ショットショーJAPAN 2015 春 ぶらり一人歩き
レポート:戸井 源太郎
日本最大のミリタリーショー、SHOT SHOW JAPANが5月30日(土)~31日(日)に大阪・心斎橋のサンボウル地下1階催事場で開催されました。
先日、発表されたばかりの東京マルイの驚愕の新製品、AA-12が大阪でも展示ということもあり、一番乗りの人は午前5時40分から並んでいたそうです。
30日(土)の入場者数は1,300人、31日(日)は1,100人で、合計2,400人は春のSHOT SHOW JAPANでは最高入場者数を更新したそうです。特に土曜日は入場制限もされるほどの大盛況でした。
東京マルイ
2週間前に静岡ホビーショーで発表されたばかりの電動ショットガンのAA-12が、大阪で初お披露目されました。夏発売予定で、気になる価格はスタンダード以上、次世代未満とのことです。
電動ショットガンAA-12は完全新規メカボックス搭載で、3バレル式のフル、セミ射撃が可能です。プラボディで一見して軽そうですが、重量は4.2kgもあります。しかし重量バランスがよいためか思ったほど重いと感じませんでした。
静岡ホビーショーでも展示されていたシースルーモデルです。完全新規のメカボックスということがわかります。その中身もどうなっているのか非常に気になります。
右は標準の90発のボックスマガジン。左の3,000発のドラムマガジンは東京マルイ初の電動給弾マガジンです。単4電池を4本使用するそうです。
発売が待ち遠しい! 東京マルイ初の長物ガスブローバックガンのM4A1 MWS。
ブローバックメカを全面的に刷新していたため、発売までに時間がかかったそうです。
こちらも2015年夏予定で、現時点では価格も未定とのことです。
AA-12とどちらが先の発売かは、まだわからないそうですが、発売は近いそうです。
静岡ホビーショーで発表されたばかりのガスブローバックU.S.M9。米軍採用拳銃ということもあり、人気の高い機種だけに発売が楽しみです。価格、発売時期はまた未定です。
シューティングレンジではAA-12の射撃デモが行われました。
秒間10発×3バレルで秒間30発のBB弾を発射できます。90発のボックスマガジンだと約3秒で撃ち尽くす計算です。3マガジン分を連射すると的の中心には大きな穴が開く圧倒的な火力でした。
タニオ・コバ
現在開発中の新モデルガン、GM-7.5、COLT'SMKIV SERIES'70が順調に進んでいます。
コバ社長が手にするのは、GM-7.5だけでなく各メーカーの1911と共用できる新製品のシームレスマガジンです。こちらは3,000円で先行販売開始です。
L.A.ガンショップ
中古のガン、光学サイト、パーツなどをユーズド中心に展開していました。意外なものが意外な価格で販売されていました。
ソ連の暗視サイトの実物が格安で販売されていました。機種名、詳細はよくわからんとおっしゃっていました。第1世代ですかね?
S&Graf
ウエアからブーツとオリジナル商品を格安で販売していました。
旭日旗の財布はなんと500円でした!
HEAD 19.50
インナーバレルやスプリングなど各種カスタムパーツ、アクセサリーパーツで有名なHEAD 19.50さん。今回は「MAC10をUZIっぽくする」ということで簡単に装着できる木製ストックを製作。15,000円くらいで近日発売とのことです。
モデルショップPAPA
システマ トレポンの専門ショップで新品、中古を取り扱っています。
実物のレイルハンドガード、グリップなどアクセサリーもマニア向けのものを多く扱っています。
OPバレル
WA、トレポン用のスチール、ステンレス製アウターを製作しています。
WAのフルカスタムモデル。載っている機器も実物で総額130万だそうです!!
Gunsmithバトン
オリジナルBB弾、リポバッテリーで大阪初参戦です。
VALOR TARGETも大人気で売れているそうです。当日は注文をとって、特別価格で送料無料で発送していました。
トリイガレージ
米海兵隊の実物装備を扱っているトリイガレージさん。こちらもSHOT SHOW JAPANは初出店だそうです。実物の階級章、き章の品揃えはすごいです。
実物新品のUSMCのベストが2,800円というのは、かなりお買い得ではないでしょうか。
ガナーズギア広島 & K.G.W.
ガナーズギア広島さんはミニミのベルトリンクのライブカートリッジ電動ガンを製作しネットで公開している方らしいのですが、残念ながら急用で欠席でした。K.G.W.さんは関西でプロップガンの仕事されているそうで、仕事用のガンではなく、各種中古ガンを販売していました。
9mmCOLTことMGC パナマのモデルガン、その上はスーパー9のむげんカスタムと昔懐かしいガンを販売していました。もちろんスーパー9は銃刀法内にデチューン済みです。
オプションナンバーワン
リポバッテリー、BB弾なども販売しているオプションナンバーワンさんも今回が初出店です。元々ラジコン関係のメーカーとのことで、バッテリーについては豊富な知識があります。
電動ガン用ブラシレスモーターシステムも鋭意開発中です。耐久性や回転効率に優れて、燃費もよいとのこと。スタンダードAKタイプと次世代タイプが今夏発売予定で、予価12,800円(税別)だそうです。
サムズミリタリ屋
今回はナチスドイツ軍などのオリジナルマグカップが勢ぞろいです。全部で何種類あるのでしょう?
フルコンプリートしたくなります。
LOONG JAPAN
中華製の各種パーツやアクセサリーを扱っています。
中央即応連帯(CRF)のマークのパッチを販売していました。
NOVEL ARMS
自社ブランドのシュアヒットシリーズのスコープ他、ESS、エイムポイント、エルカンと豊富な品揃えのノーベルアームズさん。
ESSアイウエアとセラコート™の日本限定コラボレーションモデルを展示していました。こちらはESSの5Bです。
こちらはESSクレディエンスです。
このセラコート™モデルはどちらも29,000円で、6月10日発売ということです。
単色塗装ではなく、セラコート™によるカモフラ塗装になっており、大変手間がかかっております。カモフラ塗装もその色合いも渋くて、カッコいいです。
人気のCOMBAT T1のクリス・コスタ氏のサイン入りの限定バージョンがありました。これは貴重な逸品です。
ウィリーピート
BLACK HAWK、サファリランドの日本代理店のウィリーピートさん。使っていただければ、本物のよさをわかっていただきたいと力説されていました。
ミリタリーストア FOURSTAR
海外製電動ガンを各種取り揃えるFOURSTARさんでは、話題の64式小銃、M4系、WWII時モデルなどがイベント特価にて販売していました。
人気のSVDもエアコッキング、電動ガンと取り扱い。エアで14,000円、電動で20,000円と超特価でした。
DSI Club
SHOT SHOW JAPANを主催しているDSI Clubさん。ライトやナイフ、警棒などLEも実際に使用しているタクティカルグッズを多く取り扱っています。
特にお勧めは左のNITECORE MH12は1000ルーメンで4段階調光、USBから充電もできます。
右はFIRSTLIGHT TORQ LEはグリップつきで、ハンドガンと一緒に構えることもできます。ヘッド、グリップは可動し、電池は単3電池を2本使用します。
関西ヒストリカルイベント
関西方面でヒストリカルゲームを主催しているサークルです。イベント告知や過去イベントの動画で広報活動していました。ドイツ軍装備がすごく決まっています。
NPO法人 防衛技術博物館を創る会
民間による戦車博物館創設を目指す団体のブースです。
現在、日本初の量産四輪駆動車、九五式小型乗用車、通称「くろがね四起」レストア費用のための「支援Tシャツ」を販売していました。
ハンマーズ
AK系のカスタムで有名なハンマーズさん。今回の目玉はA&K PKMベースのカスタムガンです。
明日香縫製
アフガンの民族衣装のカミースやオリジナルパッチで有名な明日香縫製さんでは、昔懐かしいカネキャップを使うピストルのセットを販売していました。
カネキャップピストルの専用ホルスターを販売していました。
サージェンツハート
ダミーカート専門ショップです。ダミーカートを利用したキーホルダーやネックレスも製作しています。
ハンドガン、ライフル、ショットガンと各種弾丸のダミーカートが揃っています。
アドベン
1960年代に発売されていたモデルガン、というか文鎮です。金属製ではありますが、トリガーも一体型となっており可動はしません。
タクタクマ日本橋店
人民解放軍、ソ連など共産グッズを中心に珍しいものを扱っていました。
カッサム旅団
中東イスラム系のレアなグッズをオリジナルで製作しています。
ハマス他、イスラム組織のオリジナル缶バッチが新製品とのこと。
コンバットマガジン
発売されたばかりの最新号の他、ムックなど販売していました。
SATマガジン
乙夜さんと今回も元現役海兵隊のリース軍曹。 トークショーや米海兵隊の模擬訓練もありました。乙夜さん、目を怪我されたのかと思ったら『ヨルムンガント』のバルメのコスプレなのだそうです。
直径1cmくらいのグミ状の弾を発射する14歳以上用の電動ガンM4-STORMを販売していました。おもしろそうなトイガンです。
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