トレーサーの魅力 フルオート・トレーサーと蓄光弾の紹介

トレーサーの魅力 フルオート・トレーサーと蓄光弾の紹介

トレーサー、日本語訳では曳光弾(えいこうだん)と呼ばれる弾がある。これは弾丸の内部に特殊な発火薬を内蔵し、発射と共にこれが発光し、光跡を描くように弾道が確認できる弾薬のことだ。

曳光弾(えいこうだん)
戦車砲や重機関銃のような大口径のものから、ライフルやピストルといった、小口径のものまで様々なサイズの曳光弾がある。実際の銃弾はとても速く、一般的には肉眼でその弾道を確認することができない。したがって、トレーサーを使用することで、昼夜関わらず、その弾道・着弾の様子が一筋の光となって確認できる利点がある。

この曳光弾をエアガン用にBB弾で再現したものがトレーサーと呼ばれるアイテムだ。
トレーサーは専用の蓄光BB弾と、サイレンサー型のトレーサーユニットを使用する。

トレーサーの仕組み
発射された蓄光BB弾がトレーサーユニット内を通過、センサーに感知されると同時に、発光ユニットがカメラのストロボのようにフラッシュし、蓄光BB弾に照射する。すると、光を蓄えた蓄光BB弾が発射され、光跡を描いて飛んでいくという仕組みだ。

まるでマズルフラッシュ
正面からみると、撃った瞬間にトレーサー内部で発光した様子がまるでマズルフラッシュのよう。

おススメのトレーサーユニット

お勧めするトレーサーユニットは2種類。ひとつ目は東京マルイのNEWフルオート・トレーサー
東京マルイのNEWフルオート・トレーサー
NEWというくらいだから旧タイプもあった。旧型はプラ製で銃本体への装着も不便なものであったが、新型ではアルミ製アウターケースに変更され、取り付け部もM14逆ネジ対応の金属製となり強度を増した。
現在国内で普及するもっとも一般的なトレーサーだろう。なお、フルオートの連射でもストロボが途切れないということで、フルオート・トレーサーと呼ばれている。

スイッチ
取り付け部横に小さなスイッチがある。押し込んでオン。もう一度押せばオフとなる。また説明書によるとオンにしていると常に電池を消耗しているようで3~4時間で電池が切れてしまうそうだ。

アウターケースを取り外す
電池を入れるにはまずアウターケースを取り外す。アウターケースにはローレットが刻まれ、回しやすくなっている。

本体先端のキャップ
本体先端のキャップを取り外して電池を交換する。単四電池を4本使用する。キャップを落として紛失しないように注意しよう。

端子が腐食
キャップ裏の端子が腐食すると通電しなくなるので、紙やすりなどで磨いてピカピカにしておこう。

総重量は169g
電池を入れた総重量は169g。全長は132mm、37mm径。なお、次世代電動ガンのHK416D、デブグルカスタムにはトレーサー付属のスペーサーを使用しないとしっかり取り付けられない。

もうひとつのおススメが台湾ACETECH製のAT1000。いまチーム内でも最強と評価の高いトレーサー。
ACETECH製のAT1000
台湾ACETECH製のAT1000。紫外線ストロボを搭載し、従来の3倍の明るさでBB弾を発光させることができるという触れ込み。紫外線なのでマズルフラッシュも控えめなのが〇。単四電池4本で10万発以上の発射が可能。1800rpm(秒間30発)の連射に対応。30分で自動パワーオフする機能、

フロント部にはプラ製のキャップ
アルミケースで、フロント部にはプラ製のキャップがハマっている。このキャップ、デザインはカッコいいが、固定されておらず、外れはしないがクルクル回ってしまうのが難点。気になる場合は接着しておこう。

取り付け部はもちろんM14逆ネジ仕様。電源スイッチはマルイ同様に取り付け部横にあるが、パイロットランプとなっていて、電源オン時にはグリーンランプで1秒おきに点滅する。また電池残量が減ってきた場合にはオレンジで、さらに減った場合は赤で点滅し、自動で電源オフとなる。また30分なにも弾が発射されない場合は自動パワーオフとなる機能もある。

単四電池4本で駆動
単四電池4本で駆動。マルイのようにキャップがなくダイレクトに電池をセットできるので使いやすい。

総重量は187g
電池を入れた総重量は187g。全長155mm、37.5mm径。なお、AT1000も取り付け面がフラットなので、銃によってはガスブロックなどが干渉する場合がある。

収納ポーチ
ベルトループ付きの収納ポーチが付属する。

ACETECHのほうが23mm長い
マルイとACETECHの全長比較。ACETECHのほうが23mm長い。もちろん短いほうが取り回しが良いが、気になるほどでもない。ちなみにAT1000のOEMとして弾速計で有名なXCORTECHからも同様の製品が販売されている。

 

蓄光弾の種類

曳光弾のようなオレンジ
蓄光BB弾はカラーが一般的なグリーンと、実銃の曳光弾のようなオレンジの2種類ある。好みで選んでよいが、オレンジより緑のほうが明るく発光するので入手性も良いグリーンを選ぶユーザーが多い。

NEW 発光BB弾
東京マルイのNEW 発光BB弾。重さは0.2g。1000発入りで定価は1,000円(税別)。ノンバイオなので屋外フィールドでは使用できない。カラーはグリーンのみ。

BLSの蓄光BB弾
BLSの蓄光BB弾。写真の0.2g、プラBB弾(2000発)は1620円。その他バイオBB弾もラインアップする。またBLSではオレンジカラーもあり、重さも0.12gや0.25gなども販売されている。

G&G BIOトレーサーBB弾
G&G BIOトレーサーBB弾。重さは0.2g。1000発入りで1,512円。バイオBB弾なので少し割高になるが、屋外でも使用できる。

これらのブランド以外にもバトンやCYC、エクセルなどからも蓄光BB弾が発売されている。

 
 

トレーサーの明るさ比較

今回、マルイとACETECHのトレーサーで、マルイ、G&G、BLSの三種の蓄光弾を試してみた。
まずはその模様を動画でどうぞ。

ACETECH AT1000が映像でも圧倒的な明るさ
ご覧の通り、ACETECH AT1000が映像でも圧倒的な明るさだということが分かる。肉眼だとひときわ明るく感じる。 BB弾はBLSのノンバイオが最も明るく、AT1000+G&Gバイオ弾では僅かだが暗くなる。バイオ弾は素材の関係からかノンバイオに比べて少し暗くなる傾向があるようだ。続いてマルイトレーサー+BLS弾、マルイトレーサー+マルイ弾の組み合わせの順で明るく感じた。
価格的にはマルイもACETECHも実売7,000円強と言ったところでそう大差ない。そういう意味ではAcetechのトレーサーはかなりコストパフォーマンスが高い。

ACETECH AT1000 スーパーシャイン フルオートトレーサー

トレーサーの長所と短所

トレーサーは弾道が良く見えるので暗いところでの弾道補正に便利。また発光したBB弾が敵にヒットした際に、相手に着弾を意識させやすいというメリットもある。
撃たれるほうからすると、6mmよりも大きめの光る球体がヒューンと飛んでくるのでかなり緊迫感がある。
しかしながら、逆に敵から自分の位置がバレてしまう可能性もある。

普通のBB弾より割高な蓄光BB弾を使用
専用のトレーサーユニットと、普通のBB弾より割高な蓄光BB弾を使用しないといけないが、ナイトゲームやインドアではそれほどBB弾をバラ撒く戦い方はしないだろうから、コストの点についてはそれほど短所とはならないだろう。

ハンドリングや機動力を低下させるほどではない
電池を内蔵したトレーサーユニットは普通のサイレンサーに比べたらやや重くなるが、それでもハンドリングや機動力を低下させるほどではない。

ちょっとした花火感覚で遊べる
弾道を目で追えることはもちろん、暗所でのゲームにおいてはまるでSF映画のブラスターを撃っている感覚で気分が盛り上がるし、ナイトビジョンで見るとまさに戦場映像そのものの雰囲気。夏場のナイトゲームではちょっとした花火感覚で遊べるとても楽しいアイテムだ。サバゲーマーなら一本は持っておきたいおススメのアイテムと言える。

2017/04/21

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