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エントリー No.166

■エアガン 部門
■投稿タイトル:電動ガン「一〇〇式機関短銃 前期型」
■投稿者:別人の方の Y.A.S.

作品写真

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■コメント
日本軍の短機関銃「一〇〇式機関短銃」の電動ガンはこれまで何人もの人々が製作に挑戦し、その雄姿を世に出してきましたが、今回ご紹介する「一〇〇式機関短銃」の電動ガンもその中のひとつです。

この電動ガンはオーダーメイドでエアガンを製作するガンスミス(以下、M氏)の作品です。複数製作されていますので、その姿をサバゲやイベント、SNSなどで見かけた方も少なからずいらっしゃると思います。私も縁あってこの電動ガンの製作をM氏に依頼しました。

全体の形状は世間一般で言う「前期型」です。私の中での一〇〇式機関短銃はモデルガンの影響で前期型の印象が強いため、こちらを選択しました。史実での前期型は生産数が少なく、表舞台にはほとんど姿を見せなかったそうです。

大まかな仕様は以下の通りです。

全長:920mm

重量:2,600g(バッテリー、マガジン除く)

ベース:海外AGM製電動ガン「ステン Mk II」

外装:フルスクラッチ(アルミ主体、木材)

バッテリー:ストック内収納

ベースはAGM製ステン Mk IIですが、メカボックスとチャンバー以外にその面影はまったく残っていません。問題のあるトリガーシステムはスイッチ部分を一新して改良しています。同じく問題のあるホップアップシステムも改良され、調整がしっかり機能するようになっています。初速は0.2gで平均83m/sです。

外装素材はアルミが主体で、ストックはリアルウッド、部品はすべてM氏によるフルスクラッチです。構造の関係でデフォルメしている部分もありますが、それに合わせて全体も調整されており、個人的にはそれほど大きな違和感はない印象です。

マガジンは東京マルイ製MP5用のものを採用しています。マガジンの調達が容易です。マガジンが横付けという構造上、ノーマルマガジンの使用が推奨となっています。

バッテリーはストック内に収納します。射撃はフルオートのみですが、バーストコントロールユニットを入れるスペースがありますので設定をすればセミオート戦にも対応できます。

各部品は極力分解できる構造となっており、内部で問題が起きた際のメンテナンス性も高いです。

史実的な装備では限定されw使いにくい一〇〇式機関短銃ですが、それらを割り切ってサバゲで使用する際は小銃より火力に優れ、軽機関銃より軽量で、取り回しも良くとても頼もしいです。

さあ、一緒に前進しましょう!



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