
LayLax ガスガン DESERT EAGLE.50AE JP EDITION CO2 Ver.
ライラクスから発売となるCO2ガスブローバックガン、DESERT EAGLE.50AE デザートイーグル JP EDITION CO2 Ver.をレビュー!
デザートイーグルはイスラエルのIMI(現IWI)が開発した大口径オートマチックピストル。米国ではマグナムリサーチ社が販売している。.357マグナムや.41、.44マグナム弾仕様もあるが、.50AE仕様はオートマチックピストルとしては世界最大口径ということもあって、映画やアニメにも登場し人気も高い。
今回、そのデザートイーグル.50AEをエアソフトパーツメーカーのライラクスがCO2ブローバックでモデルアップ。
JASG認定の日本国内仕様ということでアウターバレル、スライド、フレームはすべて樹脂製となっている。
大迫力の.50口径のマズル。側面には.50AEの刻印がある。AEとはアクションエキスプレス弾を意味する。
インナーバレルは真鍮製。
リアサイトは金属製の固定。スライド両サイドにはアンビのセーフティレバーがある。
ハンマーを起こすとファイアリングピンも再現されている。
リアルサイズのグリップは握ってみると前後に長く、大口径ピストルを意識させる。これの実銃を撃つのは本当に怖いくらいなのだ。
スライドをホールドオープンさせるとそのストロークの長さにも驚く。これがドッカンドッカンCO2の力でブローバックするのだから、迫力の塊と言っても良い。事実、撃ってみるとその長いストロークから跳ね上がるような反動を体感できる。なお、ホップアップ調節はチャンバー上の六角ネジで行う。
デザートイーグル独自のメカニズムも上手く再現してあり、ロータリーロッキング方式のロッキングリセスもそれっぽく作られている。
マガジンはもちろんCO2仕様。12gカートリッジを左から装填し、ボトムのネジを閉めてセット完了。
装弾数は19発で、全面にフォロアーが無いので、付属のBBローダーか、市販のローダーを使用して装填する。
実射は20m/30mで行った。20mならマンターゲット上半身に楽々ヒット、30mでも、なんとかマンターゲットに当てられるかといった精度だった。スライドが大きくストロークも長いためかCO2の消費量が多く、CO2とはいえ、冷えによる初速低下が顕著で、ガス圧が弱くなるとホップが強くなる傾向にあった。
左右ブレは少ないので、マガジンのコンディションを意識すれば十分ゲームでも使える性能と言える。
CO2ボンベ1本で約60発ほど撃てた。マガジンにして3本分ほどで、最後の一本は明らかにガス低下が分かるほどだったので、実用上はマガジン2本程度というところだ。
しかし、このリアルサイズ、フルストローク、大迫力のリコイルはこれまでの日本国内で発売されたデザートイーグルとは一線を画する。ぜひこの撃ち味を体験してみて欲しい。
スペック
全長 | 270mm |
重量 | 1,063g (空マガジン含む) マガジン重量 406g (CO2ボンベ含む) |
トリガープル | 800g |
銃身長 | 133mm (インナーバレル長) |
装弾数 | 6mmBB弾 19発 |
価格 | 28,000円 (税別) マガジン:6,200円 (税別) |
発売日 | 2025年7月下旬予定 |
動力源 | CO2ガスブローバック |
撮影協力 Laylax、東京サバゲパーク
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