[殺し屋っぽい] Gun & Story コンクール

ストーリー No.01

タイトル:平和を望むのならば戦いに備えよ
投稿者:Good Island

ストーリー:

伝説の殺し屋ジョン・ウイックが、殺し屋たちが集う「コンチネンタル・ホテル」でルール違反の殺しを行ったとの情報を手に入れた。
ウイックには多額の懸賞金がかけられるはず。ヤツには仕事を邪魔された過去がある、ウイックの身にかけられるはずの懸賞金が入る上、仮を返すいい機会だ!
ウイックは必死で逃げているはず。武器を持っていないとしても、ウイックは手強いどうするか…他にも、ライバルは多いいだろう。簡単には、先を越されることはないと思うが、急いだ方がいい。

ここは『コンチネンタル・ホテル』、武器は揃う。
カウンターで、武器の相談をするとテイスティングルームに案内された。

重厚な扉を開けると、高級ブティックの様な部屋に通された。違いは沢山の銃が壁に絵画の様に並べられている。ライフル、ショットガン、ハンドガン、ナイフ、どれもカスタムメイドされている様だ。ここなら目的のものが手に入るだろう。

ソムリエの服装をしている、一人の男が近づいてきた。ガンソムリエの様だ。
ライフル、ショットガンでは自分の仕事のやり方には向かない。ハンドガンを注文。

9mmのシグを渡され、グリップの大きさも手に馴染む。
スライドを引き、スライドの動きの確認。スムーズに動く問題ない。
ドライファイアをしてトリガープルハンマーの落ちるタイミングを確認。カスタムされているのだろう、トリガープルも程よい重さで、ハンマーの落ちるタイミングもいい。しかし、渡された瞬間に感じた違和感で全体的に重量がある。これでは、持ち歩く時や接近戦では、取り回しが悪い。

次に渡されたのが、カスタムされたグロック。
手渡され握った感触は悪くない。シグと同様、スライドを引き、トリガープルの確認。トリガーに違和感を感じる。ノーマルのグロックを以前撃った事があるが、これはカスタムされていて、トリガープル自体は軽くはなっているのだが、グロック特有のトリガーフィーリングが残っているのが気になる。それに9mmこれでは、ストッピングパワーが足りない。

重量、トリガープル、ストッピングパワー、装弾数、グリップ力、それぞれがバランス良く兼ね備えている物はないのかと思っていた所に出されたのが、
『HK45タクティカル』
45ACPの威力で、ダブルカーラム。パワー、装弾数ともに申し分ない。
見た目は…でかい!しかし、握ってみると、独特の形をしたフィンガーチャンネルが握りやすいし、樹脂製のグリップフレームのお陰で見た目ほど重くもない。コックアンドロックで携帯できるセフティ。両方の手で操作できる、マガジンキャッチにスライドストップ。45ACPのリコイルを制御する為カスタムされたリコイルガイドも反動をしっかり受け止めてくれそうだ。
何よりも、バレル先端に刻まれた、サイレンサーを取付けるためにネジが切ってある。サイレンサーを取り付ければ、近くに人がいる時に気が付かれずに仕事ができる。マズルフラッシュや、硝煙を抑えられるので、連写しても標的を見失うこともなくなる。今回の仕事に最適だ。数本のマガジン、ホルスター、バックアップ用の携帯ナイフを追加して、全てを腰のベルトに取り付け。
数枚のコインで支払いを済ませ。
去り際に、ソムリエに声をかけられる。
『Good Hunting』

準備は整った!後は賞金の掛かる時間が来るのを待つだけ。ホテル内にあるバーにて、仕事の成功を考えながらバーボンを楽しみながら、時間が来るのを待つ。


[殺し屋っぽい] Gun & Story コンクール トップページ


2019/09/01

■関連レビュー

キアヌ・リーブス JOHN WICK 登場銃器解説 映画『ジョン・ウィック』 登場銃器解説

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』 登場銃器解説 映画『ジョン・ウィック:チャプター2』 登場銃器解説