本の防弾性能を検証

札束。戦友がくれたジッポー、親父の形見の腕時計。
映画をはじめ、フィクションの世界(時には現実)では様々なものが弾丸を防ぎ、九死に一生を持ち主に与えてきました。

そんな数々の逸話が本当なのかどうか。あるいは、その逸話を実現するにはどの本が最適なのか。様々な本を射撃し、それぞれの防弾性能を確かめます。
一通り撃った後に確認しますが、弾丸をかろうじて防げたのは「Witz」という文学作品のみでした。この本は800ページ以上ある長編です。

アマゾンで買えますので、もしこれを入れる広い胸ポケットをお持ちで、なおかつ人に撃たれることが心配な方は、購入してみてください。2000円程度です。
さて。予想もしていないものによって偶然に凶弾を防いだ話は実に多いです。
やはり有名なのは上述したジッポライター。第二次世界大戦中、ベルギーでアメリカ兵がドイツ兵に狙撃された際、胸にいれていたポケット版聖書とジッポーによって命を救われました。

弾丸は聖書を貫通した上でジッポーによって防がれたそうです。そのライターは今でも点火可能で、ジッポーのタフさを象徴するエピソードです。

最近の話ではイラクにて、アメリカ兵がポケットにいれていたipodで命を救われたそうです。戦場にアイポッド持って行くってゆうのも、ちょっとびっくりですな。

変わったところでは美容整形手術で胸にいれたシリコンによって弾丸を防いだという話もあります。…まあ、命中しちゃってるんで防弾とはちょっと違うかもですけれど。
とにかく命は助かったらしいです。