ポケットに入っちゃうサブマシンガン

小さく折りたたんで、ポケットにしまえる程度の大きさになってしまうサブマシンガン「FMG-9」の動画です。

おー近未来的~って感じですが、意外と歴史は古いのです。

そもそも、サブマシンガンを折りたたみ、箱型の物体にカモフラージュするという発想の始まりは、1980年代にさかのぼります。

テロ犯罪などが問題となり、いつどこで犯罪者が襲ってくるか分からないその時代、携帯性と隠匿性に優れ、なおかつある程度の火力を備えた銃、「FMG」が登場しました。

F(フォールディング)・M(マシン)・G(ガン)。略して、FMGとなります。

開発者はユージン・ストーナー氏。あの名作アサルトライフル、M16の生みの親です。

それからというもの、この「折りたたみ式サブマシンガン」というアイデアの歴史が始まりました。

ユージン・ストーナー氏のアレスFMGを始め、
ロボコップにも登場したUC・M21、
ロシアのPP90、そのプロトタイプ「ゴブリン」。

そして、2000年代に入りこのFMG-9がマグプル社から登場しました。この動画の銃です。開閉の点で、より俊敏性に優れています。

2009年には、開発者のアメリカ・マグプル社と皆様もよくご存じの日本のKSC社との共同開発で、フォールディング・ポケット・ガンこと「FPG」がトイガンで発売されました。

実銃の重量は500グラムと大変軽量です。
全長は、長さ拡張時で503㎜、折りたたみ時で262㎜。

KSC社のFPGと全長に関しては同じですので、お持ちの方は同じ大きさだと思ってください。

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