、そのKRYTACの新製品が目白押しとなっております。
これから３回に渡って、KRYTACの新製品を紹介していきたいと思います。まず第１弾として「KRYTAC
TRIDENT 47 SPR-M」をレビューしたいと思います。
M4スタイルでAKの弾が撃てるというアサルトライフルのコンセプトはKACのSR47が有名ですよね！
KRYTACでも従来TR47がラインアップされていましたが、今回、ハンドガードをM-LOKに換装し、アウターバレルもSPRサイズ（16インチ）に延長されスタイルが一新しました。
フルメタルボディにDEFIANCE（ディファイアンス）製M-LOKハンドガード、グリップ装備、MOSFET搭載など豪華仕様です。 メカもハードユースに耐える最高レベルとなっています。
| スペック & 弾速データ | |||||||||||||||||||||||||
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パーツリスト1 パーツリスト2 パーツリスト3 |
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パッケージはイカをイメージしたKRYTAC製品共通のものです。
銃本体の他に取説、弾速証明書、英語表記の注意書き、オリジナルステッカー、クリーニングロッドが付属しています。
パッケージサイズは縦29×横91×高10cmです。
AKのマガジンが装填できるよう大きくハウジングがカットされた他はM4より大型の.308口径のAR10系に似たフレームです。各種操作系もM4系と共通です。ただしボルトリリースレバーはダミーです。
ストックパイプ基部にはスリングスイベルを標準装備しています。
セレクターはアンビ仕様でライブです。CMCストレートトリガー、エンラージド・トリガーガードを採用しています。またボルトファワードアシストノブには「DEFIANCE」の刻印が入っています。
アッパーレシーバーには「KRYTAC」、マガジンハウジングにはイカマークが彫られており、イカしています。フレームに貼られているのは分解防止の封印ステッカーです。
コッキングハンドルを引けば、ボルトカバーが開き、ドラム式の可変ホップダイヤルが現れます。ただしボルトストップは効きません。
グリップはDEFIANCE ピストルグリップを装着しています。浅くフィンガーチャンネルがあるシンプルなグリップです。ちなみに「DEFIANCE」はKRISS社の傘下のアクセサリパーツブランドです。
KRYTAC TRIDENTシリーズ共通の独特な形状のスチール製フラッシュハイダーを標準装備しています。
TR47と大きく異なるのがレールハンドガードです。DEFIANCE製のKEY-MODからM-LOKハンドガードに変更されました。またバレル長も16インチに換装され、見た目も、重量のバランス共に向上したような印象を受けます。
写真ではほとんど見えませんがガスチューブもちゃんと再現しています。
ハンドガード基部の両サイドにはQDスリングアダプターを装備しています。また「DEFIANCE」、M-LOKの刻印があります。
5スロットのM-LOKレールが１個標準装備されています。左右と下面の任意の位置にレールを装着できます。
フロント、リアサイトにはDEFIANCEフリップアップサイトが標準装備されています。リアは大小のピープを選択できます。
リアは左右、フロントは上下でサイト調節ができます。
KRYTACバッテリーストックを装備しています。このストックは KRYTACオリジナルで、クライタックの多くの電動ガンに採用されています。
両サイドのストッパーを押してバットプレートを外します。チークパッド部分にセパレートか、バットプレートにはミニバッテリーを収納でき、バッテリーの汎用性が高いのがポイントです。コネクターコードにはヒューズも標準装備されています。
600連の多弾倉マガジンが標準装備です。もちろんVer.2用のAK47のマガジンと共用が可能です。
実射テスト
実射テストはいつもと同様、距離30、40mで行いました。30mは直径18cmの丸プレートとA3サイズ（29.7cmx42cm）のスチールプレート、40mは人物大のターゲットを設置し、BB弾は東京マルイのベアリングバイオBB0.2g弾と0.25g弾を使用しました。
ホップを調整した弾道は素直で、40mオーバーまでまっすぐ飛びます。
命中精度は0.2g弾、0.25g弾共に30,40mではターゲットには必中です。0.25g弾の方が風の影響を受けにくいので集弾し、40mでもヘッドショットができそうなほど素晴らしい弾道性能です。
またストレートトリガーの感触がよいですね。ストロークは短くなってないと思いますが、セミでの射撃感は絶妙です。
箱出しでも十分にサバゲーで活躍できるでしょう。
実銃では陽の目を見なかったSR47ですが、最近米国市場ではAKの強力な7.62mm x 39弾を使用するライフルが増えてきています。
フルメタルボディで工作精度も高く、美しく仕上がっていますし、実射性能も東京マルイと同等の精度があり、サバゲー用のメインウエポンとして十分にその性能を発揮してくれるでしょう。
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