
サバイバルゲームをはじめるにあたり、初心者の多くはどんなエアガンを買ったら良いか、悩むはずだ。
「これからサバイバルゲームをはじめるのですが、どのエアガンを買ったらよいですか?」
掲示板でもチームの新メンバーにも、頻繁に問いかけられる。
サバイバルゲームに重要なエアガンの要素は、1年を通じて気温に左右されることなく、撃ちたいときに確実にBB弾を発射できる信頼性、狙ったところに弾が飛んでいく高い命中精度、少々手荒に扱っても大丈夫な耐久性、ランニングコストが安い経済性といったところで、これらを考えると東京マルイ社製の電動ガンに行き着く。ツールとして良く出来ているのがマルイの電動ガンというわけだ。
では、東京マルイの電動ガンのなかでは何を買えばよいか?
東京マルイの電動ガンの中で最もサバイバルゲーム向きなのはG3 SASだ。
東京マルイ 電動ガン G3 SAS レビュー
500連マガジンを標準装備している上に、小さくて軽い。初心者には心強いウエポンだ。
とてもサバイバルゲーム向きなのだが、難点がある。それは実在しないモデルだということ。サバイバルゲームは勝ち負け以外にも、ミリタリーな雰囲気も楽しむゲームだ。したがって、架空のモデルというとどうしても玄人受けしない、というのも事実。そのあたりをどう受け止めるかは個人の判断だろう。
もう一丁、おススメする電動ガンが、M933コマンド。
東京マルイ 電動ガン M933コマンド レビュー
こちらは実在するモデルだ。G3 SASと同じく小さくて軽い。
サバイバルゲームに使用するエアガンは小さくて軽いほうが初心者に向いている。なにしろ一日中エアガンを持ってフィールドを走り回るのだから、なるべく軽いほうが疲れないし、コンパクトな銃は振り回すのが楽だ。木やバリケードにぶつけ難いし、濃い藪の中でしゃがんだり伏せたりしても構えやすい。わずかな差が咄嗟の勝敗に影響することも多いのだ。
M933は米軍の使用するアサルトライフルであるM4カービンの流れを汲み、スコープやドットサイトを搭載できるマウントレールも標準装備されている。人気のシリーズだ。
標準の装弾数は68発だが、別売オプションで300連マガジンがある。
ちなみに、500連とか300連といった多弾数マガジンを好まないベテランプレーヤーもいるが、初心者はそんなことは気にせず、とにかく多弾数マガジンに頼ろう。
なお、次世代電動ガンを買いたいのですが、という質問には、雰囲気重視なら撃ったときのリコイルショックが味わえる次世代電動ガンはおススメ。ただ、前述のスタンダード電動ガンに比べて高価だし、金属を多用しているのでちょっと重い。初めてのサバイバルゲームを前提で考えるならば、スタンダード電動ガンがベストチョイスだと思う。
それと、エアガンを買ったら、それを収納するためのライフルケースを一緒に買っておこう。
買ったままの箱をそのままフィールドに持ち込むのはなんとも初心者然としていて微笑ましいが、4000~6000円のナイロン製のソフトケースを購入すれば持ち運びも安全で簡単になる。
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なお、エアガンをそのまま外に持ち出すのは絶対にやってはならない行為。
サバイバルゲームフィールドに着くまでは銃器は人の目に触れないよう、必ずバッグやケースに収納して持ち運ぶこと。
サバイバルゲームは1日で10ゲーム前後おこなう。
初めてであれば、自分が1日で何発のBB弾を消費するか気になるところだ。
人によっても撃つ量は変わってくるが、初めてであれば、3500発程度持っていけば1日持つはずだ。これ以上撃つとなると、かなり派手な撃ち方をしていると言っていい。
また、1ゲームに携行するBB弾は最初は500~600発程度を想定しておけばよい。
G3 SASなら標準で付属している500連マガジン1本で足りるし、M933コマンドならば300連マガジンを2本。
ゲーム中に撃とうと思えばいくらでも撃てる。だが、適当に撃っているだけでは敵を倒すことは出来ない。確実な距離とシチュエーションで撃つことを考えれば、1ゲーム500発程度で十分だし、最初のうちは1発も撃たずにヒットされてしまうゲームもあるだろう。
そうそう、BB弾を袋からそのまま使用するのはよろしくない。BBボトルという円筒状の弾入れを買っておこう。数百円と安いものなので、3000発以上収納可能なロングなBBボトルがおススメ。フィールドで他人のと間違わないように自分の名前を書いたり、わかりやすいシールなどを貼っておくと良い。
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野外、屋内フィールド問わず、6mmBB弾はバイオBB弾という生分解性プラスチックで出来たものを買っておいたほうが良い。
これは環境に配慮してほとんどのサバイバルゲームフィールドでそのようにルールが定められているからだ。
広く流通している有名な6mmBB弾は「エクセル」というブランドのバイオBB弾。あるいは東京マルイ純正のバイオBB弾でも良い。弾のカラーがいろいろあるが、真っ白や真っ黒は避けて、アイボリーやブラウン、薄いグリーンカラーのものを選ぶのが良い。地面に落ちても目立たないという意味があり、真っ黒だと弾道が見えないという理由もある。
エクセルBIO BB弾 0.20g(TAN) 3700発が1300円!! 徳用
BB弾の中には「地球に優しい」として石灰質、硝酸バリウムなどを用いた「セミバイオBB弾」というものもあるが、生分解性のバイオBB弾とは違うものなので注意しよう。なお、生分解性バイオBB弾は数年で土に返ると言われている。
なお、BB弾には0.12g~0.3gくらいまでの重量別の種類があるが、最初のうちはハンドガンから長物まで汎用的に使用できる0.2gBB弾がオススメだ。
電動ガンはバッテリー(電池)で動く。現在は「ニッケル水素バッテリー」という種類のものが主流。
G3 SASもM933コマンドも「ミニバッテリー」という規格のサイズを使用する。
東京マルイの純正ニッケル水素ミニバッテリーは容量が1300mAhある。社外品だと1600mAhのものがあり、その分撃てる弾数が増える。
東京マルイ 8.4V1300mAhニッケル水素 ミニS 1300バッテリー
社外品バッテリーのブランドは透明なラミネートパックされたセルひとつひとつに表記されており、Intellectや、ATLANTISといったブランドのバッテリーが人気。
およそ1600mAhの容量で約3000発以上は撃てるだろう。だが、できればバッテリーは2本あったほうが良い。気温や充電コンディション、撃ち方にもよって撃てる弾数は変化するからだ。
ニッケル水素バッテリーは専用の充電器が必要になる。これもあわせて買っておくと良い。ここは東京マルイの純正充電器よりも社外品の充電器のほうが高性能だ。ラジコン店などでも販売しているイーグル模型やABCホビー製のデルタピークカット機能の付いた充電器がより安全で正確に充電できる。安いものであれば4000円程度だが、1万数千円程度のデジタル液晶つきのものであれば充電量を知ることもできて便利。
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なお、ニッケル水素バッテリーは必ず1Aで充電すること。そしてメモリー効果は起きにくいので、追充電してもOK。下手に放電はせずに満充電で保管しておこう。
レンズ上に赤い点を映し出すドットサイト、倍率があり遠くのターゲットを狙うのに最適なスコープ。これらを総称して光学照準機器と呼ぶ。エアガンに装着するとスタイルアップしてカッコよくなるし、おススメのオプション装備だ。
ドットサイトとスコープ、どちらがよいかとなると、最初はドットサイトをおススメする。
ドットサイトは無倍率で、素早く簡単に狙いを定めるのに向いている。標準のサイトのことを区別してアイアンサイトと呼ぶが、これで狙いをつけるには、まずフロントサイトをターゲットにあわせ、そこに重なるようにリアサイトをあわせるといった手順が必要になる。だがドットサイトであれば赤い点をターゲットに重ねるだけ。このとき両目は開けたまま狙いを定める。とてもスピーディーだ。またスコープを覗くよりも常に視界を広くとれるのもドットサイトのメリット。
初心者の撃ち方を見ていると、狙いが定まっていないのに撃っている場合が多い。ドットサイトを使用することでターゲットをより確実に捉えやすくなるはずだ。
では、どのドットサイトがよいか。これは結構難しい。本当に良いものを選ぶのであれば、4~10万円といった輸入品がよいのだけど、最初からそんなにお金をかけてもしょうがないし、まずは安いドットサイトを買って試してみるのが良いと思う。
ドットサイト選びのコツはレンズがクリアかどうか、ドットが見やすいかで判断すればよい。
レンズが青かったり、暗くてはせっかくのドットサイトの意味がないし、ぼんやり光ったり、ギラギラ光りすぎるドットでは狙いにくい。好みもあるのでまずは店頭で実際に覗いてみることをお勧めする。
ドットサイトはチューブタイプとオープンタイプがある。
格安でおススメのドットサイトはオープンタイプの「コンバット45」というドットサイトだ。レンズは角型と丸型があるが、角型のほうをおススメ。価格はなんと5000円前後と、安くてしかも軽い。このコンバット45、いろいろなブランドでOEMされているのでどれを選んでも良い。ドットのデザインを十字や丸に変更できたり、ドットの色を赤と緑に変更できるものもある。
ドットサイト COMBAT45 角型レンズ ノベルアームズ
また、タスコジャパンの42mm大口径チューブタイプのドットサイトもおススメ。
タスコジャパン レッドドット 1X42mm BKRD42RGD ダットサイ...
高価なハイエンドをということであれば、C-MORE(4万円程度)、Aimpoint(6~10万円程度)、Eotech(7~8万円程度)といった海外ブランドのドットサイトが人気。
また、これらのレプリカ商品も多く出回っていて1~2万円と安価で人気だが、性能はピンキリで本家に遠く及ばないものもある。○○タイプ、と記載があるものはレプリカなので区別できる。
【ドットサイト】551ホロサイト タイプ ドットサイト
なお、G3 SASにこれらのドットサイトを搭載する場合にはマウントベースというレールパーツが必要になる。東京マルイ純正のローマウントベースはレールの横溝が途中で分断されており、上記のドットサイトを装着できないのでサードパーティ製をおススメする。
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ライラクス NITRO.Vo HKショートスリーブ MP・G3シリーズに対応する多目的ローマウントベース 6,552円
運動をするのにジャージやランニングシューズが必要なように、サバイバルゲームをするのにもそれ相応のウェアが必要になる。ではどのようなウェアがサバイバルゲームに向いているのか。
こだわらなければ、ジーパンに目立たない色の長袖シャツ、ハイカットのトレッキングブーツで事足りる。
だが、やはりサバイバルゲームは雰囲気も大事。ここはひとつミリタリーで使用されている戦闘服を使用するのがおススメ。
戦闘服のことをバトル・ドレス・ユニフォーム、略してBDUと呼ぶ。現在出回っているBDUのほとんどは森林や砂漠、都市などで迷彩効果を発揮するカモフラージュ柄だ。これを着ることで敵から発見される確立がグンと減る。サバイバルゲームでは目立つことが命取りなのだ。
今おススメのカモフラージュは「マルチカム」と「ACU」だ。
どちらも最新のテクノロジーを駆使して作られたハイテク迷彩柄。
マルチカムは日本の植生にも適合率が高く、迷彩効果を発揮するイチオシの迷彩服。
TRU タクティカル・レスポンス ジャケット /MULTICAM
TRU タクティカル・レスポンス トラウザー /MULTICAM
ACUはアーミー・コンバット・ユニフォームの略で、現在アメリカ陸軍で使用されているデジタル迷彩と呼ばれる細かい四角の粒で構成されたグレーっぽい迷彩服。米軍装備を目指すならばACUだが、もともと中東の砂漠や都市を想定したような色合いなので、緑の濃い森林地帯ではやや目立ってしまうという短所がある。
ROTHCO ARMY COMBAT UNIFROM SHIRTS
ROTHCO ARMY COMBAT UNIFROM PANTS
また、自衛隊で使用されている「自衛隊迷彩」もおススメ。日本の植生に特化して作られたこの迷彩服はマルチカムやACUより日本の森林ではるかに高い迷彩効果を発揮する。
19年新型3型陸自自衛隊迷彩服迷彩服 ドライ3型
上下のウェアが決まったら、次はブーツを選ぼう。走り回るのでくるぶしまで覆われたブーツが良い。
最近はタクティカルブーツと呼ばれるものが主流。
色は黒かタンカラーだが、マルチカムやACUにコーディネートするならタンカラーのブーツがおススメ。
ブーツの高さは、いわゆるショートカットが6インチ、ふくらはぎまで覆うのが8インチサイズ。
また、サイドジッパーが付いているものは脱ぎ履きがしやすいので便利。
おススメの商品は OAKLEYのSIアサルトブーツ、BATESのM-6、5.11タクティカルのHRTアドバンス、MERRELLのソウトゥースといったところか。とにかくブーツメーカーはたくさんあるが、そこそこ高くても良い品を購入しておくのがよい。
OAKLEY SI Assault Boots 8” Desert Tan
BATES M-6 Desert Side Zip Boots"Support Your Mission"
5.11タクティカル HRT アドバンス ブーツ
MERRELL ソウトゥース
BDUとブーツが揃ったら、次はグローブと帽子だ。
サバイバルゲームでは怪我防止という意味でなるべく肌の露出を避けたほうがよいし、その分迷彩効果も高まる。
おススメのグローブはMechanixのMMP M-PACT グローブと、OAKLEYのFactory Pilot Gloveだ。
一見してバイクグローブにも見えるがそのとおり。もともとはマウンテンバイク競技など他のスポーツで使用されるものだったが、その性能の高さからミリタリーユースでも人気が出てきた。
Mechanix MMP M-PACT グローブ/New Version
OAKLEY 94025 ファクトリー・パイロットグローブ
次に帽子だが、シューターキャップか、ブーニーハットをおススメする。もちろんウェアと同じ柄でもカッコよいが、5.11タクティカルやBLACKWATERなどのタクティカル・ウェア メーカーのオリジナルキャップも人気がある。
Crye Precision シューター キャップ
TRU リップストップ・ブーニーHAT/MULTICAM
上下BDU、グローブに帽子、これでひととおりのウェアは揃った。
タクティカルベストや、マガジンポーチなどは装備に応じて追々買い足していけばよいだろう。
サバイバルゲームで絶対に必要な装備といえばゴーグルだ。
これがないとゲームに参加することすらできない。
おススメのゴーグルは東京マルイのプロゴーグルだ。
顔面を覆うフェイスガードプロテクターと、曇りにくい換気用のファンが標準装備される。ゴーグルが曇って視界が遮られるとサバイバルゲームにならないし、ゲーム中にゴーグルを外すのは危険この上ない。単4電池で駆動する換気ファンが付いているのでとても便利だ。コヨーテブラウン、レンジャーグリーン、マットブラックの3色があるのでお好みのカラーをどうぞ。
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また、さらにハイスペックのゴーグルを望むのであれば、ESSのプロファイルNVG ターボファン ゴーグルがおススメ。ミリタリーでも実際に使用されている高性能ゴーグルだ。東洋人の顔にフィットするアジアンフィットバージョンがよい。
ESS/プロファイルNVG・ターボファン アジアンフィットゴーグル
ちなみに、スキーゴーグルや工業用ゴーグルは避けて、必ずクリアレンズのサバイバルゲーム用途のものを購入しよう。サングラスタイプのものもあるが、禁止されているフィールドも多い。バンドで頭部に固定でき、隙間なくフィットするものを選ぶのがコツ。色つきのものやメッシュ(金網)タイプのゴーグルもあるが、視界が暗くなりやすいので、初心者は避けたほうがよいだろう。
サバイバルゲームをするときに敵味方を識別するために、両腕に赤や黄色の腕章をつける。この腕章のことをマーカーと呼ぶが、有料のゲームフィールドの場合、専用のマーカーを貸し出すところがほとんどだ。したがって、そのようなフィールドでプレーする場合はマーカーをあえて購入する必要はない。事前にゲームフィールドに確認しよう。
上記がこれからサバイバルゲームをはじめるプレイヤーにおススメする装備だ。
場数をこなしていけばそのうち自分に必要な装備が見えてくる。最初から上記すべての装備をそろえる必要はなく、最低限ゴーグルと電動ガンさえあればゲームは始められる。
サバイバルゲームの装備はその時代で流行はあるが、どれが正解というものでもない。あえて言うならば自分が使いやすく、気に入った装備が良い装備といえる。あれこれ購入を考えている時間も楽しいが、まずは実際にサバイバルゲームを体験してみるのが自分流を見つける近道だ。サバイバルゲームハンドブック
↑サバイバルゲーム攻略本の最新刊。インパルスの板倉さんのインタビューも。
専門書を買って詳しく調べるのも上達の近道!
今が買い時! マルチカム迷彩特集
6インチ デザートタクティカルブーツ徹底比較
東京マルイ プロゴーグル フルフェイスバージョン