横田基地 友好祭 2009 フレンドシップデー

横田基地 友好祭 2009 フレンドシップデー パート3

[パート1] [パート2] [パート3]

いよいよ、パラレスキューの武器展示を紹介。
今年も昨年同様にパラレスキューの展示があった。ただ、今回もたくさんの人で賑わっており、ブースに近づくことすら困難なほどに人が集まり、すべての展示銃をじっくり撮影するどころの状況ではなかったが、なんとか一部撮影に成功したものを掲載する。

M4A1カービン
パラレスキューのメインアーム、M4A1カービン。全体がフォレストグリーンに塗装されている。

M4は結構重いパラレスキューの隊員は軽々持つが、グレネードランチャー付きフル装備のM4は結構重い。
コルト純正のフルオートバージョン
ロアレシーバーはコルト純正のフルオートバージョン。
AN/PEQ-15サイドレールにはAN/PEQ-15 赤外線レーザー照準機を装備。
Elcan SpecterDRElcan SU230(SpecterDR) - 1x/4x Red Dot Combat Sightが搭載されている。$2,000もする高級スコープ。
バッテリーを内蔵し、レティクルが光る。
SU230はSpecterDRのUSSOCOM採用品でレティクルは民生品とは異なるようだ。
Elcan SpecterDR レティクルElcan SU230(SpecterDR)のレティクルはトリジコンのACOGのような垂直線に水平線ゲージが何本か入っているタイプ。
これをARMSのQDマウントでレシーバートップレールに装着。BUISはなし。
QDサイレンサーQDサイレンサーも装着されていた。
クレーンストッククレーンストック。

あー、もう、このまんま持って帰りたいw!!
レールナンバー
RASのトップレールには綺麗にレールナンバーを残してある。もともとこういう仕様のRASがあるのかな?

フロントサイトフロントサイトはオーソドックスなデルタポスト。
ボルトキャリアエジェクションポートカバーの裏と、ボルトキャリアを見る限り、あまり使用された形跡はなくほぼ新品のM4A1カービンを展示したようだ。
M203グレネードランチャーRASのボトムレールを取り外して、M203グレネードランチャー装備している。

M9ピストル
米軍制式拳銃であるM9ピストル。イタリアのベレッタM92FSのミリタリーバージョンだ。
グリップにはCTC(Crimson Trace Corporation)社のレーザーグリップが装着されている。
レーザーデバイスグリップの右側面上側にレーザーモジュールが仕込まれており、こんな感じでレーザーが点灯する。
オンオフのスイッチはグリップ左側面にある。
CTCのグリップ
CTCのグリップはなかなか握り心地がよい。

M9 ホールドオープンホールドオープンしてみる。

M9 ファイアリングピン周り
ファイアリングピン周り。
M9 スライド上部スライド上部。
部品番号の刻印ハンマー左側面には去年の展示物とは異なり、部品番号の刻印があった。
M9 フィーディングランプフィーディングランプ。
コルトM1911A1ガバメント
お馴染みのコルトM1911A1ガバメント。
左の刻印左の刻印はかすれてほとんど見えない。
ガバ オールドオープンオールドオープン。
やっぱり実銃のリコイルスプリングは重い。
ファイアリングピン周りファイアリングピン周り。
結構錆びているし、リアサイトもちょっと欠けているのがリアルというか。

M240B機関銃
M240B機関銃。7.62mm×51 NATO弾を使用する。Elcanの4倍スコープを搭載している。

M14 EBRM14 EBRライフル。
これも7.62mm×51 NATO弾を使用する。
Leupold M3スコープを搭載。
レミントン M870ショットガン
レミントン M870ショットガン。BLACKHAWK!のKNOXX BREACHERSシリーズ、SpecOps NRS Shotgun Stockが装着されている。光学照準器はAimpoint COMP M2。
M4カービンF-22を警備する空軍兵士。
その背中にはM4カービンが。しかもAN/PEQ-2が装備されている。

ちなみに、この迷彩服はABUという米空軍オリジナルの迷彩柄。陸軍のACUと色味が似ているが、パターン自体はベトナム戦争時代のタイガーストライプ迷彩によく似ている。
バースト仕様
ロアレシーバーはバースト仕様。レシーバートップレールにはMATECHのBUIS(バックアップアイアンサイト)が装備されている。しかし、この警備兵のM4はところどころ錆びているなぁ。
AN/PEQ-2レーザー照準機レールハンドガードにはAN/PEQ-2レーザー照準機を搭載。
しかしフロントサイトは錆び錆びだ。
珍しい形状のレール
このレール、ちょっと珍しい形状。GG&GのAR15 Tactical Forearm Non-Free Floatingを使用している。

ハンドガードに直接AN/PEQ-2樹脂製のハンドガードに直接AN/PEQ-2を搭載している兵士もいた。
サファリランド社のレッグホルスター警備兵はハンドガンの使用率も高い。
見かけた兵士のすべてがサファリランド社のレッグホルスターにM9ピストルを差していた。

ベレッタPx4がないかと必死に探したがなかった。何人かの兵士にも聞いてみたが、そんなの知らない、とのこと。


陸軍の米陸軍特殊部隊 第一特殊作戦群 第一大隊、昔で言うところのグリーンベレーだが、今はマルーンカラーのベレー。
ACUの戦闘服にタンカラーのブーツという構成。

マット・デイモン似
マット・デイモン似の特殊部隊兵士!?。映画「ボーン・アイデンティティ」が観たくなった。

第10山岳歩兵師団出身彼は第10山岳歩兵師団出身。
イラクにも2年ほど行っていたそう。
ゲートの警備兵ゲートの警備兵。
お疲れ様です。


ABUを着る空軍兵士の足元はフォレストグリーンのブーツ。Belleville 600ST ABU Sage Green Hot Weather Safety Toe Boot。
航空自衛隊のオリジナル迷彩服航空自衛隊、府中基地からは軽装甲機動車が展示されていた。内部も開放されていて、装甲の厚さも確認することが出来た。軽装甲車

また、ケブラー繊維素材である戦闘防弾チョッキ3号や88式鉄帽も展示されていた。
戦闘防弾チョッキ3号
右の隊員は航空自衛隊オリジナル迷彩の野戦服を着用している。キャップのADOGはAir Defence Operation Groupeの略だとか。
78th AVIATION BATTALION
座間駐留の78th AVIATION BATTALION(米陸軍 第78航空大隊)パッチ。

USミリタリーTVUSミリタリーTVの兵士も取材に追われていた。
肉やっぱり友好祭は肉を食べないとね。
かき氷そして間にかき氷を食べて...。
ホットドッグそしてホットドッグを食す。太る。

今年はF-22 ラプターを見る事ができて本当によかった。パラレスキューの武器展示もだんだんグレードアップしているし、警備兵も今年からAN/PEQ-2が装備されるなど、徐々に装備が良くなって面白い。ウェア類も年々変わっていて楽しい。
昨年は雨で大変だったが、今年は曇りと晴れ間も見えて撮影には絶好の天気だった。それでも帽子と日焼け止めは必須。
さて来年はどんな装備が見られるだろうか? 今からワクワクする。

[パート1] [パート2] [パート3]

2009/8/23

■関連ページ
 2008年 横田基地 友好祭 レビュー
 2007年 横田基地 友好祭 レビュー

東京マルイ M4A1 SOCOMカービン 東京マルイ M4A1 SOCOMカービン

東京マルイ SOPMOD M4 東京マルイ SOPMOD M4

KSC U.S.9mm M9 07ハードキックHW KSC U.S.9mm M9 07ハードキックHW

東京マルイ M1911A1 コルトガバメント 東京マルイ M1911A1 コルトガバメント

マルゼン CA870ストック マルゼン CA870ストック