東京・秋葉原 『サバ天』ぶらり一人歩き Light

レポート:伊部 好乃輔

 

日本、いや世界でもサブカルチャーの聖地といわれる秋葉原で、サバゲー&アウトドア&タクティカルのミリタリーイベント、サバ天が開催されました。

物色に行ってきましたので、簡単にエアソフトガンを中心に紹介していきましょう。

 


KSC

KSCから2016年7月に発表されていた、電動ERG(エレクトリック リコイルガン)の新製品、AK74M ERGが展示されていました。

グリップ以外はリアルサイズとのことです。残弾がなくなると作動停止し、マガジンを交換し、ボルトハンドルを引けば射撃できるリアルオペレーションだそうです。

バッテリーはニッケル水素8.4Vのミニで、ハンドガード内に収納するそうです。

また連射サイクルも向上しているとのことです。

全長:704mm

重量:約3,335g

装弾数:30/60発(切り替え式)

価格未定

8月末発売予定

 

ガスブローバックのM9A3の製作が発表されました。強化スライド、チェッカー型フレーム、大型のマガジンキャッチにマグバンパー、ポリマー製SPガイド、改良型マニュアルセフティと忠実に再現しており、ほぼ新規モデルになります。エンジンはもちろんSYSTEM 7を搭載です。発売時期、価格は未定です。

 


バレルは14mm逆ネジでサイレンサーが装着可能なスレッドバレル&プロテクター(保護キャップ)仕様です。製品にはサイレンサーは付属しません。

 


残念ながらグリップにベレッタの刻印はありません。

 



マカロフのバリエーションとして、ブルガリアン PM サイレンサーが企画進行中と発表されました。

サイレンサーが装着し特殊作戦用に開発されたブルガリア製のマカロフです。

実銃では独特のスライド固定機構をGBB用にトリガーガードロックとし、サバゲー中などで不用意にトリガーガードが開かないようにアレンジしています。

発売時期、価格は未定です。

 

マズルスパイクとフックがついた近接戦闘用のSTI、Strike gun 07の製作が発表されました。エンジンはSYSTEM 7でスライドはヘビーウェイトになる予定です。

※写真はサンプルになります。

 

KSCのBB弾がリニューアルされます。植物から抽出されるPLA素材にミネラルを配合しています。バクテリアなどの微生物によって完全分解されるバイオBB弾です。

ベアリング研磨により、真球度5.95(±0.01)mm径を実現しているそうです。0.2g、0.25g、0.28gの3種がボトル入りで近日発売予定です。

 

LayLax

発売が待ち遠しいKRYTAC KRISS VECTORの電動ガンは……台風の影響で船便が少し遅れているようです。来週には発売できそうとのことです。

 


装甲悪鬼正村などで有名なメカニックデザイナーの石渡マコト氏(ニトロプラスアーツ)がデザインしたAK用レール、グリップの開発が進行中です。

 

SGT(鈴友)

米NIC社が開発したコーティング材、セラコート(Cerakote)の日本総代理店である鈴友さんがNARFや水鉄砲をリアルにセラコート塗装を展示していました。

 

 

もちろんKRYPTEK(クリプテック)パターン他、複雑なデザインの要望に応えてくれます。

 

 

G.A.W.

今、流行りの電動ガン用電子トリガー、陽炎(かげろう)を販売していました。

他社にも次世代やスタンダード電動ガン用をよく見かけますが、東京マルイのM14用や89式小銃用があるのが特徴です。

 

スイッチ部分を「陽炎」に換装します。M14は陽炎2.5型改になります。

 

陽炎の各種ラインナップです。左からスタンダード電動ガン用の陽炎2型改(前配線)、同(後配線)、M14用の2.5型改、次世代電動ガン用の3型改、89式小銃用の4型改になります。価格は各20,000円(税抜)です。

 

X-Bone Airsoft

KRYTACをベースに各種電子トリガー等を搭載したカスタムを展示していました。

左からGATE TAITAN、OPTION No.1のE.B.M.S.(ブラシレスモーター)、DTM2&サマリウムコバルトモーター、ASCU電子トリガーを搭載モデルです。トリガーに触れただけで発射できる激チューンも可能です。

 

朝から夕方まで多くの来場者で賑わっていました。

日曜も開催していますので、もし知らなかったという人は行ってみるとよいでしょう。

 

サバ天

■会場:秋葉原UDX 4F UDX ギャラリー

■開催日:2017年

8月5日(土) 10:00~18:00

8月6日(日) 10:00~17:00

■協賛:

COMBAT MAGAZINE、PEACE COMBAT、ガジェット通信、さばなび、アメアスポーツジャパン(SALOMON・SUUNTO)

■シューティングレンジ協力:

SYSTEMA、bb GALLOP、AKIBA★BASE

■主催:

ミリタリーショップ ドラゴンフォース

UDX ギャラリー

■入場料:

当日券:500円(税込/1日)

※未成年者(18歳未満)の方のみでのご入場はお断りさせて頂きます。

※入場の際に身分証明証のご提示をお願いする場合もありますのでご協力お願いいたします。

※身分確認が取れない場合はご入場をお断りさせて頂きます。

※詳しくはスタッフまでお問合せ下さい。

■WEB

http://www.dragon-force.jp/sabaten/