第18回 爆裂祭 イベントレポート
レポート:伊部 好乃輔
2025年11月3日(月)の文化の日、東京・池袋のサンシャインシティで第18回 爆裂祭が開催されました。
新品から中古、カスタムまで多種多様なトイガンだけでなく、今や個人レベルの3Dプリンターによるアイデアパーツや個人製作の装備品などなど、面白いもの満載の爆裂祭! 早速、駆け足でブースをみていきましょう。
※本記事は展示内容や製品の紹介を目的としており、特許・著作権・商標など権利関係の判断には踏み込んでおりません。

LayLax
LayLaxでは既存品の展示だけでなく、新製品の展示もありました。

KRYTACの新製品としてKT320 GL、モジュラーグレネードランチャーとKT40、40mmガスグレネードシェルの年内発売が発表されました。

モジュラーグレネードランチャーは単体でも使用可能だが、ピカティニーレールでストックを装着したり、ライフルのハンドガード下に装着もできる。装填はバレルがサイドオープンとなる。

40mmガスグレネードシェルのBB弾装弾数は最大150発。特許取得のチョークシステムでBB弾を収束、拡散を選択できます。もちろん多くの40mmグレネードランチャーにも使用可能です。

先日発売されたばかりのデザートイーグル.50AE JPエディション CO2 ver.。デカイし、ストロークも長いのでCO2のキック力はハンドガン最大級です!

BURST-HEAD
G&G、C.A.T.とBURST-HEADのコラボモデルを販売。

一番上がまもなく発売のG&GとGATE ASTERのコラボモデルDEATH MACHINE Σ。サバゲーに特化した人気のコンパクトM4シリーズです。

BURST-HEADオリジナルの東京マルイ LCPベースにした世界初の64式微声手枪のトイガン。サイレンサー一体のバレルに特殊弾を使用し、発射音がほとんどしない特殊ハンドガンをモデルアップしています。

G&G ARMAMENT
レバーアクションの架空AR風ライフル、LevAR CQB Japan Limitedのゴールドとシルバーがワンポイントなっている2種がイベント先行販売。

英軍の最新モデルL85 A3が展示。8段階のモーターブレーキプリコック制御、ボルトオープンセフティ機能などを搭載した最新電動ガンです。

こちらでもDEATH MACHINE Σが展示されていました。

G&Gオリジナルデザインのハイキャパ系ハンドガン、STP45。マイクロダットサイトをスライド直接搭載可能なCO2ガスブローバックです。

EMG JAPAN(KA)
まもなく発売予定の電動ガン、GRIDLOCK 8.5。GATE ASTER搭載し、STRIKE INDUSTRIESの正規ライセンス取得済みです。しかもレイルハンドガードには赤や青と計5色のアルマイトパーツがよいアクセントになっています。

強化ピストルスリムグリップ25°を採用し、実銃のようなスリムなグリップを実現。

強化ピストルスリムグリップ25°に合わせてスリム AEG モーターを搭載。モーターの色により特性が異なります。グリップ、モーターとも別売りしているので、他社の電動ガンにも組み込むことができます。

リボルバーショットガンのSTREET SWEEPER。ガス式で、ショットシェル12発装填可能です。

GunSmith BATON
今回はMODIFYのSTEYR SCOUT EliteやG36CのCO2 GBBなどがイベント特価でした。

GLOCK G17 USW トレーサーカービンCO2 GBBもイベント特価でお買い得。GLOCK G17 GEN.5に折りたたみストックが付き、バレル先端にはトレーサーユニットを搭載したピストルカービンです。

AIRSOFT 97
各部がお好みのパーツに換装できるシステマチックな電動ガンのC.A.T.シリーズが人気です。マック界氏が手にしているのは電動ハンドガンのPERFECT MAXIMAカスタム。ブラシレスモーター搭載、PERN電子トリガーユニット、プリコック機能搭載の究極の電ハン。どちらも好評発売中!

41PX
41PXではVector Opticsの光学機器や電動ガンのオリジナルカスタム等を販売。

注目はダットとマグニファイアとマウントがセットになったマーベリック レッドドット/マグにファイア(3X)&ワンピースマウント コンボキットが先行発売で人気を博していました。

G&G ARP556をベースにした41PXオリジナルのカスタム南極3号改:Reも先行販売されていました。

ヒューイよし
東京マルイのソーコムM23のチェンバー、バレルの最小限のカスタムのみで50mの飛距離を実現。そしてもう一つの特徴がサイレンサーです。独自の消音技術とテーパー形状で超射程を実現。サイレンサーを装着した発射音は、ガス切れ? と思うくらい発射音がしません!

ソーコムM23は固定スライド、固定ホップなので、可変ホップにカスタムしています。しかしチェンバーにネジが……。ここの処理をもう少しなんとかしていただけると嬉しいです。

リモコン
3Dプリンターでエアソフトガンパーツを制作しているリモコン。ハイパー道楽のカスタムガン コンテストで銀賞のポーランドのSMG、WZ63 GBB。メカも全て3Dプリンター製でマルゼンのM11のマガジンで完璧作動します。昔、タナカからガスガン出てましたよね。

東京マルイ 次世代MP5用のM-LOKハンドガード(MP5SD用)、リアサイトレール、レールストックアダプター。

メカはKSCのCz75を使用するブレンテンGBB。

活かす3DプリンターAirsoft
KSC Vz61 GBBの近代化カスタムキット。ぱっと見ではベースがVz61とはわかりません。実際にありそうなSMGです。

ベースのKSC Vz61 GBBと各パーツ。

せんとんのお店
東京マルイのエアコッキングハンドガン用の3Dプリンター製カービンキットなどを販売していました。

東京マルイのエアコッキングガン M1911をベースにしたピストルカービン。上がGPC45、下がG-CARBINEのガバカービンTACをベースに各種カスタムしており、飛距離40mのフラット弾道を実現している。どちらもポンプアクションで速射できます。

固定ホップのM1911を可変ホップにしたカスタムもあります。

ツチノコ デザイン
東京マルイのエアコッキングハンドガンに電動ガン用のバレル、ホップパッキンが使用できるようになる3Dプリンター製のアウターバレル一体化チャンバー。M1911用、ソーコム MK23、ベレッタM92F用。

こちらはアウターバレル一体化チャンバーをUSPに搭載。サイレンサー、トレーサー装着用に14mm逆ネジが仕様なのがGOODです。


東京マルイ エアコッキングガンのM1911用のマイクロプロサイト横付けマウント。プロサイトを横付けすることで可能な限り低くしてパララクスをなくしています。

電動ガンをカスタムした際のノーマルギアなどをこの「無限ぐるぐる用ケース」に組み込めば、ハンドスピナーのようにぐるぐる回して楽しめます。副作用として自分でカスタムする際にシム調整の練習にもなったりするかもとのことです。


サバイバルJP
カスタムショップのサバイバルJP。カスタムの自信が看板から溢れています。重量弾で有効射程60mを実現しているという。もちろんキレキッレのトリガーレスポンスも実現している。

面白いのがこのマガジン直ウォーマー。マガジンポーチ型のウォーマーは過去からありますが、これはマガジンを直接温める方式。セットにモバイルバッテリーが付属しますが、他にも小型のモバイルバッテリーも使用可能です。

マガジン直ウォーマーを装着したまま射撃ができます。オープンタイプのマガジンポーチならそのまま使えます。

Okamoto's grayroom
VFC UMPをベースに排莢式ガスブローバックガンのカスタムを展示。

マガジンはリアルカート式、もちろんBB弾も発射可能です。マガジンの底部にガス注入口があります。

Gun Play's Works
LayLaxのSIG SAUER ProForce M17 CO2 GBBやそれ用のカービンキットを販売していました。

またSIGの1911X風のスライドを開発中。フレームはBATONのM1911かCarbon8にするか現在模索中とのこと。


URBAN REGION
M-LOKのハンドガードならMP5やM4にも装着可能なM-KOKギャンググリップ。

一番の特徴はこのグリップ内にリポバッテリーが収納可能。スリムなレイルハンドガードで、前配線の電動ガンにはバッテリーの収納に最適なアイテムでしょう。

NOVEL ARMS
ノーベルアームズではアメリカ軍でも使用されている複数の光学機器メーカーの日本代理店でもある。左はELCAN SpecterDR 1x-4x、右はELCAN SpecterDR 1.5x-6x。どちらもレバー操作で倍率を変えられます。

トリジコンの新製品、MRO SD 1X25。以前のモデルからレンズのクリアさが一段と改善されました。

EOTECHのオープンタイプマイクロダットサイト、EFLX 。

HOLOSUN
アメリカの光学機器メーカーで、定評があるメーカーです。こちらはサーマル機能付きのDRS-TH。

サーマル機能に加え、様々な画面表示モードがあります。こちらは輪郭強調モードです。

スライド搭載型のマイクロダットサイトも種類が豊富すぎてどれにしようか悩んでしまいそうです。

bolle Japan
フランス生まれのゴーグルとグラス(メガネ)の老舗メーカー、ボレー。ANSIZ87.1適合した耐衝撃性を有し、紫外線を99%以上カットというクオリティで驚きの低価格!

サイドにはカバーがあり、跳弾など横から侵入もしっかりガードし、目をしっかり護ります。

フレームの色、レンズの色や偏光レンズなど種類も豊富で売れ行きも上々でした。



モケイパドック
お買い得な中古のハンドガン、ライフルがズラリ。よく見るとかなりお得なものやレアなものがあったりしました。


ぴっちょりーな
イベントMCを務めるぴっちょりーなもマーカーやステッカーなどを販売。

RATEL
伝説のミリタリーアイドル、乙夜さんが売り子していました。ミリタリーものからポップなウェアを販売していました。

uchiko + TEMPTALia
超撥水剤のuchikoとポーチやバッグ、装備品のTEMPTALiaの合同ブースでは、骸骨サバゲーマーSasugo閣下が売り子していました。

x115x TAYLOR
デザートタイガー生地のフルセット製作。

SCAR-H用のマグウエルを試作中。試作品は3Dプリンターだが製品版はアルミ製とのこと。

こちらはSCAR-Lのマグウエルの試作品。製作中にFNからSCARの生産終了を知ってしまったが電動ガン用ならまだいけるでしょうとのこと。

Nowell Strategic
自分がサバゲーで使いたい装備を作るをコンセプトのNowell Strategic。今回はSZ スマート バッグ in Bag。SZとはセフティゾーンのことでフィールドのセフティで必要なものを一つにまとめるバッグです。

モノリスなど昨今流行りのガンケースのコンパートメントにピッタリ収納できるのが、バッグ in Bagの由来で、とてもナイスなバッグです。

外側はブラックで内側がマルチカムで、真ん中の仕切りはベルクロで位置変更が可能。仕切りと右側のポーチはM4マガジンに対応しており、右側はハンドガンのマガジンに対応しています。バッグの4周にもポケットを装備。長辺にはベルクロパネルも装備しています。

NNネットワーク工房
一気にBBローダーにBB弾を補充できる袋ローダー、BBボトルアダプタ! BB弾の袋に装着時にローダー以外の部分をしっかり閉じることができる優れものなんです。BBボトルアダプタについているイエローのパーツは電動ガン用の弾抜きです。


BBボトルのキャップをBBボトルアダプタに付け替えるだけで、大きな開口部でBBローダーに一瞬でBB弾の補充ができます。

これはガスガン用マガジンの弾抜きツールです。マガジンを突起に沿ってスライドさせることでBB弾をスムーズに取り出すことができ、取り出した弾はツール内に収納されます。
製作者によると、GHK/VFC/DAS向けに動作が最適化されるよう、素材選定や内部構造、製造工程を独自に調整し、スムーズな動作を実現した製品とのことです。
一方で、ハンドガン系マガジンでは十分な検証ができておらず、動作が重くなる場合もあり、推奨していないそうです。
2025/11/18 修正:製品詳細を製作者コメントに基づき更新


ふぁんさんのFan。これはキャップのツバに装着する曇り止めファンです。私はメガネ使用者で、この時期、マスクすると曇りがちです。このふぁんさんのFanを試したところ、かなり効果がありました。

DCI Guns
ハイパー道楽でもお世話になっているDCI Gunsでは、ガスブローバックハンドガンや電動ガン、VSR-10用など各種カスタムパーツを製作しており、定評があります。

今回の目玉は発売されたばかりの東京マルイ P320用の各種サイトです。左から蓄光サイト、集光サイト、集光と蓄光が上下に配置されたハイブリットサイトが先行販売。

EDGE CARD
台湾のAMAROK SPORTSのマグプル風のM4用マガジンが日本上陸。なんとスプリング式で装弾数が250発!

マガジンはブラックですが、トップが色鮮やかなクリアパーツになっており、チームで色を分ければ、自分のマガジンがどれかわからなくなったりすることはないでしょう。

またマガジン本体も各種カラーバリエーションがあります。

ACETECH
世界初のトレーサー付きのグレネード、VOLCANO。

VOLCANOには40mmガスグレネードのAceHive V1が最適。装弾数は80発で専用ローダーのSpawnerで装填は1秒です。お得なグレネード2発、ローダー1個がセットになっているグレネード入門セットがおすすめ。

ACETECHでは各種マズルフラッシュトレーサーが揃っています。


FMG9用のマズルフラッシュトレーサーキットのAgent。これを組み込めば、外観を崩さず、トレーサーになります。このAgentを組み込み済みのFMG9の完成品も販売していました。

18回目となる今回の爆裂祭は過去最高の2641名もの入場者で、大盛況でした。もう大混雑で取材も大変でした。
次回は2026年4月12日(日)に開催決定とのこと。次回も楽しみです。
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