古今東西 銃火器あれこれ 「モーゼルC96」

今回は映画「007」や「血と砂」等で有名な「モーゼルC96」について解説します。
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世界各国で幅広く使用された本銃は1896年ドイツのモーゼル社で開発され翌1897年より大量生産が開始されました。最初に開発されたモデルの口径は「7.63mm」でしたが1914年より始まった第一次世界大戦中に「9mm」に改良されました。これは当時のドイツ軍正式採用拳銃「ルガーP08」の「9mmルガー弾」を使用するためで、「ルガーP08」の不足を補う補助兵器として採用されました。ちなみに両大戦時開発元のドイツ本国では一度も軍に正式採用されて事が無い少し悲しい経歴の持ち主です。

基本的にモーゼルC96はセミオートマチック拳銃だが、第一次大戦後の1930年にとんでもないモノが開発された。それがフルオート射撃可能モデル、「シュネルフォイヤーピストル」だ!!


馬賊撃ちには日本軍も随分苦しめられたみたいです。
それでは今回はこの辺で!



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■イラストレーター紹介

ALFRED少尉(あるふれっど しょうい)
ALFRED少尉(あるふれっどしょうい)
1970年代8月、新潟生まれ。漫画・イラスト制作者。
現在カバネット株式会社:Webサイト「漫画の新聞」にて月1で2P漫画連載中。
過去の作品:ゴマブックス刊:「イケメン 戦国武将・忠義編」「イケメン戦国武将・主従編」
劇団「グーフィー&メリーゴーランド」主催舞台「JUDY~The Great Unknown Squadron~」のパンフレット内イラスト「零戦」作成&舞台の時代考証も担当。高知県の地域おこしボランティア:戦国武将「明石掃部」作成
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2010/08/21