未来の戦争 第三次世界大戦の予想映像

綺麗なCGで描かれた戦争動画。これは、第三次世界大戦はこうであろう、という動画です。こういった動画は時々目にします。未来の兵器はこうで、国の思惑はこう絡み合って、と予測して動画を作るわけです。この動画もその一つです。

「1989年、11月9日に我々は冷戦が終わったと思っていた。2014年、冷戦が再開され、ロシアはアメリカに侵入。戦争は燃料を巡るものだった。戦争は凄まじい勢いで苛烈してゆき、2020年。ついにロシアが核を発動。ヨーロッパ諸国や中国なども絡み、いつしかそれは、石油以上に高価な戦争となった」というようなモノローグが入っています。

映像後半は、様々な近未来の兵器が登場します。

今から百年前の兵器を見ると、百年後の兵器の凄まじさが分かります。きっと我々が予想するなかの、荒唐無稽とさえいえる物たちが現実となるのでしょう。しかし戦争は良くありません。相対性理論で有名な、かのアルバート・アインシュタインは、ある記者に「第三次世界大戦では、どんな兵器が使用されるのでしょうか?」とインタビューされ、こう答えました。

「第三次世界大戦は分かりませんが。第四次世界大戦ならば分かります。石ころと棒です」と答えました。これは、次に世界大戦などしたならば、世界は有史以前の状態に戻ってしまう、すなわち世界は滅んでしまう、という警鐘を含んだ皮肉です。彼はたかが天才に留まらぬ、じつに良いセリフを飛ばしてくれます。