SKYWOODS Fix P4 | サバゲーから日常まで、これ一本で完結する充電式ペンライト

「ペンライトなんて、光ればどれも同じだろう」──そう思っていた時期が筆者にもあった。しかし、Fix P4に出会ってその考えは変わった。
エアガンのメンテ、サバゲーのセーフティエリア、夜のアウトドア、そして日常のEDC（Every Day Carry）ツールとして。筆者はこれを2年以上毎日持ち歩いているが、その「ちょうど良さ」にもはや手放せない存在となっている。
細身でバッグのペンホルダーに常駐し、必要な瞬間にサッと取り出せる。この「今ここにある安心感」こそがFix P4の真骨頂だ。


ボディは航空機グレードの堅牢なアルミ製に、半光沢のブラックアルマイト処理。全長128mm、太さ15.5mmというサイズ感は、一般的なボールペンと変わらない感覚で携帯できる。


心臓部であるLEDチップにはXF-S2を採用。最大350ルーメンという数値は、この細さのペンライトとしてはトップクラスだ。安価なペンライトとは一線を画す、透き通るような明るさがここにある。

明るさは350ルーメン（High）、105ルーメン（Low）、そしてストロボの3モード。テールスイッチを素早く押すことで直感的に切り替えられる。普段使いならLowモードでも十分な視認性があり、ランタイムも約4時間と頼もしい。


電源ボタンはテールスイッチ式で片手で操作できる。ボタンの圧力も適度にあり、周囲のガードもあるので、荷物の中で不意に点灯してしまうこともない。


Fix P4のバッテリーは内蔵充電式で、ローレットリングをスライドさせるとポートが現れるギミックが秀逸だ。キャップを紛失する心配もなく、保護性も高い。何より、スマホと同じType-Cケーブルで、移動中の車内やモバイルバッテリーからサッと充電できるのが最高に便利だ。
リングはトルク感があって不意にスライドしてしまうこともない。


充電中はインジケーターが赤く点灯し、充電が完了するとグリーンに点灯する。


先端部分は配光を切り替える調整リングとなっており、直感的な操作で「スポット」から「ワイド」まで自由に可変できる。この配光のバリエーションこそが、現場での使い勝手を左右する大きなポイントだ。


ワイド配光は最大73°まで広がり、視界全体をムラなく均一に照らしてくれる。夜間のウォーキングやキャンプでの移動、あるいは暗い部屋全体を把握したい時に最適で、ペンライト特有の「視野の狭さ」によるストレスが少ない。


逆にリングを絞れば、17°の鋭いスポット配光へと変化する。光が中心に収束するため、遠くの対象物をピンポイントで射抜くような照射が可能だ。例えるならばウエポンライトに近い配光で、入り組んだメカの奥深くや、ダクトの先などを確認する際にこの「貫通力」のある光が非常に頼もしい。



「Z型金属クリップ」は、前後どちらからも差し込めるデュアル方向仕様になっている。
これが真価を発揮するのは、帽子のツバに取り付けたときだ。軽量なので重さを感じさせず、即席のヘッドライトとして機能する。エアガン調整や、キャンプでの手作業など、「両手を使いたいが光が欲しい」というシーンで圧倒的に便利だ。このクリップは取り外すことも可能だ。


同梱内容はライト本体、USB Type-Cケーブル、英語の取説となっている。

これまでは一般的なサイズのフラッシュライトを携帯していたので、Fix P4を使い始めてからは、小型軽量ゆえの携帯性と、充電式ならではの使い勝手の良さがいっそう際立って感じられるようになった。
最大350ルーメンの明るさに加え、ワイド／スポット配光の調整機構、テールスイッチ、Z型クリップなど操作性も優秀。ちょっとした雨なら問題ないIPX4相当の防沫性能も心強い。一般的なウエポンライトより手頃な価格でロープロファイルな点も魅力で、思わず銃に取り付けるマウントを作りたくなるほどだ。

高価なタクティカルライトも良いが、気兼ねなくガシガシ使い倒せる「相棒」として、Fix P4は間違いなく『買い』の選択肢だ。メインのライトとしてはもちろん、バックアップや車載用、防災用としても、一本持っておいて損はないだろう。

SKYWOODS Fix P4はAmazonで販売中です!

SKYWOODS Fix P4 スペック

関連リンク

ハイパー道楽のオリジナル&コラボグッズ