IKORA PARKS (イコラ パークス) フィールド レビュー

IKORA PARKS (イコラ パークス) フィールド レビュー

レポート マロダルマ

今回は和歌山県牟婁郡白浜町にある野外CQBフィールド「イコラパークス」へ遊びに行ってきましたので、そのレビューです。
本フィールドは、300円均一の商品を扱う雑貨チェーン「3COINS(スリーコインズ)」などを経営する企業「パルグループ」が2018年3月にオープンした出来たばかりのフィールドであり、設備面での力の入れようは関西でもトップクラスであることが特徴です。
イコラパークスの「イコラ」とは、和歌山弁の「行こら!」(行こうよ!)から来ているのだとか。
 
フィールド所在地は和歌山県の海沿いの町、白浜町。
海水浴場や海鮮市場、更にはパンダがいることで有名なテーマーパーク「南紀白浜アドベンチャーワールド」などがある生粋の観光地であり、フィールド近くにも温泉やホテルといった観光施設が立ち並びます。
 
イコラパークス
イコラパークスはサバゲフィールド以外にもBBQエリアやシューティングレンジが併設されている複合施設であり、サバゲ以外の遊びも楽しむことができます。

施設内は主に3つのエリアに別れており、入り口に近い側から
・BBQ施設「KUORA BBQ PARK」 ※『KUORA』は和歌山弁の『食おら』(食べようよ!)から
・サバイバルゲームフィールド「YARORA CQB JUNGLE BASE PARK」 ※『YARORA』は和歌山弁の『やろら』(やろうぜ!)から
・シューティングレンジ「UTORA SHOOTHING PARK」 ※『UTORA』は和歌山弁の『撃とら』(撃とうぜ!)から
となっています。
 
フィールド入り口
フィールド入り口。なんだかテーマーパークのような力の入りよう…
 
ミサイル!!
細道を抜けたどり着いた先でまず目に入るのは、やたらとクオリティの高い兵器群!
なにこのミサイル!!軍艦に載ってる巡航ミサイルくらいでかいんですけど!!!力入れすぎじゃね!?
 
CIWSだの対空機関砲だの
ミサイルだけでは飽き足らず、CIWSだの対空機関砲だのといった数々の兵器(のオブジェ)がずらり。要塞かよ…。防衛意識の高さは恐らく国内フィールドでもトップクラスではないでしょうか(笑)。
 
フィールド全景
フィールド全景はこんな感じ。イコラパークス全体の総面積はおよそ二万坪ですが、サバゲーフィールドとして使われている部分の広さはおよそ一万坪ほどだそうです。
先程も述べたように縦に細長く裏取りルートが限られるため、正面からの撃ち合いを制するスキルが要求されます。フィールド各所には照明もありました。
 
装甲ロケット車両
入り口近くのデカいミサイルで度肝を抜かれたところですが、フィールド内も凝ってます。
フィールド入り口近くには軽トラを改造した装甲ロケット車両がデン!と置かれていました。
 
ビレッジエリア
フィールド内は3つのエリアに分かれています。写真はゲリラ兵が潜んでいそうな入り組んだ「ビレッジエリア」

洗濯物や子供靴
洗濯物や子供靴など生活感溢れるバリケードが沢山点在していました。
 
マルシェエリア
ビレッジエリアを抜けると、ドラム缶や車、市場の屋台風バリケードが並べられた「マルシェエリア」があります。
縦に細長いため必然的に正面からの撃ち合いが発生しやすく、点在するバリケードの間を縫うように移動しながら戦うエリアです。
 
小高い丘
マルシェエリアには小高い丘のようになった区画もありました。
 
フィールドを見下ろせる
丘を占拠すると写真のようにフィールドを見下ろせるため、非常に有利なポジションです。
 
屋台風バリケード
マルシェエリアの屋台風バリケード。本来はこれら屋台を覆うようにタープが張られ、もう少し見通しが悪くなるよう作られていたらしいのですが、先日関西を襲った台風21号のせいであらかた吹き飛ばされてしまったのだとか…。
 
ベースエリア
マルシェエリアの奥にはこれまた気合の入った兵器群が並ぶ基地「ベースエリア」があります。
 
高射砲や機関砲
高射砲や機関砲らしきものがハリネズミのように並べられており、その威圧感はまさに圧倒的!
すべてダミーなのでここからBB弾が飛び出すようなことはありませんが、攻める際は軽く絶望感を感じるほどでした。
 
戦車
トドメと言わんばかりに戦車まで配置されています。ゲーム中は戦車に乗ることは禁止されていますが、ゲームの合間に撮影を行う場合は登ってもOK!

CQBエリア
ベースエリア内部はCQBエリアとなっており、モニターがずらりと並んだ管制室のような場所や…
 
ブリーフィングルーム
地図台が中央に置かれたブリーフィングルームなどがありました。どの部屋も小物の造形に力が入っており、本物の基地のような良い雰囲気を醸し出しています。筆者の友人でもある関西骸骨サバゲーマーのSasugo閣下にモデルとして協力していただきました(^_^)。
 
ポスター
小ネタ的アイテムとしてこんなポスターもありました。ビレッジエリアを拠点とする反乱軍のポスターだそうで、ベースエリアを拠点とする帝国軍と日夜戦いを繰り広げている、という設定があるのだとか。
ちなみに、ポスター中央の男性のモデルはイコラパークスの店長さんでした。

爆弾ケース
取材した日は雨予報だったこともありゲーム人数は少なめで、午後から予約していた人たちと共に、写真の爆弾ケースを起動して基地爆破を狙う「基地破壊戦」など変わり種ゲームを織り交ぜながらのんびりとゲームを楽しみました。
5対5で少人数ゲームをやってみましたが、体感的には20対20くらいのゲームが適正人数だろうと感じます。
 
フィールド内にもガンラック
個人的に嬉しいポイントなのですが、フィールド内にもガンラックが設置されています。
モスカート式グレネードランチャーなど、残弾処理の難しいガンをフィールド内に置いておくことができるのはありがたいですね!
 
シューティングレンジ
シューティングレンジ。ゲーム料金を払えば自由に使用でき、最長で30メートルの長さがあります。
 
UTORA SHOOTHING PARK
フィールド併設のシューティングレンジとはまた別の場所、フィールドよりさらに奥へと入ったところには、最長40メートルのシューティングレンジ「UTORA SHOOTHING PARK」があります。
※使用するにはゲーム料金とはまた別にお金を払う必要があります。レンジのみ使用するプランもあり!

セイフティエリア
セイフティエリアは屋根付き。収容人数はおよそ80人といったところ。セフティには照明もあります。
また、セイフティエリア内をものすごく普通に小川が流れています。川のせせらぎを聞きながら弾込めをするのも中々オツなものです。
 
テーブル
テーブルは広々としていて造りもしっかりしていました。ひとテーブルでおよそ6人は座れそうです。
ガンラックも備え付けられており、テーブル同様頑丈に作られています。
このガンラック1つで20丁もの銃を立てかけられるようになっているため、銃の置き場所に困ることもなさそう。
 
ドリンクの自販機
ドリンクの自販機はセイフティに1つあるほか、少し離れたところにもう一つありました。
缶・ビン、燃えるゴミ・燃えないゴミを分別して捨てられるゴミ箱が設置されているのが嬉しいポイント。

鍵付きロッカー鍵付きロッカーも用意されており、貴重品を預けられるようになっていました。
 
駐車場駐車場は写真の第一駐車場(キャパ約40台)、第二駐車場(キャパ約15台)があるほか、少し離れた場所に第三駐車場(キャパ約20台)もあり、全て合わせて約95台の車を停めることが可能です。
 
トイレ
トイレは男性用3、女性用2の合わせて5つで、水洗式かつウォシュレット付き!
「衛生面には特に気を使っています!」という店長の言葉どおりかなり綺麗で匂いもほとんどしません。
女性用トイレには鏡や小さな化粧台も備え付けられており、お化粧直しもできます。

手洗い台
手洗い台も綺麗です。
 
シャワールーム
更衣室も兼ねたシャワールームもあり、一回30分、\200で使うことができます。
タオル・バスタオル・シャンプー・石鹸は無料! 更衣室としてのみ使うのであれば無料で使用できます。
 
喫煙コーナー
喫煙コーナーもありました。
 
BBQ施設「KUORA BBQ PARK」
フードコーナーではたこ焼き、牛丼、チャーハン、カレーなどのメニューが購入できるほか…
別料金になりますが、併設されているBBQ施設「KUORA BBQ PARK」でのBBQも楽しむことができます。
 
レンタルガン
レンタルガンは東京マルイのものがほとんどで、ライフル(次世代電動ガン)が30丁、ハンドガンが20丁ほど。また、ボーイズライトプロなど10禁電動ガンもレンタルされており、保護者同伴であれば18歳未満の未成年も遊ぶことができます。
 
物販
物販ではバイオBB弾やガス、マスクといった基本的なゲームグッズのほか、ハンモックやレインコートといったアウトドアグッズも少数販売されていました。

マガジンウォーマー、電子レンジとポット
マガジンウォーマー、電子レンジとポットもちゃんとあります。
 
マスクやマーカー
フェイスマスクゴーグルやマーカーもレンタル可能。マスクは\500でレンタルできます。
その他、バッテリー(\200)、BDU(上下で\1000)やブーツ(¥500)、手袋(\200)もレンタル可能!
 
とれとれ市場
フィールドから1キロほど離れたところには海鮮市場「とれとれ市場」があります。ゲーム後の食事やお土産を買うのにピッタリ!
 
設備がとても綺麗で、作り込まれたオブジェが特徴的なイコラパークス。入った瞬間から好奇心を刺激してくる様子はまるでテーマパークのよう。今年3月にオープンしたばかりということでまだまだ発展途上な部分もありますが、レジャー感覚で楽しめる期待値の高いフィールドです。

また、フィールド自体がフラット(一部起伏が激しいところもありますが)で程よい広さのため、初心者が「サバゲってどんな遊びなのだろう?」ということを知るにはとても良いフィールドだとも感じました。実際、サバゲをしたことのない観光客が飛び込みで参加しに来たり、見学やシューティングレンジでの射撃体験をしていくこともあるそうで、そのためのレンタル付き体験プランも用意されています。
 
有名リゾート地の近くという好立地にあるフィールドですから、「一泊旅行のついでにサバゲーをする」なんて遊びかたもできるかも!
次は友人を誘って泊りがけで遊びに行ってみようと思います!

さて、最後まで記事を読んでくれた読者に特典のお知らせ。
イコラパークスの受付時に『ハイパー道楽見たよ!』とスタッフに伝えると、【サバゲー、シューティング基本使用料(パック料金含む)が200円OFF】となります。ぜひご活用ください!!
※期間2018年12月31日まで(定休日、臨時休業日除く)
※現金での返金は出来ません。


IKORA PARKS (イコラ パークス)
〒649-2200 和歌山県西牟婁郡白浜町2846
TEL:0739-43-0630
公式サイト:http://ikora.style

石井 健夫(いしい たけお)
マロダルマ
暇を持て余したので興味本位で「サバゲーの記事書けるよ!」とうそぶいたらマジでライターのお仕事が来てしまい、ええいままよとやけくそ気味に書いてたら続いてしまったゆとり世代。
AR15系の銃と、特殊部隊系の重装備が好き。
サバゲ歴は6年ほどだが、通算でヒットを取ったのは両手で数えられるくらいである。


2018/11/08

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