
ICS 電動ガン Daniel Defense DDM4 PDW
ICS AIRSOFTの電動ガン、Daniel Defense DDM4 PDWをレビュー。
ダニエル・ディフェンス(DD)と言えばアメリカの銃器パーツメーカーで、米軍にハンドガードを納入した頃から会社が大きくなり、RIS2を搭載したMK18 MOD1はとくに日本でも有名だ。
そんなDDの正式ライセンスを取ったエアソフトは近年増えていて、ICSもこれまでDDのシリーズを電動ガンでモデルアップしてきた。
今回紹介する電動ガンは最新のSSSIIIという電子トリガーを搭載したDDM4 PDWだ。パーソナルディフェンスウエポン=PDWの名前が冠されたモデルだけあって、MFR 6インチハンドガードやPDWストックなど全体的にコンパクトにまとまっている。
マズルデバイスはリニアコンペンセイターと呼ばれるブラストガードのようなデザイン。大口径で迫力がある。
ハンドガードはM-LOK対応のアルミ製で、MFR 6.0インチを再現している。
レシーバーには300ブラックアウト弾やDDM4 PDWのレーザーマーキングのほか、正式ライセンスによるDaniel Defenseの刻印が入り、雰囲気が良い。
レシーバーはアルミ製で、このモデルはコバルトカラーのグレーカラーとなっている。ブラックやFDEカラーもバリエーションである。ダミーボルトにはDDの刻印があり、射撃に連動して前後する仕様だ。
チャージングハンドルは左右にリリースレバーのあるアンビタイプ。引けば連動してダミーボルトが後退しホップダイヤルにアクセスできる。
ストックは樹脂製のICS CXPストックで伸縮は三段階。
ストックを取り外して、ストックチューブ後部のふたを開ければバッテリースペースにアクセスできる。Tコネクター仕様だ。
グリップは一見してDDっぽいデザインだが、EMGのオリジナルグリップとなっている。またプリコック機能も付いていて、セミオートで撃つとピストンが後退保持される。セレクターをセーフポジションにすればプリコック解除となる機能がある。
実射はいつものサバパー屋外レンジで行った。距離30mならセンターサークル付近へ、40mでもマンターゲット上半身に楽々当てられる精度があった。初速も90m/s程度と十分でしかも安定していた。
センサー式電子トリガーによりトリガープルは300g前後と軽く、スムーズなフィーリング。コンパクトで軽量、扱いやすいモデルだ。
またもう少し長いモデルが欲しいというユーザーには同シリーズにDD4 MK18 RIII S3というモデルもラインアップされている。
スペック & 初速
全長 | 585~660mm |
重量 | 2,750g (空マガジン含む) |
銃身長 | -mm (インナーバレル長) |
装弾数 | 120発 |
価格 | 81,000円(税別) |
発売日 | 2025年1月 |
動力源 | リポバッテリー7.4V |
初速 | 平均:89.7m/s ジュール:0.805J 回転数: 769rpm (12.8発/秒) ※7.4V 1000mAh 30Cリポバッテリー使用、東京マルイベアリングバイオBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、室内5発での測定、気温9度、湿度23%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
撮影協力:ICS JAPAN、東京サバゲパーク
■関連リンク