EMG 電動ガン TTI JW2 Ultralight 14.5"
伝説の殺し屋『ジョン・ウィック』が使用する銃として映画で登場したTTI JW2 Ultralight 14.5"の電動ガン。TTI正式ライセンスでGATE ASTER電子トリガー搭載のハイスペック電動ガンをレビュー。
映画『ジョンウィック：チャプター2』でキアヌ・リーヴス演じる伝説の殺し屋、ジョン・ウィックが使用するライフルとして登場したTR-1。これをEMGがTTI正式ライセンスを取得して電動ガンとしてモデルアップしたのが今回紹介するTTI JW2 Ultralight 14.5"。
米BCMのAR-15をベースとしてTTI(タラン・タクティカル・イノベーションズ)がカスタムしたモデルだ。
John Wick : Chapter 2
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ロングでスリムなスタイル。14.5インチバレル仕様。製造は台湾のトイガンメーカーVFCが担当する。
TTI GM Interceptor Compensatorマズルデバイスはアルミ製でサイド4ポート、上部2ポート。TTIのロゴも入る。14mm逆ネジ仕様。
ハンドガードはアルミ製でBCMのKMRタイプ。KeyMod仕様も映画公開当時のTR-1を忠実に再現している。
レシーバーは上下ともにアルミ製。TTIの正式ライセンスによるロゴが入る。セレクターは左面のみ。
トリガーユニットにはGATE ASTER電子トリガーシステムが採用されている。
レシーバー右面。ボルトフォアードアシスト周りの形状が独特でカッコいい。劇中では斜めにカットされた形状を活かしてマイクロドットサイトをオフセットマウントしていた。
ダミーボルトはブロンズカラーでTTIのロゴも入る。後退ロック機能付きで可変ホップアップの調節ダイヤルへのアクセスも容易だ。
BCMのGUNFIGHTERグリップが装着される。
レシーバートップレイル後端にはUSフラッグの刻印。チャージングハンドルはアンビタイプ。
ストックもBCMのGUNFIGHTERタイプが装着される。6段伸縮。
バットプレートがオープンにストックチューブ内にスティックバッテリーが収納可能。7.4Vリポバッテリーに対応、Tコネクター仕様。ストックを少し伸ばしてチューブとの干渉を無くせばミニSサイズのバッテリーが縦収納できる。
マガジンは樹脂製で112gと軽量だが、質感はややチープな印象。
実射性能
屋外実射は距離30m/40m、0.2g/0.25g弾で行った。0.2g弾ではやや上下にばらついたものの、0.25g弾なら40m先のマンターゲット上半身に概ねまとめられる弾道性能だ。初速が92～93m/sとかなり高く、軽めの弾ではブレがちなのかもしれない。
GATE ASTERの電子トリガーはプリコック搭載と言うこともあり、実に軽快なトリガーフィーリング。
バーストコントロールやバイナリートリガー(引いて1発、戻して1発発射)も可能。
なによりそのロングでスリムなスタイルと、軽量な取り回しの良さは3Gunマッチなどのシューティングや機動力を生かしたサバゲーでの使用に適している。
伝説の殺し屋、ジョン・ウィックになりきってスーツでサバゲーなんて楽しいかもしれない。
スペック
| 全長 | 812～896mm |
| 重量 | 2,550g (バッテリー、空マガジン含む) / 112g (マガジン単体) |
| トリガープル | 508g |
| 銃身長 | -mm(インナーバレル長) |
| 装弾数 | 6mmBB弾 120発 |
| 定価 | 72,000円(税別) |
| 発売日 | 2025年1月 |
| 初速 | 平均初速：93.58m/s = 0.876J 発射サイクル：855rpm = 14.3発/秒 ※東京マルイバイオBB弾 0.2g、ホップアップ適正、気温21.9度、湿度65％、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
撮影協力：成福通商、東京サバゲパーク
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