MOA 台湾 ぶらり一人歩き 2019年12月 パート1
2019年12月13日(金)～15日(日)に台湾新台北市にある台北世界貿易中心(台北ワールドトレードセンター)で開催されたミリタリーイベント、MOA(Military Outdoor Airsoft Exhibision)のぶらり一人歩きレビュー。主催は台湾のミリタリー誌 QRF.mag。
【注】本海外イベントでは日本の法令に適合していない製品も含まれます。また、発売日、価格等は台湾をはじめとする海外市場でのものであり、日本市場向けのものではありません。
いまや世界のエアソフト市場を牽引する台湾。多くのエアソフトメーカーが台湾、あるいは香港を拠点とし、台湾や中国の工場で作られたエアソフトは北米、欧州、アジアなど世界中に輸出されている。
年に一度、台北で開催されるMOAショーは今回で三回目の開催。世界中からエアソフト関係企業が集まり、来年度の世界のエアソフトの動向を知るうえで欠かせない展示会のひとつだ。日本からも多くの輸入業者、製造業者が出展、あるいは視察に訪れている。
今回もMOA 2019を取材してきたので各社の新製品を中心に紹介していこう。
VFC
台湾のトイガンメーカー、VFC。
MK48 電動ガン。東京マルイからMK46が発売されたばかりだが、VFCからも7.62mm×51バージョンのMK48が2020年に登場する。
バッテリーはストックイン。7.62mm仕様なのでバレルが太い!!
フィードカバー上部にはマウントレイルが標準装備。
FN MK20
SSR。ガスブローバック。
ベルギーFN社のSCARをベースとしたスナイパーサポートライフルがガスブロでモデルアップ。
マガジン。
チークパッド、バットプレートの調整が可能なアルミ製ストック。
HOGUEスタイルのグリップが装着される。セレクターは実銃にはないフルオートポジションもあった。
フラッシュハイダー。
ガスブローバックコーナー。上からMP5A5、HK G3A3、FAL、HK G28 DMR。
MP5のホップ調節ダイヤルはバレルの根元にある。
FALはまだモックアップだったので、ハンドガードやストックは実物パーツらしきものが装着されていた。
KNIGHT'S ARMAMENT MK110。ガスブローバック。
MOD AVALON CALIBUR II PDW。電動ガン。VFCのカスタムブランドAVALONの電動ガン。ショートバレルにバッテリーインのPDWストックを装備。ブラックとタンカラーの2色。
MOD AVALON PRIME SAMURAI EDGE CQB。電動ガン サムライエッジのショートバージョン。
ICS
台湾のトイガンメーカー、ICSの新商品はCXP-ARK電動ガン。
モダナイズされた洗練のデザイン。
レシーバーカバートップにはレイルを装備。
ガスブロックやフラッシュハイダーもデザインが変更されている。
ストックは折り畳み式で6段階伸縮。チークパッド調節可能。またこのストック内にバッテリーをセット。
内部ユニットはMOSFET内蔵の電子制御ユニットSSS V3を搭載。電子トリガー、プリコック、電子バースト射撃機能がある。残弾確認窓のある多弾マガジンの装弾数は540発。
内部パーツにはICSのカスタムパーツブランド、神匠MASTER MODSが組み込まれる。
CES-P A5 S3。電子制御ユニットSSS V2搭載の電動ガン。装弾数230発。
CXP-MARS PDW9。ピストルキャリバーカービンスタイルの電動ガン。こちらもSSS V2搭載で電子トリガー、プリコック、電子バーストを搭載。セフティオンでプリコックリセットする仕組み。4インチのショートバレルにサプレッサー標準装備。カラーはグレーとブラック。
セレクター、マグキャッチ、ボルトキャッチはアンビ。
バッテリーはストック内にセット。
伸縮ボタンはストック底部。
ICSのMARS PDW9撃たせてもらいました。ゲームで使いやすそう。 pic.twitter.com/D5hnxUCwxV
— ハイパー道楽@20周年! (@hyperdouraku) December 14, 2019
MODIFY
台湾のトイガンメーカー、MODIFYの新商品はPP-2K(2000)のガスブローバック。価格は9000元とあったので、日本円に換算すると約33,000円ほど。
ロシアの特殊部隊が使用することでも知られるコンパクトSMG。パワーソースはCO2とグリーンガスを予定。
独特のデザインがカッコいい! 折り畳みストック装備。
コッキングレバーは左右から操作可能。
特殊な形状のセレクター。上からセーフティ、フル、セミのポジション。
マガジンはロング45発、ショート22発の装弾数。
限定でホワイトとピンクのレシーバーが発売予定されている。
LCT Airsoft
台湾のトイガンメーカー、LCT Airsoft。
ZK AEGシリーズのZP-19-01。電動ガン。モダナイズされたコンパクトAKピストルカービン。
マズルデバイス、ハンドガード、グリップ、ストックなどカスタムパーツで構成され実にゴツカッコイイ。
装弾数は50発×2本。
折り畳み、伸縮可能なストック。
同じく同電動ガンシリーズのZKS-74M。
LCK-16。電動ガン。全長は945/685mm、重量4.66kg。
電動給弾の樹脂製ドラムマガジンを装備している。装弾数は2000発。
LK-33A2。電動ガン。装弾数130発、全長920mm、重量4kg。
5.56mm弾使用のHK33の電動ガンはKSCが以前出していたが、こうなるとHK53もラインアップしてもらいたいところ。
MOA台北 パート2へ続く
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