トイガンメーカー SRC 台湾 本社訪問
写真:王清正

1993年に模型玩具卸として設立されたXinghong Toys Co., Ltd.。その後SRC(STAR RAINBOW .CO., LTD)というブランドを立ち上げ、2005年にはM4A1シリーズをはじめとするエアソフト製造販売も手がけている。
今回は台湾の新北市にあるSRC本社を紹介しよう。

入り口には石獅子がいる。沖縄だとシーサーと呼ばれている魔除けだ。

応接室にもSRCのエアソフトが飾られている。
SRCの母体となるXinghong Toysは一般模型や玩具も取り扱っており、ヨーロッパ、アメリカ、日本の代理店となり、国内生産品の販売も行っている。

SRCの製品がズラリと展示されている。
従来エアソフト製品のカスタムキットからはじまり、現在では多くの製品モデルがラインアップされている。

サバイバルゲーム市場を狙った製品も多く手掛け、その一部は日本にも輸入されている。
とくに最近ではBATONブランドとしてSRC製品が多くみられる。

SRCは最近では実銃メーカーのパテントも取得しており、2023年には同社GLOCKガスブローバックモデルに正式ライセンスを取得している。また今後も実銃メーカーのライセンスを取得していく予定だそう。

部品倉庫。

集積されたパーツ類。


組立工程。
SRCは当初電動ガンを製造し始めたが、現在ではCO2ガスブローバックガンも多く製造する。SRCの主な輸出先は米国で、KLIという海外輸出専門ブランドを立ち上げている。
日本市場へはGunsmith BATONとタニオコバ社と提携して参入、日本国内でのCO2ガスブローバックのシェアを拡大しているほか、台湾軍向け訓練用T91なども生産している。

梱包工程。


3Dプリンタによる試作開発もおこなう。

旋盤で開発部品を加工している。

組み立てた製品の試射。

こちらは開発室。製品の企画や開発を行っている。

SRCの社長、林冠元さん。
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