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エントリー No.260

エアガン部門
タイトル:WZ63(PM-63 RAK) GBB
投稿者:リモコン

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ポーランド製サブマシンガン WZ63 (PM-63 RAK) をモデルにしたガスブローバックです。外装は工業用3DプリンタでPA12ナイロン製。

はじめはタナカのWZ63を採寸しましたが、実銃画像と比較すると相違点が多く、最終的に画像を基に再設計しました。30年前の設計では資料が不足していた時代の限界ですが、本作では可能な限りリアルな形状と構造に迫っています。

本作の大きな特徴は、操作性と分解機構を忠実に再現した点です。トリガーを浅く引けばセミオート、深く引き切ればフルオートになるトリガー機構を搭載し、分解はリアルにバレルを回転させて行える設計としました。さらに、リアサイトは可動式で、セーフティーはスライドを固定するリアルな構造。ストックもタナカ製の構造とは異なり、リアルな構造を再現しています(ただし素材がナイロンのため、強度面では実用性に限界があります)。

フォアグリップについては、実銃の構造をそのまま再現すると破損の恐れがあったため、耐久性を考慮してクリックロック式へと改良しました。HOPは六角レンチで調整できる仕様としています。

作動面では、φ14.6の大口径ピストンと61mmという最大級のスライドストロークを採用し、フロンガスで力強く作動します。弾速は約60〜70m/sで、フルオートサイクルは毎分約1100発。使用するマガジンによって特性は変化しますが、十分に迫力ある射撃が楽しめます。マガジンはマルゼンのイングラム用を使用し、チャンバーパッキンやバレルはマルイGBB用カスタムパーツを流用しました。重量はマルゼン製ロングマガジン込みで791gとなっています。

外観や機構は実銃の雰囲気を最大限に再現しながら、エアガンとしても快調に動作する一丁に仕上げることができました。

主な再現・改良ポイント

射撃モード:トリガー浅引きでセミ、深引きでフルオート

分解機構:バレル回転式フィールドストリップ

可動部:リアサイト可動、セーフティ可動、折りたたみストックは構造をリアルに再現

内部機構:オリジナルのピストンとハンマーユニット

フォアグリップ:破損防止のためクリックロック式に改良

互換性:マガジンはマルゼン・イングラム用、チャンバーパッキン&バレルは東京マルイGBB用カスタムパーツ流用

調整機構:HOPは六角レンチで調整可能

性能

初速:60〜70m/s(マガジン依存)

発射サイクル:約1100発/分(フルオート時)

重量:791g(マルゼン製ロングマガジン含む)

スライドストローク:61mm

作動:フロンガスにて安定動作

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