第56回 全日本模型ホビーショー 東京マルイ新商品を予想する!!

2016年9月23日から25日まで東京都のビッグサイトにて開催される「2016 第56回 全日本模型ホビーショー」の東京マルイ新製品を予想します。

さて、毎年恒例の秋のホビーショーが来週開催されます。今回は東京マルイ公式サイトでのティザー広告はなく、イベント告知のみとなっていますが、ハイパー道楽独自の新商品予想をしてみましょう。

まず、現時点で直近発表済み、未発売の商品をおさらいします。


M40A5 ボルトアクション コッキングエアガン。米海兵隊制式採用のライフルです。静岡ホビーショー発表時、2016年夏発売予定となっていましたが、期待値が高く、年末商戦に発売というのが現実的と思われます。


CQBR ブロック1 ガスブローバック。M4A1 MWSの10.3インチバレルバージョン。こちらは2016年秋とアナウンスされていました。冬の商品としてはやや不利と思われますので、2017年春くらいの発売と予想します。


サムライエッジ スタンダードモデルHG　スペシャルカラーバージョン。バイオハザード20周年記念の限定モデルですね。11月発売と発表されています。


HK45タクティカル ガスブローバック。こちらも2016年秋発売予定となっていましたが、ずいぶん長い期間アナウンスされています。もともとコンセプトモデルとして展示されたこともあり、ベースのHK45の売れ行きも関係しているでしょう。果たして発売されるでしょうか?


同じくガスブロではHK USPが制作中ということでモックアップが展示されています。
ガス圧の低下する秋冬にガスブロの発売は売れ行きの問題から敬遠されがちですが、今回のホビーショーで正式発売となるでしょうか。こちらも発売済みのUSPコンパクトで十分、とする向きもあり、発売に至るのか怪しいところです。

さて、ここからが完全予想の領域に入ってまいります。通常、マルイの新商品は夏がガスブロ、冬が電動ガン、というパターンが多くなります。また、年末商戦重視という視点からマルイの主力である電動ガンの大物が発表されやすいタイミングでもあります。
2010年以降の新商品発表時期を以下の表にまとめてみました。

※10禁、モックアップ除く

この傾向を踏まえると、秋のホビーショーでは、次世代電動ガン、ハイサイクル電動ガン、ガスブロハンドガンの発表が確率高そうです。

ではどのようなモデルが発表になるのか!? 具体的に予想していきましょう。

SIG MCX。マルチキャリバーのアサルトライフルです。2015年に発表の最新モデルです。


SIG MPX。こちらは拳銃弾仕様のサブマシンガン。コンパクトさがウリの2014年モデルです。ハイサイクル電動ガンに似合いそうなスタイルです。


FN SCAR PDW。5.56mm弾の超ショートカービン。CQCがすでにあるのでニーズがあるかどうか微妙ですが、リコイルショックをオミットしたハイサイクル電動ガンとして発売されたら面白いんじゃないでしょうか。


レミントンACR。いわゆるMASADAです。これも意外と人気がありますよね。


H&K G28E。マークスマンライフル系もありえますよね。M110やMk12なども狙撃銃としては人気どころです。


HK416A5。マルイはタンカラーモデルを定期的にリリースしますので、形状は従来同様だとしても、HK416Dのカラーバリエーションとして発売する可能性は高いと思います。


KRISS ベクター。コンパクト電動ガンとして発売する可能性はあり得ます。ただし、クライタックから年末リリース予定なので確実に真っ向勝負となってしまいますが...。


ベレッタARX。ポリマー製のアサルトライフルですが、実銃も人気があるとは言いにくいので、可能性は薄いですかね。


H&K MP5。MP5も根強い人気があります。次世代電動ガンは発売する気が無いようですが、M4系に続き、ガスブロでマルイから登場する可能性はあるのではないでしょうか?


ガスブロ長物と言えばAKMあたりがマルイから出たら狂喜乱舞する人も多いでは? 前述したように冬にガスブロ長物が発表される可能性は低いですが、MP7A1、M4A1とたら、AKが次に来そうな気がしませんか? AKってガスブロだと迫力ありますしね。


CMMG Mk47。AKと同じ7.62mm弾仕様のARクローン。モダナイズドAKやAKARといった流行のモデルや300BLKを使用するコンペティションライフルなども可能性があるのではないでしょうか?


デザートテック SRA-A1。M40A5が発売直前なので、ボルトアクションエアガンはしばらくないとは思いますが、ブルパップ方式の魅力的なスタイルですし、有力候補の一つではないでしょうか?


CRYE  SIX 12 SALVO。回転式弾倉を備えたリボルバーショットガンです。この写真のスタンドアローン型以外にもM4カービンなどにアンダーマウントできるタイプもあるので、発展的な商品ではないでしょうか? 構造としては新規だとM320A1の12番ゲージタイプと言ったライブカート散弾などが期待できますね。あるいは従来のショットシェル型30連マガジンを6個使用し、180発装填を3本バレルで同時発射という機構も面白そうです。

さて、ここからはハンドガンのモデル予想になります。

ベレッタM9A3。バイオハザード20周年モデルのM9タンカラーが11月発売予定ですので、可能性は薄いですが、最新のベレッタを希望するユーザーも多いのではないでしょうか。


HK VP9。H&Kの最新ストライカー式ポリマーフレームオート。P30がなかなか出ないので、こちらがモデルアップする可能性もありますが、HK45との差別化が難しそうです。個人的には今一番欲しいガスブロハンドガンですが。


HK P30L。ジョン・ウィックが使っている拳銃なので、こちらも可能性はあります。


FNX-45タクティカル。FNの拳銃というと5-7くらいしか日本でありませんが、このタクティカルなごついスタイルが好きな人もいるでしょう。


グロック19 Gen4 MOS。もういい加減、そろそろだしましょうよ。マルイさん!!


SAI グロックカスタム。実銃ではミニドットをスライドに載せるのがここ数年の流行です。ガスブロだと作動に影響を及ぼすので、電ハングロックのカスタムバリエーションとして登場しても良いかなと思います。サプレッサー装着可能なゴールドバレルに肉抜きされたカスタムスライド、スティップリングが施されたグリップ、削り込まれたトリガーガードなどなど、メーカー製のカスタム電ハンは確実にニーズがあると考えます。

まあ、今回は予想というよりは希望に近い感じですが、週末のホビーショー楽しみですね。

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