パトリオット2 サバゲーフィールドレビュー

埼玉県飯能市の屋外サバゲーフィールド「パトリオット2」の定例会で遊んできたのでレビュー。オープンは2018年5月。

パトリオット2のフィールドエリアは約150m×70mで、山、CQB、谷の3つのエリアに分かれている。中央に位置するCQBエリアはフラットで木製バリケードが多く設置される。

フィールドマップ

独特のL字型のグレー板バリケ。パレットや丸太、ドラム缶のバリケもある。

ほとんどのゲームはこのCQBエリアを挟んで端にあるフラッグにて対戦する。

フラッグは単管で組まれた櫓の上にあり、ここに工具箱に入った電子ホーンが設置されている。
あえて無防備な場所に設置することで、フラッグ周囲を確実に掃討してからのフラッグゲットとなる。

CQBエリアのバリケは一般的な密度で、点々とバリケを移動しやすい。

CQBエリアの山側に面する場所には大きな"基地"と呼ばれる砦がある。

正面と側面には二か所の入り口がある。ストレートな通路なので相手陣地側から弾が飛んできやすいので注意。

1F通路から内部に入ると細長い部屋になっていて、両端には2Fへ上がる階段がある。

基地の2Fをとる
相手側からの侵攻を阻止しつつ、基地の2Fを取るとゲームが有利に進められる。

基地の2Fは外周に通路がありフィールドを一望できる。

外壁には穴があり、そこからCQBエリアを狙撃できるようになっている。

敵のフラッグを狙える距離まで見通せるのでなんとしても確保したいポイントだ。

また基地の2F山側には2本のスロープが山エリアに通じている。

山エリアに続くスロープ。

山エリアから基地を望む。

山エリアからはCQBエリアを見渡せるので、制圧出来ればかなり有利な場所だ。

今回のゲームでも山エリアを占領され、フラッグエリアに弾が降り注ぎ、一気に決着するシーンが見られた。

山エリアにも所々にバリケが設置されている。

山エリアは山頂部を取りにダッシュする形になるので、体力のあるメンバーが積極的に確保しに行くのが良いだろう。また稜線越しの撃ち合いになるのでホップは弱めに設定するとヒットを取りやすい。

CQBエリアから山エリアへ登る階段。かなりの急こう配。

一方で山エリアとはCQBを挟んで逆側にある谷エリア。こちらも結構な階段を下っていく。

谷エリアはブッシュが濃く、敵の防衛をかいくぐって背後を突きやすい。

とくに、CQBエリアと谷エリアの境界ルートを一気に突き抜けて、敵フラッグの側面に突破することも可能だ。

このルートのブッシュに、ギリースーツを巧みに着込んだプレーヤーが!! その迷彩効果もあって強烈な強さを発揮していた。

谷エリアの側のCQBエリアには監視台があり、この上からスタッフがゲーム進行していた。

パトリオットオリジナルのカードを使った面白いゲームメニューがあった。プレーヤー全員がカードを引き、そこに書かれた役割とルールでプレーする。例えばアタッカー、メディック、スナイパーなどがあり、フィールドの戦闘エリア制限や、セミフルの使用可否、フラッグゲット可否などが記載され、そのルールに従ってゲームを進める。なかには救世主、原始人、ナ〇シカといった特殊ルールが適用されるレアカードもある。

CQBエリア奥にはちょっとした囲まれたシューティングエリアがあり、ここで初心者講習などを行うそう。

セフティエリアは最大で100席。ただ、定例会自体は80人ほどで制限を掛けているとのことなので満席にはなることは稀だそう。

長机に長椅子、ガンラックもある。

セフティ入口に鎮座するスネークさん。

受付事務所。

店長の長谷川さん。ゲーム料金はpaypayでも支払いできる。

女性更衣室。男性は事務所の中で着替える。

男女別々の洋式水洗トイレ完備。

セフティ内に電源リール2か所、電気ポット、電子レンジ完備。冬場はマガジンウォーマー、夏場は冷蔵庫の使用も可能だ。

バイオBB弾、ガス、マスク、ゴーグル、ローダー、ボタン電池などの販売。

カップ麺やお菓子の販売。

ドリンクの自販機はセフティに2台設置。

事務所裏に初速測定場所がある。

シューティングレンジはフィールド沿いにあり、40m以上の距離がある。

近所のラーメン屋さんが出張してきて、本格的なランチが注文できる。

この日は朝の受付時にチャーシュー丼か、塩豚ラーメンを500円で注文出来た。刻みニンニクをお好みで乗せて食す。これが劇的に美味い!!
注文率95%以上というのも頷ける。パトリオット2で遊ぶときは注文必至だ。

セフティではお宝あっとマーケット町田店がお店を出して物販していた。

駐車場は40台ほど停められる。

パトリオット2は適正プレー人数は25人 vs 25人くらいの全体的にコンパクトにまとまっているフィールドではあるが、フラットなエリアと斜面のエリアが程よく混在し、立体的なゲーム展開、チームでの作戦が勝敗を分け、初心者からベテランまで楽しめる。
とくに、工夫を凝らした多彩なゲーム内容や、美味しい昼食など、運営スタッフが来場者に楽しんでもらおうという思いが伝わってくる印象だった。