ATPF ETクラス参加への準備

前回はATPFのET(エントリー)クラス参加に必要な道具についてご説明しました。
今回はシューティングをする際に気をつけることの解説をします。

どんなスポーツにでも言えることですが、安全性に対する決まりが重要視されます。
シューティングの場合では、誤射しないように万全をつくすことが求められます。

アイプロテクション

シューティングレンジに入るとき、あるいは弾速チェックのときは安全のためグラスは外さないようにします。
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アイプロテクションといわれたらグラスを外さないようにしましょう。

アンロード

エアガン、マガジンは別々にして持ち運びます。
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エアガンにマガジンが入っていない状態をアンロードといいます。
エアガンの持ち運びは基本的にアンロードでおこないます。

スタート位置について、RO(レンジオフィサー:審判)が「ロード・アンド・メイクレディ」と言うまでガンおよびマガジンはガンケースに入れておきます。
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マズルコントロール/ローレディポジション

スタートするとき、構えは銃口を約45度下に向けます。
これを45度ローレディポジションといいます。
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よくある構えですが、銃口を上向きにするのはNGです。
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また、銃口を下に向けすぎるのもNGです。
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始めのうちはどうしても銃口を上や下に向けてしまいがちです。

 

マズルコントロール/180度ルール

銃口の左右方向への動きは右90度、左90度まで。
通称180度ルールといわれています。
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通常、左右のターゲットを狙うときにはそれほど問題になることは少ないです。

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しかし、ATPFはアクティブシューティングなので前後左右に動く必要があります。
このとき自分の進行方向に銃口が向いてしまいがちです。
後ろに動くときなどは特に銃口の向きに気をつけましょう。

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フィンガー

ターゲットを狙っていないときは必ずフィンガー(人差し指)をトリガーガードから出しておきます。
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トリガーガードからフィンガーを出すときはフレーム側に指を持ち上げるようにするとアピールになります。
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このへんは慣れが必要ですので、すぐにはできなくても仕方ありません。
まずは暴発させてケガしたりケガさせないことを心がけましょう。
そのうえでマナー、安全対策としてカラダにおぼえ込ませるようにしましょう。

第1回 ATPFを手始めに、シューティングへ参加しよう!


baba馬場 飛

2005年よりサバイバルゲームをはじめる。
2007年よりシューティングへの参加をはじめる。
2008年よりIAPSジャパンオープンへの手伝いを手始めにイベントへのスタッフ参加をはじめる。
(東京ミッション、アンリミティッド、IAPSジャパンナショナルなど)
国内メーカー様の知己を得、海外メーカーまたは海外イベントオーガナイザーとの渉外、海外販売ルートの調整などを行う。
現在、ATPF KT2にてサブインストラクター担当。

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