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KSC ガスガン ベレッタ PMX エアガン レビュー

KSC ガスガン ベレッタ PMX

実銃のベレッタ PMXは、イタリアの老舗銃器メーカーであるベレッタによって開発されたサブマシンガンで、2018年頃に発表された比較的新しいモデルだ。従来の同社製サブマシンガンであるM12シリーズの後継的ポジションに位置づけられ、主に法執行機関や軍、要人警護などの近接戦闘(CQB)任務に対応するため設計された背景がある。ポリマー主体の軽量なレシーバーとシンプルな構造により、高い信頼性と優れた操作性を両立した現代的なPDW(パーソナルディフェンスウェポン)となっている。

弾薬は9mm×19mmパラベラム弾を使用し、ダブルカラムマガジンに30発を装填可能。作動方式はクローズドボルトによるシンプルブローバック方式を採用しており、安定した初弾精度と制御しやすい反動特性を実現している。セレクターはセミ/フルオートに対応し、アンビ仕様の操作系や折りたたみ式ストック、各所に配置されたピカティニーレールにより、左右どちらの射手でも扱いやすく拡張性にも優れる。コンパクトな全長と優れた取り回し性能により、車両内や市街地といった制約の多い環境でも扱いやすく、イタリア国家憲兵であるカラビニエリに採用されるなど、要人警護や対テロ任務をはじめとした幅広い現場での運用が進められている。

そんなベレッタ PMXをKSCがガスガンとしてモデルアップ。最新世代SMGの設計思想を反映したその実力を見ていこう。

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サイドビュー左
デザインはM12を意識したもので、どこか懐かしさを感じさせる一方、素材や構造は現代的にアップデートされている。
この“レトロと最新の融合”こそがPMXの大きな魅力であり、単なる後継機にとどまらない個性を生み出している。

サイドビュー右
レシーバーは実銃同様に樹脂製で、トップレールは金属製となっている。グリップやレシーバーなど各所にBERETTAの刻印が入っている。

マズル
マズルは樹脂製でMP5のようなトライラグ仕様。下部のイモネジを緩めることで取り外し可能で、M12正ネジ仕様となっている。
ハンドガード部はレシーバー一体構造で、四面にピカティニーレールが配されており拡張性が高い。
フロントサイトは金属製のフリップアップタイプ。

リアサイトまわり
リアサイトも同様に金属製のフリップアップタイプ。

ボルトハンドル
レシーバー左側には正式ライセンスによるBERETTAおよびPMXの刻印が入る。ボルトハンドルは細身ながら長さがあり、操作しやすい。

エジェクションポート
レシーバー右側にエジェクションポートがあり、ボルトハンドルは左右どちらにも取り付け可能。
セレクターとマグキャッチはアンビタイプとなっている。

ホップ調整はホールドオープンしてチャンバー周囲のダイヤルで行う。

セレクター
セレクターはS(セーフ)、1(セミオート)、R(フルオート)のポジション。実銃同様、ハンマーダウン時にはセーフポジションに入らない仕組みだ。
ボルトキャッチレバーは左側のみに配置されている。

マガジン
ストックは樹脂製で、バットプレートはラバー製。伸縮機能はないが、トラス構造により軽量でハンドリングしやすい。
根元のリリースボタンを押すことで折りたたみ可能。

ウエポンライトを搭載
右側面に折りたためるフォールディングストックを備え、コンパクトに運搬できるのも魅力だ。

CQBなどでも活躍
ストックを畳んだ状態でも射撃可能で、CQBなどでも活躍が期待できる。

実射

マガジンは亜鉛ダイキャスト製で装弾数は48発。ガスブローバックとしてはかなりのハイキャパシティだ。

実射

リコイルはシャープ

屋外30mの距離で、0.2g弾と0.25g弾を使用し、スコープを装着して射撃した。弾道は非常に素直で、真っ直ぐに伸びてマンターゲット中心部へヒットする。

0.25g弾ではさらにグルーピングがまとまり、25cmのセンターサークルへ連続ヒットさせられるほどだった。

同日にベレッタ APXも試射したが、ストックを備えるPMXのほうが安定したグルーピングを記録した。

リコイルは一言でいえば軽快。作動音は「パキャッ、パキャッ」と軽やかで、どことなくKSCのMP9やMP7にも通じるフィーリングがある。
この日は気温19℃だったが、マガジン容量の余裕もあり、48発を問題なく撃ち切ってホールドオープンした。長物ガスブローバックとしては非常に安定した作動だ。

初速は72m/s台で安定している点も評価できる。

専用サイレンサーを装着
専用サイレンサーを装着して試射。発射音はややくぐもり、一定の消音効果が感じられた。

レトロな雰囲気
丸断面のアッパーレシーバーややや間延びしたストック基部など、どことなくレトロな雰囲気もあり、M12シリーズのデザインをオマージュしている印象を受ける。
古いトイガンユーザーであれば、KG9を彷彿とするかもしれない。

M12の面影は確かに残っているが、それは単なる懐古ではなく、現代の装備体系に適応させた再設計の結果と言える。
ややクセのあるデザインだが、使い込むほどに魅力が見えてくる一丁だ。

スペック & 初速

全長 630/420mm (ストック折畳時)
重量 2,341g (空マガジン含む)
521g (マガジン単体)
銃身長 -mm(インナーバレル長)
装弾数 48発
価格 58,800円(税別)
発売日 2025年7月18日
動力源 リキッドチャージガス
初速 平均:72.5m/s
ジュール:0.526J
回転数:1,002rpm (16.7発/秒)
※TBRMバイオBB弾 0.2g、ホップアップ適正、セミ5発、フル22発での測定、気温19.1度、湿度89%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。

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