元自衛隊教官のHANZO氏によるタクトレがバトルスポットで開催!!

2017年10月21日(金)、千葉県のインドアサバゲフィールド、バトルスポットのシューティングレンジにて開催された元自衛隊教官のHANZO氏によるタクティカルトレーニングの模様をレポート。

HANZO氏 プロフィール
陸上自衛隊に2等陸士から入隊し、叩き上げで幹部自衛官となる、20年間勤務後、除隊し、現在はサバイバルゲーマー向けにマニアの領域を超える本格的なTacticalスキルを教えている。

主要勤務歴
・第一空挺団
・各種普通科連隊
・海外派遣(イラク)
・災害派遣(東日本大震災など)

主要勤務内容
・各種教官(射撃(理論含む)、CQB、SUT、ラペリングなど)
・部隊の管理・運用

Twitter@HanzoTtu


自衛隊に20年間在籍したキャリアを活かしてサバゲーマー向けの本格的なタクティカルトレーニングを実施しているHANZO氏。
つい最近まで現役だったそうで、イラク派遣や、災害派遣、習志野の第一空挺団にも在籍するなど幅広い経験があり、射撃・CQB・SUT教官も務めた実績がある。


今回のイベントでは、資料を基に座学と実践の両方で実習が進められる。

訓練は
・ガンハンドリング&CQM
・2マンセルタクティクス
・チームタクティクス(戦術)
と言った内容。


安全管理からはじまり、正しい射撃姿勢といった基本から丁寧に指導される。もちろん拳銃以外にもライフルのガンハンドリングのほか、装具の指導、弾倉交換といった内容も。


これはピールオフといって、特殊部隊などが瞬間火力を使用して緊急離脱する場合の戦法。


CQM(クロス・クォーター・マークスマンシップ)では射撃プロセス、速度と正確性、停止・移動射撃といったテーマで訓練を行った。


2マンセルタクティクスでは、カバーリング、カバー&ムーブ、ムービング、そしてルームエントリーへと進む。


ルームエントリーの基礎、ラインエントリー、ファンエントリーといった技術を説明。


バディとクロスしながらのルームエントリー方法を実践で学ぶ。


クロスエントリーのほか、Jフックといったエントリー方法も参加者は興味津々に学んでいた。

そして、最後にAAR(アフターアクションレビュー)と呼ばれる振り返りや、自衛官時代の貴重なお話などが聞け、参加者はとても充実した体験をされていたという印象だった。

また、このタクティカルトレーニングを通じて、将来的に海外での実弾射撃訓練も予定されているそう。
今後注目のタクトレイベントだ。

 

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