フラッグ戦でのスポーツマンシップ?


フラッグ戦で敵フラッグまで到達したにもかかわらず、フラッグゲットせずに敵を殲滅し続ける事はあり?無し?

 

先日のゲーム会でチーム内でも意見が分かれたこの疑問。それではフォロアーの皆さんに聞いてみようということで、ツイットしたところ、いくつかご意見を頂きました。

そしてそのご意見が実に真っ二つに分かれていたのも興味深いですね。

 

まず、無しと答えた方のなかに、
「ヒットされてセフティで待っている人のために早くゲームを終わらせてあげたい」というものがありました。
実に仲間思いの意見です。

 

有りと答えた人の中には

「ルールに反してはいないのだから、何ら問題ない」
というものです。

1ゲームの制限時間は決められていますし、フラッグをどのタイミングで取るかはプレーヤーに委ねられています。

また、フラッグの走り押しを禁止しているフィールドもあるので、フラッグ周辺をクリアしつつ、その流れで敵チームの背後から殲滅したくなる気持ちもわかりますね。
むしろそれがゲームの醍醐味という方も何人かいらっしゃいました。

私が一番いいなと思ったご意見は、

です。

フラッグ戦ということは敵チームも味方のフラッグを狙って侵攻しています。
フラッグゲットを躊躇して、逆に敵にフラッグを取られてしまうリスクも十分に考えられます。
フラッグを守っているプレーヤーからすれば一刻も早く敵フラッグを取ってほしいという気持ちになりますね。

スポーツの試合でよくいやらしい戦い方をして勝つ、みたいなことがありますよね。勝負事の世界はシビアなのでそういったことも有りなのでしょうが、サバゲーはレジャーの側面もありますから、あまり徹底的にやり込めるというのも違う気もします。とくに定例会では。

結論としては、

フラッグ戦はフラッグ周辺の敵をクリアしたら、速やかにフラッグを取って勝利するのが理想的だが、負けるリスクがあることを承知したうえで、制限時間の範囲で敵を殲滅しにいっても構わない。

つまり、その判断はその時点で戦っているプレーヤーの裁量で行ってよい、くらいの自由度があっても良いかと思います。
ただし、正攻法の戦い方ではないので、味方からは嫌がられるかもしれませんが…。

フィールド定例会の場合、不特定多数のプレーヤーが集まりますから、必ずしも意思が統一されるわけではありません。
ですので、味方オフェンスが殲滅しに行っても、あるいはすぐにフラッグを奪取してもそれは文句のつけようがないのかなと思います。

多くの人にたくさんのゲームを遊んでもらいたいフィールド側からすると、早くゲームを終わらせてどんどん回したいという気持ちもあるかもしれませんが、それは戦い方の問題なので、フィールドが決めることではなく、プレーヤーの自由意思に委ねられている問題ということなのだと思います。