第1回クラブマッチ in CQB Buddy イベントレポート

第1回クラブマッチ in CQB Buddy イベントレポート

レポート:Sasugo

2021.11/20に大阪府岸和田市のフィールド「CQB Buddy」を貸し切って開催されたシューティングマッチ練習会で、主催は「OPEN RANG SHOOTERS」によって行われた。
今回はその様子をお届けしよう。

CQB Buddy
会場となったCQB Buddyは大阪府岸和田市にあるアウトドアフィールドで、ベニヤ板のバリケードを迷路のように複雑に配置されたCQB系のゲームエリアが特徴だ。

OPEN RANG SHOOTERS

第1回クラブマッチは「OPEN RANG SHOOTERS」による、ピストルで的を撃つ速さと精度を競う射撃競技である「IDPA」を、誰でも楽しめるようにルールをまとめて、身近に感じられるようなシチュエーションを取り入れたシューティングマッチが体験できる貸切練習会だ。

説明会
まず初めに事前に送られてきた資料を元にセーフティエリアで説明会。この日は20人以上の参加者が集まった。

資料
こちらがスマートフォンへ送られてきた資料。
エアガンと言えど”銃”であることを踏まえて、エアガンの扱い方から立ち回り、そして銃口管理などを学び、シューティングマッチをするにあたり必要となる知識やさまざまなルールを学んだ。

動きや流れを確認
ある程度の知識やルールを学んだら、シューティングマッチをはじめて体験する者は外に出て、さらに実際の動きや流れを確認していく。

使用する的
こちらが使用する的。人の形を想定した段ボールで作られており、胴体と頭に当たる部分には点線で円が作られている。
後程出てくる競技ステージの指示で指定された部位へキチンと射撃できているかどうかを採点する際に、この円から外してしまうとその分が数秒加算されて最終タイムへ影響される。ゆえに正確に素早く射撃できるのかがスコアとなって分かるようになっていた。

人質ターゲット
ターゲットには他にも種類があり、例えば写真のような黒く手のひらがプリントされたこちらは“脅威ではない、撃ってはいけないターゲット”を表しており、誤射するとミスとして加算される。
ステージによってはターゲットがさまざまな配置がされ、時には細い路地で密集していたり、時には右と左で離れていたり、それによって撃つ順番のルールが存在するので、状況を見てとっさの判断も求められるのだ。

ハンドガンを使用
こうして参加者は2グループに分けられ、今回は4ステージ+オマケの1ステージの合計5ステージが用意され、主にハンドガンを使用したさまざまなシチュエーションを想定したシューティングマッチに挑戦していく。

Baby sitter
今回は行われたシューティングマッチの1つを御紹介しよう。
ステージ名は「Baby sitter」。ステージ考案者いわく『銃撃戦の中で赤ちゃんを保護し、守りながら相手を倒していく』というシチュエーションを想定したものらしい。

赤ちゃん役の人形
赤ちゃん役の人形がステージのルート途中に配置され、これを途中で保護して利き手だけで射撃していかなければならない、といったルールだ。

赤ちゃんを抱えて体制を維持
赤ちゃんを抱えて体制を維持しつつ利き手だけで正確に素早く射撃することが求められ、さらには一度赤ちゃんの位置を確認して保護しようとする際に、銃口の向きを意識しないと振り向いた際に、”180度のルール”という指定された銃口を向けてはならない角度に対して銃口の先が超えてしまうので、銃口管理も意識しなければならないステージ構成となっていた。

BB弾が当たっているか採点
ステージを終えた後は審判と他参加者でターゲットに指定された所へBB弾が当たっているか採点していく。挑戦したプレイヤーも同行して自身の実際に当てた所が分かるので、直ぐに自身の射撃のクセが理解できる。

専用のアプリへスコアを修正
ただ、ターゲットが被弾した部分よっては判断が難しいところもあり、挑戦したプレイヤーは審判へ異議を申し立てて再度互いに確認して、最終的には計測している専用のアプリへスコアを入力していく。

アプリ画面
実際の計測を終えた専用のアプリ画面。計測タイムに他ミスによる加算などがされて、最終タイムが表示され確認することができる。
定められたルールと計測により自身の射撃のクセや立ち回り方が明確に結果となって表れて、競技としての面白味を感じた。

ターゲットの空いた穴
計測終了後は後の参加者のために、ターゲットの空いた穴をシールで塞いでいく。他人の挑戦する様子や当てた位置なども見て学べるのもこのシューティングマッチの面白味の一つだ。

4ステージもあるシューティングマッチ
こうして各プレイヤーは4ステージもあるシューティングマッチをこなしていった。

ライフルによるシューティング
今まではハンドガンを使用してのシューティングマッチだったが、最後にはお試しとしてライフルによるシューティングマッチ体験も行われた。

ターゲットの配置
ライフルによるシューティングマッチは複雑なターゲットの配置とバリケードの位置により、取り回し方や移動する際の銃口管理がハンドガンと大きく変わるのでさらに難しいと感じた。

構え方も変わる
構え方も変わるので、定められたフォルトライン(足元のライン)を超えないように気を付けつつ、正確に射撃しなければならないので、先ほどまでとは違った要素が加わったような感覚だった。

全ステージを終えた
こうして互いに切磋琢磨をして全ステージを終えた。

参加して思ったのは、自分では普段のサバゲーでは気を付けていると思っていた銃口管理や構え方やクセが、結果として目に分かる形で表示されるのでそれらの見直しになったり、ルールとしてキチンと定められていてスコアとして形となるので、競技性もあってさらに高みを目指したくなる面白さがあった。

次回も開催が予定されておりOPEN RANG SHOOTERSによる「第2回クラブマッチ」は12月18日に場所は同じくCQB Buddyにて行われるそうだ。
最寄り駅からの送迎車もあるので電車での移動の方も嬉しいところだ。

詳しくはOPEN RANG SHOOTERSのTwitterを確認してほしい。

OPEN RANG SHOOTERS
Twitter:https://twitter.com/or_shooters

CQB Buddy
住所:〒596-0113 大阪府岸和田市河合町975-1
ホームページ:https://www.cqb-buddy.com/
Twitter:https://twitter.com/BUDDY_kuriwan

2021/12/03

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